悪魔のナンバー 666
「また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも売ることもできないようになった。この刻印とは、あの獣の名、あるいは、その名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は、666である」
「新約聖書 ヨハネの黙示録 13章16-18節」
旧ブログで人気のあった記事を、こちらでも再掲載します。
聖書の中での有名な預言、「ヨハネの黙示録」ですね。
「666の悪魔」の話です。
日本では、昔、「オーメン」という映画で、一般の人々にも、広く知られましたね。
私は、「陰謀論」というものを調べ始めたのが、1990年くらいからなので、これについて調べ始めて、かれこれ、29年くらいになります。
これの解釈については、学者によって諸説あります。
いくつか説があるので、紹介しますね。
ある数秘術をつかって、「666」のナンバーを、人間の名前に当てはめると、何人か候補があがります。
イギリスのチャールズ皇太子は、よく言われていました。
生年月日で、割り出すと、年、月、日が、「666」になるのは、10年間に4回しかないようで、これを、世界中の有名な政治家などの生年月日を、スーパーコンピューターに入力すると、旧ソビエトのアンドロポフ書記長が、これにあてはまったという話もあります。
他にも、いろいろな算出法があり、ドイツのヒットラー、旧ローマ帝国のネロ皇帝なども、当てはまるようです。
ベルギーに、世界中の人々の個人情報をストックしてある、超巨大コンピューターがあるのですが、このコンピューターの名前が、「Beast(獣)」だそうです。
このコンピューターに、世界中の人々の個人情報が集められていて、特に、「クレジットカード」からの情報が厚雨れれていることから、1990年代には、
「666の悪魔とは、クレジットカードを管理している組織である」
という都市伝説のような噂が、かなり広がった時期もありました。
これも有名な話ですが、日本で、昔、「500円玉」を造り、日本経済の中で循環させることを計画したのも、この紙幣や貨幣を造幣している勢力だったようです。
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉
全部合計すると、いくらになりますか?
そうです、666円です。
あと、面白い説としては、私たちの世代は、ある計算によると、地球に人類が誕生してから、666代目の世代だそうです。
666世代、家系を遡れば、一人の女性にいきあたるという計算からだそうですが、そういえば、地球にとって、一番酷いことをしている悪魔のような存在が、私たちの世代の人間ですね。
「666の悪魔は、私たち現代の人間だった!」
こういう解釈も可能です。
ちなみに、私の誕生日は、1966年10月6日ですが、パスポートやアメリカのID(身分証明)には、「OCT-6-’66」と記入されていて、アメリカに住んでいた頃、よく、アメリカ人から、
「悪魔のナンバーだー!」
と言われました。(笑)
ちなみに、西洋では、「悪魔のナンバー」ですが、東洋では、「三つの六」で、「弥勒(ミロク)」になります。
沖縄では、「ミルク神」でしたね。
こういう歴史の長い預言には、たくさんの解釈が可能であり、また、どれも部分的に正しいのです。
聖書などは、とても長い歴史がありますが、他の「古典」といわれている書物と、別格なのは、新しい時代になり、新しいっ知識や情報がわかった段階で、その預言の真意が、よりいっそう解き明かされるからです。
たとえば、聖書の中に、ある大家族の話がでてきます。
その話は、家族のうちの一人が、家出をして放浪した後、実家に帰ってくるという物語ですが、これは、昔は、
「家族は、皆、仲よく暮らすのが、一番いいことです」
という道徳として、読まれていました。
それが、20世紀になり、天文学の科学技術が進み、太陽系の全貌が、だんだんわかってくると、
「この物語に出てくる人々は、それぞれが、太陽系の惑星たちのことで、惑星の運行などの意味を、暗喩していた」
ということがわかり、世界中の天文学者たちを、驚嘆させました。
それから、21世紀になり、コンピューターの技術が発達したら、今度は、その部分を、ヘブライ語にして読むと、その箇所が、暗号になっていて、それを、解読すると、様々な出来事の予言になっていたということがわかり、科学者たちを、さらに驚かせました。
「何年の何月何日に、ここの国の、この政治家が、暗殺されるであろう」
こういう予言が書かれていて、実際に、その暗殺が実現していたことも、わかったのです。
冒頭の「ヨハネの黙示録」についても、時代が変化しても、新しい科学的な事実がわかるたびに、新しい解釈が生まれ、そのたびに、科学者たちを驚嘆させているのです。
こういう話もあります。
数字の「9」と「6」は、「勾玉」の形だとも言われています。
お母さんの子宮の中で、胎児が、最初に、生命体の形になった時の姿が、この数字の源だそうです。
だから、この形は、「生命力」を表現しているそうです。
自然界では、渦の形などが、「黄金比」になることも、多いそうです。
黄金比とは、縦と横の長さが、「1:1.618」となっている長方形で、人は、この比率を見ると、「美しい」と感じるそうです。
身近な例では、「名刺」が、この「黄金比」の大きさになっているそうです。
さらに、「黄金比」で構成された長方形の中に、小さい「黄金比」で、構成された長方形を、縦に入れ込むと、「1:1」の正方形と、「1:1.618」の小さな「黄金比」が、現れます。
これを、「黄金分割」というそうです。
この分割を繰り返していくと、無限小まで、同じパターンが、フラクタル図形のように繰り返され、角を結ぶように、曲線で繋げると、「アンモナイト」のような対数螺旋が、出来上がります。
渦を巻く羊の角が、「黄金比」を表して、「大きい羊」と書いて、「美」という漢字になるのも、何か意味があるのかもしれません。
「勾玉」の形は、縄文時代の遺跡からも、装飾品としても、たくさん出土されています。
これは、古代人たちが、この形が、「胎児の形」に似ていることに気がつき、これに、「神」を感じたのではないかとも、言われています。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」も、そうですね。
これに関連している話で、とても面白い話があります。
「九州」が、この形だったのです!!
