一休さん
先日、東京都内の都電荒川線沿いを、ブラブラしました。
毎年、友人達を誘って、ワイワイと花見をするのが、恒例なのですが、今年は、一人で散歩しながら、のんびりと桜を見ることが多かったです。
思うところあって、幕末の英雄、ジョン万次郎の墓に、墓参りに行きました。
場所は、東京都豊島区にある、雑司ケ谷霊園です。
これからは、日本中で素晴らしい革命が起きると思います。
素敵な未来が、静かに近づいていますね。
その足音は、聞こえる人には聞こえていると思います。
雑司ケ谷霊園には、桜の木が、一本だけありました。
考えてみれば、満開の桜並木の中を歩いていたら、この1本の桜の木に、目が留まることはありません。
霊園内に、桜の木が1本だけだったから、この木に目が留まったのです。
人間というのは、幸せな時には、その幸せを感じにくいみたいです。
お腹がいっぱいの時には、どんなに豪華な料理を目の前に出されても、それに、ありがたみを感じないのです。
でも、腹ペコの時に、目の前に一杯のスープが出されて、それを最初に口に含んだ瞬間は、なんともいえない幸福な気持ちになるものです。
学生時代などに、経験した方も、多いと思いますが、いつも、たくさんの友人に囲まれていた時には、感じなかった友情も、何かの事情で、クラスの皆から嫌われて、無視されたりして、孤独になっている時に、一人だけ手を差し伸べてくれる人が現れたら、その人とはその後、本当の友人になったりします。
たくさんあるうちは、それの本当の価値に、気が付きにくいのです。
この一本の桜の木を見ていたら、私は、「一休さん」を思い出しました。
子供の頃、アニメでやっていましたね。
昔、一休さんのモデルである、一休宗純というお坊さんの生涯を描いた、ドラマもやっていました。
うろ覚えなのですが、その時に、一休さん(一休宗純)が、応仁の乱の後の京都を歩いていた時に、町全体が荒廃して、草花がほとんどない道を歩いていたときに、道端に咲いていた一輪の花に目が留まり、涙を流して感動したそうです。
「こんな最悪な状況でも、花は咲いている…」
おそらく、その花から、未来への希望などを感じ取ったのだろうと思います。
あまり、知られていないようですが、一説によると、一休さんは、荒廃した時の京都の町で、いわゆる、サロンみたいな場所をつくったそうです。
いろいろな人を集めて、そこで自由に楽しく、おしゃべりする空間をつくったということです。
その時に、現代の日本でも人気のある、「茶道」、「禅」、「能」などの文化の下地が、生まれたそうです。
それまでにもあったと思いますが、これらの文化がその時期に、ボンヤリと形になってきたのだと思います。
特に有名なのは、茶室を考案した茶道の祖、村田珠光という人物が、一休さんの禅弟子だったそうです。
座禅の時の眠気防止に、一休さんから茶を薦められたのが、茶との出合いだったそうですが、座禅を繰り返すうちに、「茶禅一味」の悟りに達したそうです。
彼が始めた、「侘び茶」は、従来の派手で形式中心の「大名茶」とは、全く異なるものだったそうです。
小さな四帖半の茶室の中では、人に身分など関係なく、そこにあるのは、亭主のもてなしの心だけです。
この心が、「仏」だと考えたそうです。
一休さんから学んだ、
「仏は心の中にある」
という教えを、珠光は、仏の教えをお経を通してではなく、日常生活(茶の湯)を通して、具現化したのだそうです。
この思想は、武野紹鴎を経て、千利休へと受け継がれていったと言われています。
私は、「茶道」は、やったことがないので、詳しいことは知りませんが、茶室に置く花のほとんどは、「一輪挿し」だそうですね。
これは、前述したように、一休さんが、応仁の乱の後に、京都で見た一輪の花が元になっていると思います。
一休さんは、実は、当時の天皇の隠し子だったとも言われています。
「庶民でもなければ、天皇家の人間でもない」
という中途半端な立場だったそうです。
だから、周囲も困って、お寺に、小坊主として、あずけられたのだと思います。
そういえば、アニメの中でも、一休さんは、お母さんのことを、
「母上様…」
と呼んでいましたね。
とても高貴な身分だったから、そう呼んでいたのですね。
将軍である足利義光とも、子供のくせに対等な口をきけたのも、天皇の子供だったからだとわかったら、納得ですね。
前述のドラマの中でも、面白い逸話が紹介されていました。
一休さんさんは若い頃に、悟りを開こうとして苦悶していたようですが、ある日、とうとう、それに疲れ果てて、
「もう悟りなんか開かなくても、いいや! 開いても、開かなくても、どっちでもいい。中途半端なままでいいんだ。中途半端なこの状態で一休みしよう」
こう悟って、そのことを師匠のような人に言ったら、
「そうじゃ! それこそが悟りじゃ! オマエは悟ったのじゃ! よし、今日から、名前を、一休と名乗りなさい!」
こう言われて、「一休さん」という名前になったそうです。
もしかしたら、現在の「精神世界」の教えの中に、取り入れたほうがいい教えって、この一休さんのように、
「中途半端のままでも、いいですよ」
という教えなのかもしれません。
覚醒や悟りを開こうとして、くたくたに疲れている人も、たくさんいますね。
一休さんは晩年、ある女性に惚れて、その女性と10年間くらい、深く愛し合ったそうですが、その女性が現代に生まれ変わったのが、シャーリー・マクレーンだそうです。こう考えると、一休さんが、現代の「ニューエイジ」や「精神世界」の開祖なのかもしれませんね。
一休さんは、なにもにも、とらわれない、本当の自由を追求していた人のように感じます。
本当の意味での、「自由人」だったと思います。
一休さんの残した名言の中には、
「宗教や思想の違いに関係なく、どんな人でも、いつかは同じ境地に到達できる」
というような、「ゆるい教え」があります。
