精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

東京イナンナツアー 7 木漏れ日

東京を調査している時、たまたま、アメリカから東京に滞在していた読者の方と、会う機会があり、一緒に都内の神社をまわりました。

ここも、とても大切な所なのですが、詳しいことは、いつか別の機会に書こうと思います。

行ったのは、「亀岡八幡宮」でした。

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その境内の摂社、「茶ノ木稲荷神社」に感動しました。

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わかりましたか?

「茶色の木」に磔になり、頭上に、「稲荷(INRI)」も文字を掲げている人物は、古今東西、一人だけです。

そうです。

「イエス・キリスト」です。

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拝殿の90度になる、御神体の位置には、「十字架」も隠れていました。

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この神社は、「キリスト」を祀っている神社だったのです。
このように、日本中の神社やお寺には、隠された暗号のようなものが、山ほど隠されているのです。

 

 

では、旅行記です。

前回の続きです。

 

古代日本において、「伊勢」という土地の呼び名は、「イセの国」の前は、「イナの国」だったという説もあります。

現在でも、伊勢から、わりと近くの土地に、「伊那」や「恵那」という名前の土地もありますね。

このあたり一帯は、全部、「イナンナ」が拠点にしていた場所なのです。
「伊勢」という土地も、太古の大昔は、「イナンナの国」だったのです。
時代的には、おそらく、縄文時代のさらに前ぐらいみたいです。
 

以前にも書いたのですが、この機会に、もう一度、面白い話をしておきましょう。

数年前から、私が本気で調査している、日本列島に無数に刻まれている、「地上絵」の話題です。

 

これは、2018年の秋に、発見した地上絵です。

実は、伊勢を中心にして、近畿地方のエリアは、「アヌ王」の地上絵になっているのです。

しかも、ちゃんと三本足になっていて、「八咫烏」になります。
「近畿地方」=「八咫烏」=「アヌ王(天神アン)」=「アフラ・マズダー」で
だったのです。

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わかりやすいように、赤ペンで、補助線を描いてみました。

上半身は人間で、下半身が鳥の姿の神様ですね。
伊勢の辺りは、このアヌ王の横顔ですね。
イースター島のモアイのように、長い顔です。


頭の辺りには、大王崎もあります。
鳥羽という地名は、「鳥の羽を広げ広げた姿の神様」という意味だったのですね。
伊勢神宮は、この神様の脳にあたるエリアだったのです。
つまり、伊勢神宮に参拝に行くのは、直接、地球の最高神である王様の脳に、直接願い事をしに行く行為だったのです。

私は、これを発見した時、驚愕して、しばらくは、ブルブルと身体の震えていました。

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イースター島の「モアイ」です。

だとしたら、「モアイ」の石像の正体も、「アヌ王」だったということです。

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もう一度、「アフラ・マズダー」です。

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近畿地方の正体は、太古の時代、地球の最高神だった、「アヌ王(天神アン)」だったのです。

そういう目で、伊勢を見ると、凄い土地だということがわかりますね。

「地球の王の聖地」

だということです。

 

そして、これが、「橿原神宮」の正体です。

ジャーン!

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わかりましたか?

そうなのです!

「橿原神宮」=「近畿地方」=「アヌ王(天神アン)」=「八咫烏(アフラ・マズダー)」

こうなるのです!

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つまり、「橿原神宮」の正体とは、「近畿地方」の縮小版であり、相似形だったということです。

凄いですね~!

もう一度、近畿地方の地上絵です。

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「橿原神宮」の航空写真での全体像です。

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この地図から、橿原神宮の「拝殿」のあたりは、地図に対応する所は、ちょうど、「オヘソ」の辺りだということがわかりました。

さらに、地図上でも、奈良県の「橿原神宮」の近くになるのです。

 

地球という惑星は、このように、神々の手によって、しばしば相似形で、いろいろなものが、設計されているのです。

 

ここまでをまとめると、

「伊勢という土地は、地球の王である、アヌ王の聖地でもあり、地球の女神である、イナンナの土地でもあった」

こうなるのです。

これが、宇宙考古学的な視点で見た、「伊勢」の正体なのです。

 

