精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

夢中につき

ご存知のように、今月の上旬、兵庫県宝塚市で、宇宙考古学の卒業式をやったのですが、これは、いったん、一区切りしたというだけで、まだまだ、探索の旅は続いています。

最近も、仕事の合間に、都内での調査を続けています。

 

大手町駅近くの「平将門の首塚」です。

f:id:tomaatlas:20191218115812j:plain

 

「鳥越神社」です。

f:id:tomaatlas:20191218120126j:plain

 

これらの神社の詳しい話は、また別の機会に書こうと思います。

 

 

都内での調査をやっていてた時に、思ったことです。

電車に乗っている人たちの行動や会話を聞いていて、気がついたのは、昔ほどではありませんが、

「やはり、まだまだ、日本人は、皆と一緒の行動が、好きな人が多いんだなー」

ということでした。

これは、普段意識していませんが、かなり根深いものがあります。

常識や慣習などに、必要以上に縛られているということです。

もちろん、これらは大切なのですが、あまりにも束縛されすぎると、人生がつまらなくなります。


もっと具体的にいうと、

「義務でもないのに、勝手に自分で義務にしている」

という思考や行動のパターンです。


人生全般でいうと、

「この年齢になったら、結婚して子供くらいいなければいけない」

「勤続年数20年だから、そろそろ、課長や部長になっていなくてはいけない」

「銀行には、このくらいの金額を、貯金しておかなくてはいけない」


日常でも、

「クリスマスの夜は、恋人と過ごさないといけない」

「お世話になった人に、年賀状を書かなくてはいけない」

「正月は、田舎の実家に帰って、親孝行しなくてはいけない」


このように、実際には、そんな法律などないのに、自分の中で勝手に、そのような枠をつくって、苦しんでいる人がけっこう多いのです。

酷い人になると、自分だけではなく他人にまで、これらのことを強要する人もいます。

 

よく、群れるのが好きな人たちを、「羊」に例えますね。

これはこれで、いい面もあるのですが、これが極端にいきすぎて、群れでしか動けないような羊になってしまうと、これも問題です。

やはり、群れから離れても、自力で動けるようになったほうが、人生の自由度は、広がるのです。
ここで羊をやめて、龍や虎のようになったほうがいいとは言いません。

そんな大変身するよりも、もっと簡単でお手軽に、人生が自由で楽しくなる方法が、いくつかあるのです。

 
それは、結論から言うと、「次元を上げる」というやり方です。

精神世界では、これからの時代、意識が3次元から、一気に5次元にジャンプするということを、書いてある本もあります。

簡単にまとめてみましょう。

まず、この「次元」という定義が、人によって、バラバラなのですが、自分なりの解釈と定義をします。

あくまでも、「私が好きな定義」というだけなので、参考にしてください。

 

「3次元の意識」とは、人が周りの意見や考えなど、しがらみにとらわれ、苦しんだり、悩んだりして、いろいろと気にしている意識状態だと思っています。

普通の意識ですね。

いろいろな問題にぶつかりながら、学ぶレッスンです。


「4次元の意識」とは、周りの意見や考えなど、しがらみにとらわれないように、努力して、気にしないようにしている意識状態だと思っています。

成功哲学などの本には、こういうテクニックが、たくさん書かれています。

問題を避けて、スムーズな道を選ぶようなレッスンです。


「5次元の意識」とは、本当にワクワクして、面白いことに熱中している状態。

つまり、周りの意見や考えなどが眼中になく、気にならなくなっている状態だと思っています。

バシャールなどが言っている、「ワクワク」の状態です。

問題そのものを、透明人間みたいに、スーッと通り抜けていくようなレッスンです。

これは、別の表現で言い表すと、「夢中になっている」という状態だと思います。


3次元=問題を気にする意識

4次元=問題を気にしないようにする意識

5次元=問題が気にならない意識


こう表現してもいいですね。

 

具体的な例をあげて、説明しましょう。
たとえば、あるサラリーマンが、毎朝、満員電車の通勤で苦しんでいるとしましょう。

ここで、「3次元的な解決」は、物理的に、「位置」や「距離」などを変えることです。

つまり、電車の中で、なるべく立たないで、椅子に座るようにすれば、少し楽になります。

会社の近くに引っ越してきて、通勤する移動距離を短くすることによって、楽にする方法もあります。

この方法では、あまり楽にはなりませんが、満員電車での苦しみからも、人間的に成長することができます。

いろいろなことを考えたり、学ぶこともできるので、別に悪いことではありません。

 