私は、こういう肩の力が抜けた、「ゆるい教え」が好きです。
これです。
分け登る
麓の道は多けれど
同じ高嶺の
月を見るかな
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日本の最高権力者
またまた前回の続きで、世の中の裏側、いわゆる、裏社会の話題です。
こちらも、過去に人気のあった記事ですが、再掲載させていただきます。
現在の世界を支配している支配者たちは、なるべく世界の裏側を、知られたくないようにしたいと思っているようです。
ちょうどお月さまが、いつも地球に、表の顔だけを見せて動いているように、「歴史の裏の顔」は、なかなか姿を見せません。
よっぽど真剣に、自分から調べないと、「真実の歴史」は、わかないようです。
世界中の表の歴史、つまり、学校で習うことや、新聞、雑誌、書籍に、書いてあること、そして、テレビなどで、放送されることの99%は、表の歴史です。
表の歴史だけを信じている人たちは、ちょうど月の表だけを見ているように、
「月には、ウサギが餅つきをしているのかな…?」
というような美しい幻想を、抱いたりするのですが、実際の裏の歴史は、月の裏側のように穴ぼこだらけで、汚い部分がたくさんあります。
左側が表で、右側が裏です。
陰謀や謀略を、否定する人たちがいますが、それはちょうど、子供がサンタクロースを信じているくらいに、非現実的な姿勢です。
現実の裏の歴史や社会は、陰謀や謀略だらけです。
しかも、
「いくらなんでも、まさか、そんなことはやらないだろう…」
と思うようなことをやるのです。
私などは、セミナーなどで、そういうカラクリを、よく話したりするのですが、皆、一様に驚きます。
「ええーっ!? 太平洋戦争で、日本は広島と長崎の2発以外にも、原爆を落とさせれていたんですかー?」
「太平洋戦争の日本軍の最高司令官って、日本人じゃなかったんですか?」
「日本の最高権力者って、天皇でもないし、総理大臣でもなかったんですか?」
というかんじで、とても興味深く、私の話を聴いてくれます。
何事もいろいろな角度から見た方が、より真実に近づけるのです。
カメラなどでも、画素数が多いほうが、画像が鮮明ですよね。
ちょうど、そんなかんじです。
「知識」というものは、やはり、「力」になるのです。
スポーツなどでも、「根性」や「努力」だけで勝てたのは、昔の話です。
現在では、「根性」や「努力」も大切ですが、それ以上に大切なのが、「知識」です。
「科学」により解明された、いろいろな理論をしっかりと理解して、「正しい努力」をして、はじめて競技で勝てるのが、今のスポーツ界なのです。
これはスポーツに限らず、全てのことに当てはまると思います。
たくさんの人が、現在も、「平和運動」に関わっていますが、やはり、「戦争」に関する正しい「知識」をもった上で行動するようにしないと、あまり効果はないような気がします。
現在は、情報が山のように溢れているので、正しい情報というのを見極めるのは難しいです。
でも、テレビや新聞、雑誌などから知識を得た上で、さらにインターネットなどで、自分が、信頼できるサイトから深い情報を集め、いろいろな人と話し合うことによって、真実に、近づけるような気がします。
だから、どんどん情報交換はやった方がいいのです。
「人間」が、関わる行動というものは大変難しいです。
例えば、「学問」というものは、「人間」が関与する割合が増えるほど、難しくなっていくと言われています。
理由は、
「実験ができないから」
です。
人間以外のものは実験できるし、すぐに結論がでます。
たとえば、
「Aという液体と、Bという液体を、2:1という割合で混ぜたら、どうなるのか?」
「Aという物質と、Bという物質を、時速20キロで衝突させたら、どうなるのか?」
というかんじです。
しかし、人間が関与する、「医学」、「心理学」、「社会学」、「経済学」、「人類学」などは、実験がやりにくいのです。
「どんな薬を、どのぐらい投与したら、人間は死ぬのだろうか?」
「近親相姦を、どのぐらい繰り返したら、奇形児がどのぐらいの割合で増えるか?」
「東京で仕事している人たちが、全員1ヶ月仕事をサボったら、日本はどういうふうに変化するだろうか?」
このような疑問があっても、これを実験で確かめることは不可能です。
倫理や道徳の問題が、出てくるからです。
このような問題に、唯一ヒントを出せるのが、「歴史」なのです。
「歴史というのは、過去の人間が行った、その実験結果である」
ということです。
さらに、「歴史」には、
「歴史からは、積極的な教訓は得られないけど、消極的な教訓は得られる」
という特徴があります。
簡単に言うと、
「将来は、こういうふうにやったらいい!」
というような未来への積極的で、前向きな教訓は、あまり得られないということです。
なぜなら、人間が成功するパターンは、無限通りにあるからです。
でも、反対にある、
「将来は、こういうことはやらないほうがいい…」
というような未来への消極的で、後ろ向きな教訓は、たくさん得られます。
なぜなら、人間が、失敗するパターンは、ある程度決まっているからです。
もっと具体的に言うと、
「これから先に、流行る商品やサービスは、なんだろうか?」
というような予測は、過去の歴史からは、わからないのです。
しかし、
「これから先に、日本が戦争することは、いいことなのだろうか?」
ということは、すぐに過去の歴史からわかるのです。
つまり、
「広島と長崎のような出来事を、もう一度起こしてもいいのか?」
という結論は、すぐに導きだされるということです。
ここからが今回の本題です。
世界全体の話をすると、話が広がりすぎるので、今回は日本に限って考えてみましょう。
「日本人で、一番偉いのは誰なのか?」
このシンプルな問いに正確に答えられる人は、どれくらいいるでしょうか?