 

「伊勢」という聖地は、「外宮」と「内宮」と「伊雑宮」の三つで、ワンセットだという説もあります。

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この並び方を見るとわかるのですが、

「外宮」ー「内宮」ー「伊雑宮」

これらの三か所の位置が、直線ではなく、斜めに配置されていますね。

 

一説によると、その理由は、「オリオン座の三ツ星」に対応しているからだという説もあるようです。

オリオン座は、巨人である、オリオンの腰にあたる部分に、3つの星が輝いていますね。

そして、その並び方は、「斜め三ツ星」ですね。

「オリオン座の三ツ星」は、正確に一直線ではなく、微妙に屈折しています。

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ギザの三大ピラミッドの配置も、同様に屈折しているのです。

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「斜め三ツ星」の配置を地上に配置したのが、「三大ピラミッド」なのです。

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上記の「伊勢の三つの宮」も、微妙に屈折していますね。
「三大ピラミッド」と「オリオンの三ツ星」の配置、それから、「伊勢の三つの宮」の配置には、明確な違いがあります。

 

「三大ピラミッド」と「オリオンの三ツ星」の配置は、「伊勢の三つの宮」とは、逆なのです。

両者の間に、東西線を真横に引くと、線対称の位置関係になるようです。

それでも、これだけ似ているということは、両者には、明らかに関係があると考えていいと思います。

 

では、姉妹都市である、「伊勢」と「東京」を見比べてみましょう。

左が「伊勢」で、右が「東京」です。

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わかりやすいように、それぞれの地図を、拡大してみますね。

 

まずは、「伊勢の三つの宮」を結んだラインです。

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次に、「東京」で、それに対応する地点とラインです。

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わかりましたか?

「東京」の場合、「外宮=東京カテドラル聖マリア大聖堂」で、「内宮=皇居」なので、このふたつは、わかりやすいのですが、「伊雑宮」は、なんと、「海」です。

「もしかして、海底に何かあるのかな?」

こんなことを考えながらも、ここで行き詰まってしました。

しかし、友人の新井さんと、

「絶対、このあたりには、何かあるはずだ!」

と信じて、その周辺をネットで調べてみたら、面白いことがわかりました。

 

 

その前に、まずは、「伊雑宮」の話を書いておきましょう。

 

2017年の春に、「伊雑宮」に行った時の話です。

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「伊雑宮」の「雑」という字は、本来は、写真のような旧字を使うそうです。
「雑」の意味は、「御雑煮」という料理名にも、使われるように、「なんでも」という意味があるそうです。

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他にも、
「型にはまらずに、何もにも、とらわれない」
というニュアンスもあるそうです。
つまり、
「この世界の全てを包括する」
ということで、
「宇宙」
という意味だそうです。
「伊」というのは、「いろはにほへと」の一番最初の音なので、「始まり」の意味だそうです。

だから、「伊雑宮」というのは、
「宇宙の始まりに関わる絶対神を祭った聖地」
という意味になるそうです。

 

だとしたら、日本の神様でいえば、「イザナギ」と「イザナミ」が、その神様になると思います。

シュメールでは、「エンキ」と「ニンフルサグ」であり、「イナンナ」も含まれますね。

 

この神社の正面に、剣道場がありました。
「神武参剣道場」という名前だそうです。

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「神社の正面に剣道場とは面白いな… よほど大切な場所なんだろうな…」
こう思っていると、袴を着た男性が、そこの門の前に立っていました。
その男性と私たちは、雑談をする流れになり、いろいろなことを、この方から教えていただきました。

この袴の男性が、
「この神社は、戦前、戦中、戦後に、小泉太志命さんという、伊勢の生き神様と呼ばれていた方がいたんですよ。その方を祀っている場所です」
こう言われました。
「生き神様」という表現自体、めったに耳にしない単語ですから、よっぽどの人物だったんだと思いました。