「4次元的な解決」は、「時間」や「認識」を、変えることです。

たとえば、通勤時間を、早朝にしたり、昼からの出社にしたりして、時間をズラせば、空いている電車に、ゆっくり座れます。

あとは、電車の中で音楽を聴いたり、ゲームをしたりしながら、意識を別のことに、切り替えることによって、車両の中での自分の認識が変わり、満員電車の状態を気にしないようにします。

このやり方は、満員電車を気にしなくなるので、一時的には楽になります。

現状維持のまま、賢く問題を解決する方法ですね。

 

「5次元的な解決」は、「環境」や「生き方」そのものを、思い切って変えてしまうのです。

たとえば、満員電車のない、田舎の支社や営業所などに、転勤をお願いするという方法も、あります。

都会の本社から移動すれば、環境が変わり楽になります。

あとは、思い切って会社を辞めて起業して、インターネットなどを使った在宅のビジネスで、成功すれば、満員電車など乗る必要もなくなるのです。

満員電車という存在も、いつのまにか忘れているようなライフスタイルです。

ここまでくると、満員電車など気にならなくなり、かなり楽になります。

 
「5次元の意識」は、本当に、自分のやりたいことを始めて動いているので、周囲のことなども、気にならなくなり、最強になります。

人生において、無敵の状態になるのです。

「無敵」というのは、「敵がいない状態」です。

ここで、ようやく、

「自分らしく生きる」

という生き方が、できるようになるのです。

 
私は、旅行に行く時には、この3~5次元のテクニックを意識しながら、行動します。

3次元しか知らない人よりも、その上の4次元や5次元の行動パターンを知っていたほうが、旅行も、自由度が広がるのです。


具体的には、

「新幹線などは、ちょっと高いお金を払ってでも、グリーン車に乗る」

これなどは、お金で快適な空間を買う、「3次元的な解決」ですね。
あとは、

「初詣などは、元旦ではなく、大晦日などに、すませておく」

これなどは、日にちをすらすことによる、「4次元的な解決」です。
他には、

「そもそも、初詣など行かない」

という「5次元的な解決」もあります。


考えてみれば初詣など、法律で義務と決まっているわけじゃないのです。

意識を神仏に向けて、キチンとお祈りできれば、別に時間や場所は関係ないのです。

そこまで、思いきった行動には移れないという人は、

「人の多いメジャーな神社ではなく、人の少ないマイナーな神社に参拝に行く」

という裏技をもあります。

 


最近、時間の流れが加速しているのを、感じている方も多いと思いますが、2019年も、すぐに終わりますね。

世間に合わせて、嫌なことをやっている暇なんかありません。

やはり、人生というのは、ワクワクしながら自分らしく生きたほうが、楽しくて充実するのです。

群れでしか動けない羊のような毎日から、少しづつでいいので、ユニークで面白い羊になるようにすると、人生も楽しくなってきます。

 

「自分らしく生きる」

人間は、そもそも、そのために、生まれてきているのです。

 

 

5年くらい前に、映画「ナイトミュージアム」を、DVDで観ました。

最初は、子供向けの映画だと思って、あまり期待してなかったのですが、けっこう面白かったです。

博物館の中の展示物たちが、夜中に動き出すという内容です。

 
映画の中で、心に残ったシーンがありました。

それは、主人公の男性が、生き返った人形たちと、会話する場面なのですが、小人の兵隊たちが、戦争しているのを見て、その男性が、

「オマエたち、戦いなんか、やめろよ。バカバカしいぞ!」

と諭すのですが、その兵隊たちは、

「何言ってんだ! 男は戦うものだろう。戦うから男なんだ!」

と言い返してきます。

そこで、さらに、その男性が、

「いや、そんなことはない。別に戦わなくてもいいんだ。そもそも、戦争なんてものは、何の意味もないんだ」

と教えると、兵隊たちが、

「じゃあ、他に何をすればいいの? 戦争以外に、オレたちに、できることがあったら、教えてくれ」

と言われます。

その時に、その男性は、困ってしまいます。

 
さりげなく描かれている場面ですが、けっこう深い人生哲学が、含まれていると思いました。

 