つまり、
「日本の最高権力者は誰なのか?」
ということです。
日本で生活していて、こういう最重要なことを知らない人が、たくさんいるのです。
日本人として、一回くらいは、こういうことを真剣に考えてみたほうがいいと思います。
私は、2011年3月11日の大地震をキッカケに、もう一度徹底的に勉強しなおしました。
「いったい、今、日本で何が起こっているんだろう…? 真実や真相は、どうなっているだろう…?」
こういう気持ちから、いろいろな人に会いにいったり、書籍やDVD、講演会、インターネットなどから、たくさんの情報を得ようと毎日走り回ってました。
この話も、なるべく簡単にわかりやすいようにまとめてみますね。
たくさんの人に、
「現在の日本で、日本国籍をもってる人の中で、一番偉い人は誰だと思いますか?」
という質問をすると、だいたい返ってくる答えは、
「天皇陛下じゃないですか?」
「総理大臣だと思います」
この二つの答えが多いです。
二つとも、正解ではありません。
まず、天皇ですが、これは、日本国憲法によって、「象徴」とされています。
この「象徴」というのは、英語では、「symbol(シンボル)」です。
「mark(マーク)」ではないというところが、大切です。
会社のロゴマークみたいに、流行などのよって、コロコロ変わるものではないということです。
西洋人にとっては、この「symbol(シンボル)」というのは、とても重大な意味をもつそうです。
例えば、西洋人が、一番大切にしているシンボルは、「十字架」だそうです。
キリスト教を代表するこのシンボルは、未来永劫、変わらないものですよね。
だから、「象徴(シンボル)」という表現は、「永遠不変の存在」という意味があって、とても、大切にしなくてはいけない存在というニュアンスが、あるようなのです。
「十字架」と同じくらいの意味合いが、「天皇」なのです。
ただし、天皇が持っている力は、「権威」です。
あくまでも、
「権威がある」
というだでけで、その権威を示したりすることは、ありますが、権力をふるって、人々を服従させたり、屈服させたりは、できないようになっているようです。
では、次に、内閣総理大臣ですが、これも政治の組織図を見れば、この地位が、一番権力を持っているように見えます。
たしかに、この地位は、いろいろな権力を持っています。
つまり、権力をふるって、人々を服従させたり、屈服させたり、支配できる範囲が、かなり広いのです。
しかし、元総理の田中角栄の「ロッキード事件」を見ていても、わかると思いますが、もし、総理大臣が、日本で、一番権力を持っている人であれば、逮捕されて拘置所に、拘留されるというのは、おかしいのです。
私も、子供の頃、「ロッキード事件」を、ニュースで見ていて、
「あれっ? 総理大臣って、日本で一番偉いんじゃなかったっけ? どうして、そういう人が逮捕されるの?」
と不思議に思いました。
ということは…
そうです。
田中角栄を逮捕して、東京拘留所にブチ込んだ人が、日本の最高権力者なのです。
それは…
「東京地検特捜部」
です。
ここの部長さんが、日本の最高権力者だそうです。
「東京地検特捜部の部長」
この椅子に座る人物が、日本の最高権力者なのだそうです。
ある講演会で聴いた話ですが、司法試験に受かった後、埼玉県の和光市で司法修習というのを、2年間受けるそうですね。
その2年間の間に、弁護士、判事、検事になるそうですが、成績も、もちろん考慮はされるそうですが、実はこれは、自分で選ぶというよりは、選ばれるそうですね。
話が、複雑になるので、細かい話は省略しますが、この選ぶ人たちは、アメリカの「CIA」だそうです。
そして、もちろん、全員ではありませんが、この2年間の間に人物観察していて、アメリカのために、働いてくれそうな人たちに声をかけて、検事にするそうです。
その検事の中から、さらにアメリカの言いなりになりそうな人を、「東京地検特捜部の部長」という地位に置いて、アメリカに服従しない総理大臣や政治家を、メディアと協力して、「悪者」だと言って起訴したり、叩いたり、貶めたりするそうです。
最近ではちょっと前に、小沢一郎さんが、さんざんやられていましたね。
ビジネスマンでは、ホリエモンもやれれましたね。
「検事総長」ではなくて、「地検特捜部の部長」という中間管理職みたいな地位に、日本の最高権力があったというのに、驚きました。
昔から、どの国でも、本当に権力を持っている人は、ナンバー2やナンバー3あたりに座っていたり、陰で操っていたりするので、それほど珍しいことでもないのかもしれません。
やはり、日本は、戦後ずーっと、アメリカの支配下で属国扱いされてきたのです。
もっと、正確に言うと、そのアメリカを、さらに支配している超権力者たちの意のままに、動かされてきたのです。
そして、具体的には、「東京地検特捜部の部長」が、日本の政治家に、睨みをきかせていたようです。
これからは、ニュースなどを見るたびに、東京地検特捜部が動いて、テレビや新聞、雑誌などが、悪者にするような政治家やビジネスマンは、アメリカの支配者たちから、嫌われていると思っておくと、わかりやすくなります。
ただし、これは、20世紀までの流れです。
21世紀になってからは、だいぶ流れが、変わってきました。
どういうことかというと、それまでの最高権力者である、「東京地検特捜部の部長」が、逮捕できないような、さらに上をいく、超権力者が、日本に誕生したのです。
誰だと思いますか?
たとえば、上記の小沢一郎さんなどは、政治派閥などの組織をもっています。
しかも、いろいろなことを、公に発言できる場は、国会だけでした。
だから、小沢さんを逮捕してしまえば、その派閥は動けなくなります。
国会の発表前に逮捕したり、起訴してしまえば、政治活動も、やりにくくなります。
つまり、それに当てはまらない人は、東京地検特捜部は逮捕しずらく、苦手だということです。
もっと具体的に言うと、
「組織をもっていないのに、影響力がある人」
こういう人です。
そうです。
「パワーブロガー」や「ユーチューバー」などと呼ばれて、「インターネット」を活用して、情報発信しているような人たちです。
ネットが最高権力なのです。
21世紀になって、普通の人が、一番力を持つという逆転現象が始まったのです。
しかも、最近の若者は豊かな時代に育ったので、それほど欲望が大きくありません。
賄賂にも、興味がないし、ほとんどの人は、真面目なので、犯罪なども犯しません。