その方は、続けて、
「太平洋戦争の頃、その小泉さんという方は、毎日欠かさず、ここで、3万3千回、真剣で素振りをやっていたのです。それは、昭和天皇をお守りするための魔除けの儀式だったのです。天皇は、この魔除けの御蔭で御無事だったのです」
こう説明してくれました。

なんでも、この方は、天皇に関わろうとする邪霊を、「剣祓」いという秘儀で、折伏していたそうです。
真剣を振るっての霊法だったそうです。
魔性の邪霊を斬った時に、真剣の刃が欠けていたとも、伝えられています。
空中を斬っているのに、そういう現象が起こったそうです。

その話をした後、その方は、剣道場の建物を指さしました。

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それから、正面にある、「三つの刃の剣」について、
「建物の正面に、三つの剣がありますね。あれは、三剣の剣(御剣の剣)と言って、人を斬らない剣の象徴なのです。一つの刃なら、人を斬れますが、三つの刃では、斬れません。つまり、平和のための剣の象徴なのです」
こう説明してくれました。

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これには、感動しました。
私も、昔、「空手」などの武道をやっていた時期がありましたが、私の理想は、「戦わないための武術」でした。
武道や格闘技は、戦うのは、あくまでも手段であり、最終的には、皆と仲良くするために、やるものだと思います。

この時に、「伊雑宮」のシンボルは、「剣」なのだと知りました。

 

さらに、この神社の90度にあたる御神体は、「田んぼ」です。

つまり、「何も無い」という土地が、御神体なのです。

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しかし、まったく何も無いわけではなく、普段は、目には見えないけど、大切なものということです。

田んぼなど、都会に暮らしていると、まず見ることはありませんが、日本人には、とても大切な主食である、「米」の生産地ですね。

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だから、もう一つのシンボルは、

「目には見えないけど、大切なもの」

これも、シンボルなのだと思いました。

 

 

話を戻します。

 

この「海」の地点の近くには、埋め立て地があり、そこには、「若洲海浜公園」という公園がありました。

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「ピラミッド」があるのが、わかりますか?

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入口は、なんと、「プロビデンスの目」です。

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そして、バーベキュー場も、何かの地上絵になっています。

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わかりやすい地図で見ると、何か人型にも見えます。

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ナスカの地上絵の「宇宙人」ですね。

最近では、これの正体も、「イナンナ」だという説が、有力みたいです。

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ほとんどの縄文土偶も、その正体は、「イナンナ」です。

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つまり、これらは、「聖母マリア」などの女神の魂をもっていた存在たちだということです。

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バーベキュー場には、なんと、「ライトセーバー」もありました。

剣の部分を、地面に突き刺し、握る部分だけ、地上に露出しているように見えます。

もちろん、バーベキューの施設なのですが、私には、これは、「剣」であり、「聖徳太子」や「キリスト」のシンボルに見えるのです。

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わかりましたね。

ちゃんと、対応していたのです。

「伊雑宮」=「剣」

「海(若洲海浜公園)」=「剣」

こういう共通点がありました。

 

さらに、これも対応しています。

「伊雑宮」=「田んぼ」=「無」=「目には見えないけど、大切なもの」

「海」=「無」=「目には見えないけど、大切なもの」

 

どうですか?

ただの偶然で、スルーしてもいいものばかりですが、私には、これらは、神様のユーモアであり、面白いシンクロだと感じるのです。

 

 

 ここで全てを、まとめてみましょう。

 

「伊勢」の場合、こうなります。

「外宮」=「豊受大神宮」=「食事をつくる神」=「聖母マリア(イナンナ)」=「親」

「内宮」=「天照大神」=「食事を食べる神」=「キリスト」=「子」

「伊雑宮」=「天照坐皇大御神御魂」=「宇宙」=「無」=「聖霊」

 

 一方の「東京」の場合は、こうなるのです。

 「東京カテドラル聖マリア大聖堂」」=「聖母マリア(イナンナ)」
「皇居」=「キリスト」
「海」=「無」=「聖霊」
 

以上のことを重ねわせると、とても面白い発見が、浮かびあがってきました。

 

聖書の中の言葉で、クリスチャンの祈りの言葉でもある、

「父と子と聖霊の御名において、アーメン」

の隠れた意味がわかったのです。

 