考えてみれば、その兵士たちは、生まれてからすぐに、戦争のために生きるように、兵士として育てられています。

それを、いまさらやめて、別の生き方をしろと、いきなり言われても難しいのです。

農業をやろうと思っても、すでに、その国の土地は、他のお百姓さんたちが、おさえているだろうし、農業を最初から学ぼうと思っても、教えてくれる人も場所も時間も、ないでしょう。

また、兵士としてのプライドから、いきなり、百姓仕事は、できないかもしれません。


これは、世界中で戦争に携わっている人たちに、現在でも言えることだと思います。

「戦争をやめろ! 軍隊なんか、やめなさい!」

と道徳的な話をしても、他の選択肢をキチンと示してあげないかぎり、無理なのです。

「では、私たちは、戦争や軍隊以外に、何をやって生活していったらいいのですか?」

と訊かされた時に、具体的な代替案がなければ、それ以上、話は進展しないのです。

 


以前に読んだマンガで、「ドラゴン桜」という作品がありました。

その中でも、同じような場面がありました。

 

受験勉強をテーマにした内容なのですが、ある時に、受験勉強が嫌になった生徒たちが、主人公の教師に、

「受験勉強なんか、なんの意味もない。社会にでてからも、直接使える知識は、ほとんどない」

と文句を言うのですが、その教師が、

「じゃあ、訊ねるが、オマエら、受験勉強以外に、やりたいことでもあるのか? 他に、夢中になって、燃えられるものでもあるのか?」

訊きかえされます。

その時に、生徒たちは、

「うっ!」

と返答に困ってしまいます。

すかさず、教師から、

「ないだろう? だったら、つべこべ言わずに黙って、受験勉強をやっていろ!」

と言われて、

「う~ん」

唸ったまま、何も言い返せなくなってしまうのです。


この教師の言葉の真意を、裏読みすれば、

「もし、本当にやりたいことがあるんだったら、スポーツでも音楽でも、それをやれば、いいんですよ。でも、それがないから、受験勉強をやろうと、思ったんでしょう? それだったら、いっそのこと受験勉強をとことん好きになって、この分野でがんばってみませんか?」

だったのかもしれません。

つまり、

「あなたたちの受験勉強不要論は、怠けるための言い訳でしょ?」

と言いたかったのだと思います。


ここで、私の体験談も書いておきます。

1994年に、最初の会社を辞める時に、いろいろな人から、いろいろなことを言われました。


なにしろ、その時の私の会社を辞める理由が、

「大好きなパワーリフティングという競技で成功したい。それには会社勤めをしていては無理だ。サラリーマン生活との両立は不可能だ。だから、会社を辞めてしばらく、トレーニングに集中したい」

というのが、一番の理由だったからです。

他にも、理由はありましたが、一番はそれでした。


たくさんの先輩や上司から、

「オマエ、何を考えているんだ? バカじゃないのか? とうとう気が狂ったのか?」

と言われ嘲笑されました。

それまで、私は本気で、

「パワーリフティングで、絶対に成功したい!」

と思っていたので、最初は、あまり気にしていなかったのですが、そこまで、バカにされるとは、さすがに少し落ち込みました。


落ち込んでいた時に、一番お世話になった先輩に、その夢を語ると、その先輩だけは、

「いいなー! オレは、オマエが羨ましいよ。心の奥底では、皆、オマエのこと本当は、羨ましいと思っているんだよ」

続けて、

「オレも、本当は会社なんか辞めたいよ。でも他に、やりたいことがないんだよ… オマエが成功するかどうかは、わからないけど、そうやって会社を辞めてまで、やりたいことがあるということは、素晴らしいことなんだよ」

さらに、

「いいか覚えておけー! サラリーマンなんかやっている奴はな、他にやりたいことが、何にもない奴ばっかりなんだー! 本当にやりたいことがある奴は、サラリーマンなんかやってないんだー!」

こう言いました。


それまで意識したことは、ありませんでしたが改めて、

「そうなのかな…」

と思いました。


そういえば、私の場合、高校卒業する頃まで、やりたいことがわからず、フラフラしていました。
でも、大学に入学してから、「パワーリフティング」という本当にやりたいことに、出会ってから、人生が変わりました。