つけいられる弱みなども、少ないのです。
さらに、組織やグループではないので、
「誰と誰が、その情報を知っているのか?」
も、まったく把握できません。
20世紀は、政治家や記者が、ある秘密を握ったら、国会の開催の前に脅されたりして、もみ消されることも多かったのですが、ネットだと国会などで発表しなくても、情報発信など、1人でも、1分もあれば、すぐに数千人~数万人という、たくさんの人に拡散できます。
1人を脅したり、暗殺することは可能ですが、数千人~数万人を脅したり、暗殺することなど、不可能なのです。
「パソコン」や「スマホ」という最高の武器を使って、個人が、簡単に革命を起こすことができるようになったのです。
巨大な組織などいらないのです。
個人でも、少人数でも、世の中が認めるかどうかの基準は、
「その情報が真実なのか?」
ということだけなのです。
「真実」ほど、強いものはないのです。
戦後、「日本国憲法」ができましたね。
ご存知のように、
「国民主権」
「基本的人権の尊重」
「平和主義」
という「3大原則」もつくられました。
でも、つくられても、
「これは建前であり、実際には私たち国民は、権力者たちの前では無力であり、権力の前には、平伏さなくてはいけない」
こういう現状が、戦後ずーっと続いていたのです。
しかし、21世紀になり、インターネットが普及してからは、政治的な大革命が起こりました。
私たち、普通の庶民が、「日本の最高権力者」になったのです。
憲法の中の一番大切な「国民主権」が、ようやく実現したのです。
これからは、他の二つも取り戻すことができるようになってくるみたいです。
今頃になって、ようやく、日本は、「3大原則」が、実現するのです。
この素晴らしいことに、まだまだ気がついていない人が多いようなので、これを特に強調しておきます。
昔から、友人たちと、食事しながら、日本の将来について語りあうのが大好きだったのですが、20世紀までは、
「これからの日本は、一体どうなるんでしょうかね…?」
という力のない小声で、ひそひそと話しあってました。
でも、21世紀になってからは、
「さて! これからの日本をどうしましょうか!」
という姿勢に、変わってきました。
皆が、明るい表情で、堂々と語り合えるようになったのです。
食事しながら、日本の最高会議を、毎回開いているのです。
これからは、日本中で、こういう最高会議が、たくさん開催されることになると思います。
だって、日本を、そして、世界を、これから変えていくのは、日本の最高権力者である、私たちなのですから!(笑)
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アメリカの夜明け
以前に書いた記事の改訂版ですが、大切な情報だと思うので、こちらも再掲載します。
いつも思うことですが、世界の裏事情の話などは、「悪い情報」ばかりが流れます。
表のメディアの核心をつかない報道も、偏っていますが、インターネットなどで流れてくる情報も、ある程度核心には迫っていますが、ネガティブに偏っているのです。
情報というのは、なるべく幅広く、いろいろな角度から分析された、ポジティブとネガティブのバランスのとれたものでないと、世界観が歪んできて、最終的には、自分という人間の存在そのものも、歪んできたりします。
人格が偏ってしまい、社会性に乏しい人間になってしまうのです。
それくらい、どういう情報を信じるのかは、大切なことなのです。
私は、情報発信する立場ですが、なるべく、こういうことを心がけて、バランスのとれた情報を、提供することにしています。
今回は、「アメリカ」の話題です。
世界全体が、現在、大変なことになっていますが、特にアメリカは、3年前から凄いことになっているみたいです。
まず、「戦争」というものを、整理してみましょう。
大昔から、世界中で、人間は、戦争してきました。
その戦争は、大きく分けると、二つあります。
一つ目は、自然発生的に起こる戦争。
二つ目は、人工的に起こされる戦争。
この二つを、区別して考えないといけません。
一つ目の自然発生的な戦争というのは、「隣とやる戦争」です。
隣同士の村や町、国などが、ちょっとしたことから、喧嘩になり、それが大きな戦争に、発展するパターンです。
英語の「ライバル」という単語は、「川」を意味する「リバー」と語源的に似ているという話を、ある本で読んだことがあります。
人間というのは、大昔からよく川を挟んで、Aという村とBという村に分かれたのです。
その川を境にして、村や町が生まれて、お互いに土地や農作物などの問題で争うことが多かったのです。
「ライバル」という単語が、それほど悪いニュアンスだけではないことからも、わかるように、こういう争いによって、お互いに切磋琢磨して、文明を向上させてきた面もあるので、必要悪の側面もあったのです。
二つ目の人工的な戦争というのは、「遠くでやる戦争」です。
実は、これをやる村や町、国などは、ほとんどありません。
世界全体でも、とっても少ないのです。
考えてもみてください。
隣同士である、Aという村とBという村が喧嘩するのは、なんとなくわかります。
「しょうがないな…」
というかんじです。
しかし、Aという村が、わざわざ遠くのCという村やDという村、あげくには、X、Y、Zという遠くの村まで、何週間もかけて出かけていって、戦い始めたら、
「あれっ? このAという村、なんかおかしいぞ。頭のおかしい人が、リーダーなのかな?」
と、皆が思うはずです。
もっと具体的に、身近な例をあげてみましょう。
最近は、あまりないのかもしれませんが、私が中学生の頃は、まだ不良の男の子たちは、よく、隣の中学校の不良たちと喧嘩していました。
それで、番長みたいな人同士で喧嘩して、総番長みたいな男が決まっていくというような話を、たまに聞きました。
「この町では、○○中学の○○という奴が総番長みたいだぜ…」
という噂もたまに耳に入りました。
私は、そういうことには、あまり興味がなかったのですが、不良たちは真剣に、そういう話をやっていました。
このあたりは、よく聞く話ですね。
「中学生だから、しょうがないな…」
こういうかんじで、周囲の大人たちも眺めていると思います。
しかし、もしも飛行機に乗って、遠くの都道府県の中学に綿密な計画を立てて、喧嘩しにいくような中学生の不良グループが出てきたら、どう思うでしょうか?