「父」は、「乳」でもあり、「母」でもありますね。
また、外宮に祭られている神様は、豊受大神宮なので、食事を作る母でもあり、マリアでもあります。
だから、前述したように、「外宮」の正体は、「父(母)」になります。

 

そして、「内宮」は、天照大神なので、キリストであり、「子」です。

さらに、「伊雑宮」の横にある田んぼが、本当の御神体ですね。
ここには、何も建物がないので、無であり、「聖霊」です。

 

そして、「御名(みな)」は音が、「イナ」に似ていますね。
これは、伊那国の伊那かもしれません。
冒頭に書いたように、伊勢地方も、昔は、「イナの国」だったそうです。


だから、新解釈ができます。

「父と子と聖霊の御名において、アーメン」

これを、日本風にアレンジしてみました。


「外宮と内宮と伊雑宮のイナ(伊勢)において、アーメン」
つまり、
「日本の伊勢、つまり、イナンナの土地において、親と子と聖霊の場所は、それぞれ、外宮と内宮と伊雑宮ですよ」
こうなるのです。

ちなみに、「アーメン」の意味は、現代的なニュアンスで表現すると、

「だよね!」

「そうですね!」

みたいに、「確認」や「同意」の意味だそうです。


面白いですね〜

これも、

「古代においては、地球の支配者だった、アヌンナキの一族の活動の中心地は、日本の伊勢だった」

こういうことが、わかっているから出てくる発想なのです。

 

 

今回、旅行記を書くにいたって、久しぶりに、「ユダヤ教」や「キリスト教」や「イスラム教」などの「砂漠の土地から発生した宗教」について、再度学びなおしました。

すると、今まで見えていなかった、日本の「古神道」などの良さが改めてわかりました。

 
この社会には、「子供の会話」と「大人の会話」の二つが、存在しているようです。

年齢や性別などには、関係なく、意識の成熟度のことです。

 

「子供の会話」というのは、「白黒をハッキリつけたがる会話」です。

「白か? 黒か?」
を決めるのが目的です。

「正しいか? 間違っているか?」
「良いか? 悪いか?」
などと物事を、正誤や善悪で、単純に判断する人同士の会話です。
必然的に喧嘩が多くなります。

 

喧嘩の多い友人関係、恋人、夫婦は、だいたいの場合、お互いに、この会話のパターンを、繰り返していることが多いです。
個人でも、怒りっぽい人は、単純な傾向があります。

いろいろな物事を、単純化して、白黒つけたがる視点や発想が、自分を傷つけたり、他人と、喧嘩したりする原因になっているのです。

だから、普段から喧嘩の多い人は、
「自分は、物事を単純化して、考えているのではないだろうか?」
と考えてみてください。

 

一方で、「大人の会話」というのは、「物事のディテールを、楽しむ会話」です。
「どうして、そうなんだろう?」
という原因を、分析したり追求するのが目的です。

「いろいろな状況で、比べてみよう!」
「人によって、どういう視点の違いがあるか、調べてみよう!」
などと物事を、冷静に整理します。
だから、あまり喧嘩になることはありません。

 

友人関係や組織、グループなどで、皆がこういう姿勢だったら、その集団は仲がいい場合が多いです。
穏やかな人というのは、思慮深いのです。

私は、こういう大人の会話ができる人が好きです。
いろいろな視点、様々な立場や状況から物事を見られるのは、魂が成熟しているということです。

 

「子供の会話」の例をあげると、

「テレビ番組は、くだらない!」
「インターネットは、有害な情報ばかり!」
「肉食はダメ!」
「原発は悪い!」
「お金は汚い!」
「北朝鮮は悪い国!」
「マスコミは嘘ばかり!」
「政治家は悪人ばかり!」

こういう単純な発想です。

 

これでは、あちらこちらに、喧嘩をふっかけて歩いているようなものです。
いろいろな情報を集めて、反対意見も聞きながら、冷静に分析すると、いろいろなことがわかってきます。
全ての出来事は、一枚岩じゃないし、細かくディーテールを調べると、様々なことが、複雑に絡んでいることも、わかってきます。