凄いんじゃないですか~!
たしかに、いつも、九州を見ていると、なんとなく、「美しいな…」とは、感じていましたが、「神の創った島」だったんですね。
しかも、「九州」には、「9」が、入っています。
だから、「九州」というんじゃないですか?
まだまだあります。
「9の話」です。
「666」を足すと、6+6+6=18(1+8=)「9」になります。
日本のお札も、10000円、5000円、2000円、1000円を全部足すと、18000円になり、足していくと、「9」に収束します。
AMラジオの局も足すと、18になり、「9」になります。
ニッポン放送
1242=12+4+2=18=「9」
文化放送
1134=11+3+4=18=「9」
TBSラジオ
954=9+5+4=18=「9」
NHK東京第一
594=5+9+4=18=「9」
NHK東京第二
693=6+9+3=18=「9」
「円」は、 「360度」です。
「360」も、また (3+6+0=)「9」に収束する。
そして、「円」を半分にしていったとしても 半分になった角度を足すと、(180(1+8+0=9))で、必ず「9」になります。
180° (1+8+0=9)
90° (9+0=9)
45 (4+5=9)
22.5° (2+2+5=9)
11.25° (1+1+2+5=9)
5.625° (5+6+2+5=18 1+8=9)
これらは必ず、「9」に帰結していくのです。
面白いですね。
どうしてかな?
ここからが、本題です。
数年前だと思いますが、比較的最近のことです。
「666の悪魔」の意味、そのファイナルアンサーが、とうとう解明されたのです。
それは、拍子抜けするくらい、単純な意味だったのです。
「ヨハネの黙示録」の中の最後の文章を、もう一度読んでみてください。
「この刻印とは、あの獣の名、あるいは、その名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを、考えるがよい。数字は、人間を指している。そして、数字は、666である」
「獣の名、あるいは、その名の数字である」
と書かれていますね。
「獣」とは、「動物」のことで、その中には、モチロン、「人間」も含まれています。
そして、「植物」も含みます。
全ての生物の基本の構成物質ですね。
これらの生物の体の大半は、「水」ですね。
さらに、その水分を除いた物質の大半は、「タンパク質」などで、できていますね。
そのたんぱく質の正体は、「炭素」です。
人体の乾燥重量の2/3は、「炭素」みたいです。
つまり、物質的な人間の本質は、
「人間=炭素」
こうなるのです。
こう続きます。
「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は、666である」
この部分の意味は、
「賢い科学者は、人間=炭素の数字には、どういう意味があるかを、知恵=科学によって考えてみなさい。その数字は、人間=炭素の数で、666ですよ」
こう言っているのです。
ハイ!
もうわかりましたね。
中学や高校の時、授業で、「原子」について習いましたね。
現在の最先端の素粒子論では、また、様々な新説があるみたいですが、とりあえず、私の学生時代は、こういう話でした。
「原子の中身には、原子核と電子があり、電子は原子核の周りを、ひたすら回っている。さらに、その原子核は、陽子と中性子から成り立っている」
こういう理論でしたね。
つまり、こうなるのです。
「炭素=人間(Carbon)」
=「陽子6個(6 Protons)」+「電子6個(6Electrons)」+「中性子6個(6Newtons)」
= 6+6+6
= 666
「ヨハネの黙示録」の一番最後の文章を、もう一度、読んでみてください。
「数字は、人間を指している。そして、数字は、666である」
だから、結論は、
「人間(炭素)=666」
これだけの意味だったのです。
特筆すべきことは、「新約聖書」が書かれたのが、紀元1~2世紀にかけてと、言われているのですが、これを書いた作者が、この「炭素のの原子構造」を知っていたということです。
その作者というのは、どう考えても、人間なんかじゃありません。
「神々(宇宙人たち)」によって書かれた書物が、新約聖書なのです。
どうですか?
改めて、「宇宙考古学」の魅力が、わかってきたんじゃないですか?
真実や真理というのは、このように、子供でもわかるようなシンプルな結論が多いのです。
そして、「666」のナンバーは、私が追求してきた、「三つ巴」の神紋の意味、
「植物」-「動物」-「人間」
これとも関連してくるのです。
「三つの勾玉(命)が、回転している」
こういう意味でしたね。
「666」は、「悪魔のナンバー」などではなく、地球における、「生命の根源」の意味を表現している数字だったのです。
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