「なにー? わざわざ飛行機に乗って、別の都道府県から喧嘩しにきたグループが、いるんだって?」
と、驚くと思います。
「その中学校、なんかおかしいぞ。頭のおかしい人が、リーダーなのかな?」
と、皆が思うはずです。
あるグループが、わざわざ遠くに出かけていって、喧嘩を売るというのは、このくらい、違和感のあることなのです。
ましてや、それが正当な理由もなくて、ただ単に因縁をつけるという姿勢であれば、本当の狂人なのです。
現在の国際情勢においても、同じ視点で考えてみてください。
ほとんどの国際紛争や戦争は、世界中で勃発していますが、小さな争いごとの大半は、隣の国同士の戦いです。
私は、こういう争いは、悪いものだと思っていますが、どこかで、
「しょうがないな… まだまだ人間のレベルは、こういう段階なんだよな…」
と、半分諦めています。
たとえば、中国などの大国なども、よく戦争していますが、実は、よくよく観察してみると、中国という国は、チベットなど、自分たちの周辺の国とは、武力紛争を、たくさん起こしていますが、海を越えてまでは、武力での紛争は、あまりやっていません。
アフリカやオーストラリアなどの遠くの国まで出かけていってまで、戦争するようなことは、やらないのです。
経済による汚い手口を使った侵略はやりますが、武力は行使しません。
このことからも、中国は、一般に思われているよりも、少しは分別のある国だということがわかります。
日本にも、よく挑発してくるような発言はありますが、中国事情に詳しい人の本で、読んだのですが、中国にも、過激派、中立派、穏健派というように、大きなグループが三つあって、現在は、かろうじて穏健派が権力を握っているそうです。
また、中国の防衛大学みたいな所では、「日本語」を学ぶという科目がないと書かれていました。
通常、仮想敵国があったら、その国の軍隊は、その敵国の言語は絶対に学ぶはずです。
その科目が、ないということは、今の段階では、中国は、本音では、日本と戦争する気はないと考えてもいいと思います。
戦争というのは、実は、どこの国も遠くまで行って、しかも海を越えてまでは、やりたいとは、思っていないのです。
海を越えての侵略戦争というのは、よっぽどの理由があったり、圧倒的な軍事力がないと、できないのです。
普通の戦争というのは、あくまでも、地続きの隣同士でやることが多いのです。
ここまで書いたら、すぐにわかったと思います。
そうです。
この海を越えてまでやる戦争を、積極的にやるような国は、実は、「アメリカ」くらいなのです。
正確に言うと、アメリカを支配している、「闇の権力」です。
細かいことを言うと、アメリカだけではなく、世界中、特に先進国を支配しているのですが、長いこと、アメリカを拠点にしてきたので、ここでは単純に、「アメリカ」という表現を使います。
アメリカという国は、上記で紹介した、
「飛行機に乗って、遠くの都道府県の中学に綿密な計画を立てて、喧嘩しにいくような中学生の不良グループ」
に相当するのです。
こう表現すると、どれだけ分別のない異常なことを、やっているか、わかりますよね?
ここ最近でも、日本、朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、イラク、シリアなど、わざわざ、太平洋を渡ってまで、戦争をふっかけてくる行為を繰り返しています。
しかも、正当な理由などなくて、全部因縁をつけているだけです。
だから、世界中の人から、
「アメリカ、絶対おかしいぞ… 頭のおかしい人たちが操っているんだな…」
と思われるのです。
アメリカの歴史を振り返ると、インディアンを大虐殺したり、黒人を奴隷にしたり、とんでもないことばかり、やっているのですが、いい時代もあったのです。
それは、1960年~70年代くらいだと思うのですが悪いことも、たくさんあったとは、思いますが、アメリカのハリウッド映画が、世界中で愛されて、アメリカの文化に、世界中の若者が憧れた時代もあったのです。
「古きよきアメリカ」
などと言われて、私も子供の頃、「刑事コロンボ」などのアメリカドラマに、出てくる大金持ちたちの豪邸や高級車に、ビックリしていました。
テレビや冷蔵庫などの電化製品にも憧れました。
「アメリカっていいな~ 将来はアメリカに住みたいな~」
と、思った子供は、日本中にもたくさんいたと思います。
この頃、アメリカがよかった理由は、ちゃんと物作りをやっていたからです。
自動車、テレビ、冷蔵庫など、アメリカ製の製品を世界中が求めたのです。
それが、だんだん実体経済から、マネーゲームを重視し始めて、麻薬、戦争、金融詐欺、訴訟社会が蔓延して、最悪の国に、なってしまいました。
現在、メイドインUSAで欲しい製品は、あまりないんじゃないですか?
さらにわかりやすく例えてみましょう。
何かの本に、書いてあった話です。
それまで、真面目だった、「アメリカ」という名前の男が、ある日、急におかしくなって、ギャンブルで借金をつくった後、麻薬や強盗、詐欺ばっかりやるようになったということです。
物作りをしないで、戦争などで儲けをだして、経済を回そうと思ったら、いつかは行き詰るのは、当たり前の道理なのです。
それで、どうしようもなくなって、心の優しい女性のような、「日本」というパートナーのヒモみたいになって、さんざん脅したりしながら、お金をせびり始めたのが、ここ10年くらいの動きです。
「もうこれ以上は、お金はあげられないわよ! ちょっとは真面目に働いてよ! 昔の素敵だったあなたに戻ってよ!」
日本が、いくらこう言って諭しても、
「ゴメン、俺、もう駄目だ… いいからお金をくれ! くれないと、また悪さしてやるぞ!」
アメリカは、こう言いながら、悪さばかりしているのです。
あげくの果てには、麻雀で負けそうになって、破れかぶれで、テーブルをひっくり返そうとしてるのが、最近の動きなのです。
こうイメージすると、わかりやすいですね。
私自身、アメリカに、6年ほど住んでいたので、この国は第二の故郷みたいに思っています。
それで、ついつい辛口になってしまうのですが、さきほど、アメリカの悪いことばかり書きましたが、アメリカのいい部分も、たくさんあります。
アメリカを支配している権力者たちが、悪いのであって、大半の普通のアメリカ人たちは、素晴らしい人たちばかりです。
その素晴らしいアメリカ人が、今、ようやく目覚めようとしています。
世界が、大きく変わるのは、やはり、アメリカからだと思います。
ここからが、本題です。
表のメディアは、ほとんど報道しませんが、アメリカで、素晴らしい革命が、進んでいるみたいです。
「アメリカの夜明け」が、始まったみたいです。
どういうふうに、進んでいるのか、思いっきり簡単に説明しますね。
「911」の後、世界中の水面下で、いろいろな革命が進んでいますが、やはり、アメリカの変化が大きいです。
「911」の前後くらいから、「ブッシュ」のファミリーに代表されるような「ナチス」の勢力が権力を握って、アメリカで悪さを始めたのですが、さすがに、この大事件で、目が覚めたアメリカ人も、たくさんいたようです。
特にアメリカの軍人たちが、
「あれっ? おかしいぞ… アメリカ軍って、正義の軍隊じゃなかったっけ? どうして、こんな悪事ばかり、やっているんだろう?」
こう思って、それまで洗脳されていた人たちが、目覚めたそうです。
それから、「闇の権力」が大統領を通じて、いろいろな命令をしても、言うことを聞かなくなったようです。
他国への空爆なども、命令拒否するようになったのです。
しかし、軍人というのは、サラリーマンでもあるので、命令を聞かないと、首になったり、給料を貰えなくなったりします。
彼らにも、家族がいて、生活があるのです。
それで、しぶしぶ、命令に従う軍人も、一部残っていたようです。
それまでのアメリカは、「国務省=ナチス」が支配していて、さらに、ここが、「ワシントン」の政治、それから、「ニューヨーク」の金融などを牛耳っていたので、ここから、「給料」が、「アメリカ軍」に流れていたようです。
しかし、「311」の後くらいに、その流れが変わったようです。
このアメリカの現状に同情して、サポートする人たちがたくさん出てきたのです。
世界中の善良な金持ちたちが、
「そういう事情なら、私たちが、アメリカ軍のための銀行をつくってあげます。そこから給料を、軍人たちに支払います。それなら、戦争しないでいいでしょう」
こう申し出たそうです。
それから、いろいろな紆余曲折があったようですが、アメリカの軍人たちの一番大切な「給料」が、ある程度確保され、堂々と命令拒否する軍人が増えたのだそうです。
いい話ですね~。
どうして、こういうポジティブないい話は、広がらないんでしょうね?