いろいろな立場や状況、その背後に隠れている構造や思惑、そういうことが、わかってくると、
「複雑で難しいんだな… そんな理由があったのか… これは簡単に結論は出せないな…」
などと考えこんでしまうことも、しばしばあります。

 

この世界は、やはり、人知を超えたような力が働いていて、なんだかんだいって、無駄や悪に見えていたことが、実は、バランスをとるのに必要だったり、大難を小難にするための策だったり、いろいろな思惑があったりすることも、わかってくるのです。

 

たしかに悪い奴らが、いろいろな謀略や陰謀を陰で企てて、悪さもやっているので、それを知ると、
「こんなに悪い連中が、こんな悪さをしてるんだー!」
と怒りがわいてきます。
でも、それからさらに、一歩踏み込んで調べると、たくさんの心の優しい、素晴らしい人たちが、それを防ぐために、いろいろと裏で動いていることもわかってきて、
「たくさんの素晴らしい人たちが、こんなに献身的に、活動してたんだー!」
と感動して、感謝の気持ちがわいてくることもあります。

 

そもそも、昔から日本人というのは、成熟した大人の社会を築いてきた民族なのです。

山や川などの自然に、囲まれた環境で育ってきたことが、大きいようです。

 

現在、世界を動かしている欧米諸国の発想の根幹には、前述したように、「ユダヤ教」や「キリスト教」、そして、「イスラム教」がありますが、これらは、「砂漠の土地」で、生まれた思想です。
「砂漠」というのは、そこに住む人たちの価値観を、「二元論」にしやすい環境だそうです。
「光」と「闇」のコントラストが、強いからです。

 

「昼か? 夜か?」
「暑いか? 寒いか?」
「光か? 闇か?」

砂漠や洞窟で生活していると、こういう発想になりやすいそうです。

必然的に物事を、
「YESか? NOか?」
というような、
「白か? 黒か?」
で、ハッキリ決めるような姿勢になってくるようです。

 

宗教観も、空を見上げる機会が多いので、神が上から見ているような気がするのだそうです。
こういう環境から、
「神が、人間を罰する」
という発想も、でてくるようです。

 

日本のように、大昔から、人々の住む場所に樹木が茂り、木々で空が覆われている環境で暮らすと、必然的に目線が、花や草木、石、川などに向かうために、神々が自然の中に、宿っているという宗教観や世界観になるようです。


「八百万の神」という表現も、こういう環境から出てくる発想みたいです。

「草花や石などの全ての自然物に、精霊が宿っている」
という感覚ですね。

さらに、普段の生活空間が、木々で覆われているので、太陽光がハッキリと分かれないという環境で、生活することになります。


特に、朝日や夕日が照っている時は、
「昼なのか、夜なのか、よくわからない」
という状況になるのです。
「木漏れ日」ですね。

 

木々の枝葉の間から、漏れてくる日光が、日本人の発想や価値観の根本じゃないかと、私は、考えています。
「光なのか影なのか、よくわからない」
という曖昧さが、日本人の価値観の象徴なのです。

 

ちょうど、冒頭に書いたように、「伊雑宮」の「雑」の文字の意味が、「御雑煮」という料理に使われるように、

「なんでも一緒くたにする」

というのが、日本人は得意なのです。

沖縄料理では、「チャンプルー」ですね。

 

これは、魂の成熟さも表していますが、やさしさや穏やかさでもあるのです。
人間は、山や川などの豊かな自然の中で暮らすと、このように、世界観や宗教観が、やさしくなる傾向があるようです。

だから、「キリスト教」も「仏教」も、「イスラム教」も「道教」も、それから、「神道」も、たくさんの宗教が、仲良く共存や共栄することも可能なのです。


「クリスマスを祝って、正月は神社に行き、葬式はお寺でやる」
という、一見無節操な文化は、器の大きい成熟した、大人の社会なのです。
自然豊かで、緑の多い神社やお寺を探索していると、特にそれを感じます。