それが、できてからは、

「他のこと全てを犠牲にしてでも、これをやりたい!」

こう思える芯のようなものが、人生の中に生まれました。

人生の中で、最優先事項が決まると、人生の全てが充実するのだということが、その時に、初めてわかりました。


ご存じの方も多いと思いますが、結局、この競技では、その後に、世界大会で優勝するほど成功します。

その時に、そのお世話になった先輩に手紙で報告したら、自分のことのように喜んでくれました。

 
本当にやりたいことがないうちは、人生の主導権を、親や親戚、会社、学校などの世間にとられます。
これがないと、なんとなく、ダラダラと不本意な会社で、不完全燃焼したまま、サラリーマン生活を送ることになります。

学生時代、本当にやりたいことがなかったために、なんとなく、友人や先輩に誘われて入部した部活で、不完全燃焼の青春を送った人も、たくさんいると思います。

他にも、本当に好きな人がいないために、なんとなく、ダラダラとお付き合いを続けているカップルも、たくさんいると思います。

さらに、本当に結婚したい人がいないために、結婚適齢期という言葉に焦って、親などの周囲から薦められた相手と、なんとなく結婚してしまい、後悔している人も多いと思います。


これらは、皆、

「本当にやりたいことがない」

というのが、根本的な問題です。

逆に言うと、本当にやりたいことが、見つかった時点で、はじめて、人生の主導権を、自分でとることができるのです。

「それは、やりたくありません!」

「それは、もう続けたくありません!」

「その人とは、これ以上、お付き合いしたくありません!」

こういう「NO!」が、ハッキリ言えるのは、本当にやりたいことが、見つかった人だけの特権です。
「本当にやりたいこと」が見つかった時点で、人生というのは、すでに9割以上、成功しているのだと思います。

 

 

現在、私は、本当に好きなこと、「宇宙考古学」の調査で、毎日がとても楽しく忙しく過ぎていきます。

本当にやりたいことが、仕事になり、それで食っていけるという最高の人生です。

一日中、まさに、「夢の中にいる状態」、つまり、「夢中」の世界にいるのです。

 

ここは、11月に行った、都内の墨田区にある、「木母寺」です。

f:id:tomaatlas:20191123004426j:plain

 

同じ日に行った、同じく墨田区の「多聞寺」です。

f:id:tomaatlas:20191123005712j:plain

 

ここで読者の皆さんに、ある手紙を送ろうと思います。

こういう文面です。

 

現在、夢中につき、新年のご挨拶を、失礼させていただきます。
新春のご祝詞を、申し上げるべきでございますが、夢中につき、新年のご挨拶を失礼させていただきます、
平素のご厚情に、深く感謝いたしますとともに、皆様に、よい年が訪れますよう、お祈りいたします


令和元年12月

 

どうですか?

友人たちと、今、この「夢中につき」というのを、流行らせようと思っています。

「毎日がワクワクして楽しすぎて、面白いことに夢中になっています。それで、年賀状など書く暇がないです。すみません!」

こういうことです。(笑)

 

 

 

☆私の著書、「地球を創った魔法使いたち」の1巻~2巻も発売中です。
ぜひ読んでみたください。

tomaatlas.hateblo.jp

 

 

☆記事の感想などは、下記のアドレスに、お気軽にメールくださいね。(お手数ですが、メルアドは、コピーして貼り付けてください)
toma_atlas@yahoo.co.jp

 


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

☆ランキングにも、参加しています。

記事が面白かったら、応援クリックもお願いします。

 


スピリチュアルランキング

 


にほんブログ村

 

☆下記が、私のメインサイトの「精神世界の鉄人」のエッセイ集です。

不思議な体験談や精神世界の探求が、たくさん書いてあります。
現在は、ほとんど更新していませんが、遊びにいってみてくださいね。
http://www.tomaatlas.com/library.htm

 

 ☆フェイスブックもやっています。

www.facebook.com

 

☆インスタグラムもやっています。

www.instagram.com

 

 ☆ツイッターもやっています。

twitter.com

 

☆私が自信をもってオススメする、ヒーリンググッズの王様、「不思議なペンダント・アセンション」のサイトです。

http://triplehimawari.ocnk.net

 

☆個人セッションも、ぜひ体験してみてくださいね。

tomaatlas.hateblo.jp