世界には隠れて悪さをする、「闇の権力」も存在していますが、同じように、隠れていいことをする、「光の権力」も存在しているのです。
そして、2015年10月に、アメリカで歴史的な大事件が起こったそうです。
「アメリカ統合参謀本部議長(Chairman of the Joint Chiefs of Staff)」というポジションがあるそうですが、ここは、アメリカ統合参謀本部の長だそうです。
つまり、「アメリカ軍」を統率する軍人(制服組)のトップであり、大統領および国防長官の主な軍事顧問だそうです。
ここに、ジョセフ・F・ダンフォードという人物が、就任したのだそうです。
この人物は、それまで、「国務省=ナチス」の悪行に嫌気がさしていた、「ペンタゴン(国防総省)」が、送り込んだ人物だそうです。
この人物は、
「戦争は、マフィアの金儲けだ!」
と、若い頃から常に主張していて、「狂った戦争」に、「NO!」と言い続けてきた軍人だそうです。
良識的な軍人たちから、とても好かれて、人望のある人が、「アメリカ軍」の実質的なトップになったということです。
これは、素晴らしい変化です。
「アメリカ」が、ようやく、「狂った戦争」を、やめることができるようになったということです。
この就任は、当時のオバマ元大統領など、「国務省=ナチス」の勢力たちには、秘密裏で行われたそうです。
だから、この人物の就任には、「闇の権力」の側は心底驚いたそうです。
現在、アメリカでは、
「ペンタゴン(国防総省)」 VS 「国務省=ナチス」
つまり、
「光の権力」 VS 「闇の権力」
という戦いが、始まっているそうです。
ちなみに、「光」が、やや優勢みたいです。
それからも、オバマ元大統領が演説をしたときには、隣に、このジョセフ・ダンフォードが立ち、睨みをきかせていたそうです。
もしかしたら、広島の平和公園訪問も、ジョセフ・ダンフィードが、オバマ元大統領に命令したのかもしれませんね。
そして、現在のトランプ大統領は、複雑な構造に翻弄されながらも、どちらかというと、この「ペンタゴン(国防総省)」 のグループ、つまり、「光の権力」の側みたいです。
アメリカでのこの戦いは、4年前あたりから、世界中に大きな影響を与えているそうです。
身近なところでは、その頃から、日本でも、「SMAPの分裂騒動」なども、これの影響みたいです。
アメリカの権力構造が、真っ二つに分かれたので、その影響で、日本のヤクザの世界も、真っ二つに分かれたようです。
その影響が、芸能界やジャニーズ事務所にも、影響しているのだそうです。
これからは、いろいろなことが、明るみに出てくると思いますが、それは全部、「アメリカ」から始まった、「光」と「闇」の対立が、影響しているみたいです。
「アメリカの夜明け」が始まっているのです。
そして、その朝日の光は、世界中に広がっていくのです。
世界は、2015年の秋、アメリカから急激に良くなっているのです。
もうすぐ、新しい地球に生まれ変わります。
楽しみですねー!
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白の暴力
先日の東京セミナーの後の懇親会で、昔からの読者の方から、
「トーマさんのブログ記事の中で、一番好きなのは、『白の暴力』です。また書いてください」
と言われたので、リクエストにお応えして、再掲載させていただきます。
現在の地球上には、二種類の暴力があるそうです。
「黒の暴力」と「白の暴力」だそうです。
このうちの「黒の暴力」というのは、一般的な意味の暴力です。
暴力団や闇金融、不良少年、暴走族、盗賊、泥棒、ギャングなどの集団が、一般の善良だと言われている人たちに対して行う暴力です。
いやがらせ、恐喝、リンチ、暴行などです。
この「黒の暴力」は、わりとわかりやすく、理解がしやすいため、適切な対処がたくさん考えられています。
対抗策もたくさんあり、組織も、警察、弁護士、裁判所、自警団など、すでにたくさんあります。
この暴力の特徴は、
「罪を犯している本人に、罪の意識がある」
ということです。
つまり、行為を犯している当事者に、
「自分は、悪いことをやっている」
という意識があることです。
一方、「白の暴力」は、現在、水面下で問題になっている暴力です。
宗教団体、狂信的な思想集団などが、一般の人たちに、無理強いする布教活動、洗脳、思想の押し付け、マインドコントロールなどです。
大変にわかりにくく微妙で、なかなか判断も理解もしにくいため、あまり社会の表面に登ってきにくいものです。
これに対抗するような組織は、ほとんどありません。
これの特徴は、
「罪を犯している本人に、罪の意識がない」
ということです。
行為を犯している当事者は、
「自分は、悪いことはやっていない」
という意識で、動いているということです。
わかりやすい例を、挙げましょう。
例えば、経験した人も、多いと思いますが、昔、アパートで一人くらしをしていた頃、よく経験したのですが、アパートには、よく新聞の勧誘などが来ました。
やくざのような勧誘員も来て、しばしば喧嘩になったりしました。
しかし、このやくざのような勧誘員たちは、よく観察すると、けっこう純粋なところがあったり、必死になって、売り込みしている様子も感じられ、ちょっと気の毒になったり、逆に可哀想に思ったり、最後には仲直りしたり、いろいろ人間くさいドラマも生まれ、現在では楽しい思い出として、心に残っています。
やっかいだったのは、宗教団体の勧誘です。
彼らは、
「自分たちは、絶対正しいことをやっている」
という信念をもっているので、こちらがどんなに断っても、
「あなたはまだ気がついていない。目覚めていない。私たちが目覚めさせてあげよう」
という姿勢で来るので、話がやっかいなのです。
宗教や宗教団体自体は、特に悪いとは思っていません。
自分もいままでに、いろいろ経験したので、その素晴らしさやメリットも十分わかっています。
ただ、この強引な勧誘、または巧妙な誘いには、よくウンザリさせられました。