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ある本に書いてあった話です。

ある時に国連で、日本の代表が、中近東諸国に、
「いいかげんに争うのは、もうやめにしたら、どうですか? やられたら、やりかえすというような復讐を、いつまで続けるんですか?」
こう提案したそうです。


それから、さらに、
「そろそろ、それまでの歴史上の出来事を時効にして、不問にするというようなルールを、つくってはどうですか? いろいろあったでしょうけど、このへんで、全部水に流してはどうですか?」
と言ったら、中近東の人たちが、困ったような顔をしたそうです。

 

通訳を通じて、いろいろと話したら、面白いことがわかったそうです。
なんと、中近東の人たちには、
「水に流す」
というニュアンスが、伝わらなかったのだそうです。

そもそも、あまり水もなく、しかも、水が流れていない砂漠の場所が、多いために、この表現が、イメージできなかったそうです。

 

それで、その日本の代表が、
「それでは、神のいる空に上げるというのは、どうですか?」
と提案したら、ようやく、
「うん、それなら、なんとなくわかります」
という話になったのだそうです。

 

日本人のほとんどが、すぐにイメージできる、「水に流す」というのが、イメージできない人も、世界には、たくさんいるということですね。

 

「木漏れ日」
という単語は、私のとても好きな単語です。
「清濁併せもつ」
というような表現よりも、
「光と影を、美しく統合する」
というニュアンスが、イメージできます。
言葉よりも、こういう視覚的なイメージのほうが、情報量も多いと思います。

 

外国人から、
「日本人は、YESとNOをハッキリ言わない、曖昧な民族だ!」
と批判されたら、
「いやいや、それは誤解です。日本人の世界観は、木漏れ日のようなものです」
と説明してあげるのも、いい文化交流だと思います。

 

「日本の心」として、「木漏れ日」というイメージを、世界に広げていくのも、面白いかもしれません。
それによって、ギスギスした対立の世界が、少しはやわらかくなり、世界は緩和するかもしれません。

 

「木漏れ日」から洩れてくる、日光を見ていると、心がやさしくなってききます。
「日本の心」の原点は、「木漏れ日」かもしれません。

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おそらく、「アヌンナキ」の宇宙人一族の中で、女神的な存在だった、「イナンナ」という女神は、「木漏れ日」のような存在だったのだと思います。

男性神である、「アヌ王」や「エンリル」や「エンキ」などが、男の意地などで、衝突して喧嘩したりしているそばから、

「まあまあ、そんなに意地を張らないで、たまには皆で、美味しい食事でもしましょう!」

こう言って、皆に美味しい料理を作ったりする。

しかし同時に、強さも併せ持ち、戦うべき時には、どんな男性神よりも勇敢に戦う。

そういう女神だったのではないでしょうか?

なんとなく、そんな気がするのです。

 

 

「東京イナンナツアー」は、今回で最終回です。

まだまだ、伝えたいことは、山ほどあるのですが、もっと深い話を聴きたい方は、ぜひ、私のセミナーを受けてみてくださいね。

このセミナーでは、ブログでは書けないことも、全開でお伝えしています。

さて、次回は、どこに行こうかな?

 

 

これも、最後のオマケです。

 

これは、長崎県在住で、長年の友人である、湯川さんという女性が描いた、「イナンナの絵」です。

今回の「イナンナツアー」で書いたイナンナ像が、なぜか、これらの絵に、全て表現されているような気がしたので、この機会に、紹介させていただきますね。

 

この5枚です。

素晴らしいですね。

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最後に、恒例の締めの言葉です。

今回は、これですね!

 

 

さあ 

眠りなさい疲れきった体を投げだして

青いそのまぶたを唇でそっと

ふさぎましょうああ

できるのなら生まれ変わり 

あなたの母になって

私のいのちさえ差しだして 

あなたを守りたいのです

この都会(まち)は 

戦場だから男はみんな 

傷を負った戦士どうぞ 

心の痛みをぬぐって

小さな子供の昔に帰って熱い胸に 

甘えて

 

by 岩崎宏美

「聖母たちのララバイ」

 

 

 

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