現在では、これがもっと複雑で細かくなり、この「白の暴力」の問題は、わかりにくなっています。
「黒の暴力」のほうは、このままほっておいても、時間とともにいい方向に行きそうな気がしますが、「白の暴力」のほうは、ますます難しくなってくるでしょう。
アメリカに住んでいた頃、ある年上の男性と、ルームメイトのような感じで一時期、一緒に住んだことがあります。
この人は、いわゆる、「潔癖症」でした。
病的に清潔好きなのです。
外出から帰ってくるなり、すぐに家の中をチェックして汚れていると、
「トーマ君また、ここが汚れているよ! まったく、君はどうして、こんなにダラしないんだ。君は子供頃、お母さんから、掃除の仕方も習わなかったのか? いいかげんにしてくれよ!」
いきなり怒鳴りつけたり、ネチネチと文句を言ってきたりするのです。
こちらは、
「このぐらいの汚れで、怒ることもないだろう…?」
と思うほどの汚れなのですが、彼はこの汚れが許せないようで、30分くらいかけて、いろいろな薬品を使って、拭き掃除していました。
掃除以外にも、買い物やテレビの見方、本の読み方、食事のマナーなども、大変細かく、いちいち注意されたり、文句を言われたりしていました。
そのうち会うと疲れるので、次第に時間をズラし、なるべく家では、彼と顔を合わせないようにしていました。
彼のその当時の口癖が、
「俺は間違ったことは、言っていないぞー!」
でした。
確かに間違ったことは、言っていないのです。
彼の言っていることは、全部正しく、非の打ち所が全くないのです。
でも、だから最悪なのです。
正しいために、
「自分が悪かった」
「自分は間違っていた」
という考えにならないのです。
結果として、反省することが全くなく、いつまでも、
「悪いのは相手だ」
「相手が馬鹿で間違っていた」
という結論で終わっているのです。
彼は、私以外の人間ともトラブルが多く、何かのミーティングなどで、誰かが5分遅刻しただけで、皆の前で、その遅れてきた人を怒鳴りつけたりして、たくさんの人から、嫌われていました。
とにかく四六時中、人とトラブルばかり起こし、そのたびに、
「俺の周りにいる連中は、皆、馬鹿ばっかりだー!」
と周囲の人たちのせいにするのです。
「白の暴力」の典型的なパターンです。
「精神世界」という分野は、このパターンに大変なりやすい傾向があります。
この分野は、定義がしにくい言葉も多く、体験や理解度に、個人差も大きく、結論もでにくいものばかりだからです。
「正しさ」を判断基準に置くと、この「白の暴力」になりやすいです。
昔、ある地方で、個人セッションをやった時、女性のクライアントで、夫婦関係で苦しんでいる方が来ました。
長年主婦として、家族のために、一生懸命尽くしてきたことが話を聴いていて、すぐにわかりました。
でも、彼女の旦那さんが人格に問題があり、暴力もふるわれ、大変な年月を過ごしてきたようでした。
しかし、彼女はある宗教団体に入信していて、そこの団体の偉い人に、その夫婦関係を、相談したら、
「あなたは感謝が足りないのです。それは神様からの試練です。そういう夫にも、感謝することが、霊性を向上させることに必要なのです。殴られてもありがとうございますと言えるような人間になりなさい」
と、ずっと言われ続けてきたようでした。
キネシオロジーを使って調べてみました。
ためしに旦那さんに、向かって、
「ありがとう!」
と言っているのをイメージすると、身体中から、パワーが抜けるのがわかりました。
逆に旦那さんに向かって、
「ばかやろう!」
と言っているのをイメージすると、身体中にパワーがみなぎってくるのが、わかりました。
この検査では、
「このクライアントは、旦那さんを馬鹿にしたほうがいい」
と判断しました。
「旦那さんに感謝などやらなくてもいいですよ。そんな酷い旦那は、馬鹿にしてもいいと魂が言っていますよ」
私が、彼女にこう言うと、ボロボロ涙を流した後、
「ありがとうございます。ようやく気持ちが楽になりました。ずーっと長年、この思いに縛られてきた自分が、今、鎖から解放されたようです。本当にありがとうございます」
と言われました。
話を聴いていて、こちらまで、目がウルウルしてしまいました。
「ありがとう」
という言葉自体は、とっても素晴らしいものです。
「感謝」も、たいへんに素晴らしいものです。
「許す」という行為も、もちろん大事なことです。
しかし、人間のやる行為は、どれでもケースバイケースです。
人や状況が違えば当てはまらないケースなど、いくらでもあるのです。
このクライアントの彼女の場合、
「感謝しなくてはいけない」
という「正しい教え」にずっーと縛られてきていたのです。
「赤ちゃんが、誰からも愛されるのは、周囲の人間の欠点や間違いを鋭く指摘しないからだ」
という金言が、ユダヤ教の「タルムード」の中にあります。
これは逆に言えば、人の欠点や間違いを鋭く指摘しすぎて、誰からも愛されなくなっている大人が、とっても多いということです。
そして、その欠点や間違いを鋭く指摘する時の武器として、必ず使われる道具が、「真理」などの「正しい教え」です。
もうひとつ、例を挙げておきましょう。
これも、個人セッションをやった時ですが、女性のクライアントとで、
「トーマさん、私は今までに、どこの職場に転職しても、必ず上司になった人から、いじめられます。私の周囲にいる人は、すべて私の鏡なので、これは全部私に、問題があると思います。すべての状況は、私の意識が引き寄せているのですから…」
と言われました。
彼女は、いろいろなカウンセラーやヒーラーのところに行き相談したようでした。
しかし、どこに行っても、下記のようなことを言われたそうです。
「すべての人は自分の映し鏡。すべての現実は自分の意識が原因。世の中に偶然はなく、全部、自分が選んだ必然」
という真実です。
これは、真実だと思います。
真理です。
まったく正しいのです。
しかし、この真実ばかりに、意識がフォーカスしすぎているために、彼女は、いつまでも、自分が悪いと思い込み、ひたすら自分を責めるという悪循環に、陥ってしまっているのです。
そこで視点を変えてもらうために、こう言いました。
「そうですか? 全部あなたの意識が引き寄せているのですか? しかし、私は、あなと会って話をしていても、いじめてやりたいとは思いませんよ。たしかに、あなたにも、なにか要因はあるでしょうが、周囲の人間にも要因はあります。あなたが転職した会社の上司が、たまたま偶然、そういう人たちだったという場合も、あるのですよ」
こう言ったあと、明らかに彼女の顔の表情が明るく、血色がよくなっていくのがわかりました。
「真理」、「宇宙の法則」、「高次元の意識」、宗教や精神世界で、「正しい」と言われているものが、逆に、人間を傷つけ、苦しめていることなど、たくさんあるのです。
「正しければいい」
というものではないのです。
このようなケースを避けるための道具の一つとして、私の場合は、「キネシオロジー」を、よく使います。
使い方にもよりますが、これは、「正しい」という問題よりは、「現在のクライアントの霊性の向上に、一番有益な方向」を示すのに、とてもバランスのとれた、いいヒントを、たくさん与えてくれるのです。
精神世界で、仕事をしている人、また、これからやりたいと思っている人たちに、ぜひ習得してもらいたいテクニック(道具)の一つです。
「白の暴力」には、他にも判断のつきにくい、複雑なケースが、たくさんあります。
例えば、親が子供をしつける場合や、会社で上司が部下をしかる場合、よく加害者のほうが、
「あなたのためを思ってやっているのです。これも愛情なのです」
という台詞を、言います。
これも、本当に愛情からやっている場合と、ただ単にストレス解消、八つ当たり、いじめ場合が、あります。
実際には、簡単に二つに分けられるものは少なく、これらの感情が複雑に絡んでいるため、加害者も被害者も、そして、周囲の人たちも判断ができず、全員がどうしていいかわからないケースばかりなのです。
学生の頃、M君という親友がいました。
とても、心の優しい男でした。
今考えると、彼も、「白の暴力」の犠牲者でした。
父親が、大学の教授で、毎日毎日、勉強のできない彼に、
「勉強しろ! 勉強しろ! 俺のように東大に入れ!」
と、叱っていました。
この父親の言っていることも、客観的に聞いていて正論でした。
確かに彼は、もっと受験勉強をがんばったほうが、いいようでした。
しかし、人には向き不向きもあるし、受験勉強を、どうしてもしたくない時もあるのです。
それでも、その父親は、
「自分の息子だから優秀なはずで、やればできるはず」
と思って、凄く厳しく指導していました。
多くの家庭に、見られる光景ですが、この場合、「白の暴力」に加えて、「愛情」も、加わっているのです。
しかも、この愛情も、「本物の愛情」なのです。
このM君は、それに耐えられずに、25歳頃、とうとう自殺してしまいました。
最後に、私の家に電話をかけてきたのですが、たままた旅行中で、電話に出ることが、できませんでした。
10件以上も、留守電の録音が残っていて、最後に、
「じゃあな…」
と寂しそうな声でつぶやいたのが、今でも耳に残っています。
「白の暴力」への対処法には、こういうやりかたがあります。
上記のアメリカのルームメイトの彼との話ですが、彼は、私が毎日、遊びほうけて暮らしていたのが面白くないらしく、当時よく説教をしてきました。
「トーマ君、人間はちゃんと真面目に働かないとだめだ。君のように遊んでばかりいては、将来、駄目な人間になってしまう。来週からでもすぐアルバイトでもやりなさい!」
ある日、めんどうくさくなったので、こう言い返しました。
「今、とっても幸せで満ち足りた生活を、自分はやっています。それなのに、あなたは、私のこの生活を壊して、別の生活をやれと命令している。そこまで命令するくらい自信があるんだったら、もし万が一私が、新しいアルバイトを始めて、その仕事が合わず、身体を壊して癌などの病気になり、病院に入院するようになったら、その入院費用まで、払ってくれるんでしょうね? 日本円でいくらくらい払ってくれるんですか? 100万円ですか? それとも、1000万円まで払ってくれるんですか? 今、ここで、契約書に金額を書いてサインしてください。責任もとれないのに無責任な発言を、やってるんじゃないでしょうね?」
こう言うと、彼は下をうつむいたまま黙り込んでしまいました。
「いや、トーマ君、そこまで自分は責任はとれない…」
ポツリと呟いて、その会話は終わりました。
このように、「白い暴力」をふるってくる人がいて、
「あなたのために言っている」
というような台詞を言ったら、すかさず、
「どこまで、その発言に責任をとれるのか?」
を確認するようにしたらいいです。
偽者の親切な発言は、すぐに化けの皮が剥がれます。
精神世界では、これからは、特に、「白の暴力」に、気をつけなくてはいけません。
地球が混乱している原因の多くも、「白の暴力」です。
宗教戦争のすべても、これです。
「自分は正しい。他の人たちが間違っている。自分だけが本当の神と繋がっていて、他の人たちは間違った神と繋がっている」
というものです。
他にも、
「肉を食べるのは、よくない」
「朝は早起きして、規則正しい生活をしなくてはいけない」
「タバコやアルコールは、身体によくない」
「人の悪口や蔭口は、絶対に言ってはいけない」
などなど、世の中には、「白の暴力」に、すぐに変わってしまう危険性のある「正しい教え」が、山ほどあります。
「どれが本物か?」
などというのは、大変に難しい問題なのです。
簡単に言えないのです。
「正しさ」を、基準にするというのは、とっても危うく、危険性をもっているのです。
戦争というのは、
「正義」と「悪」
が戦っているわけでは、ありません。
「正義」と「もう一つの正義」
が戦っているのです。
代替案としては、「正しい」ではなく、「楽しい」を基準にとったほうがいいような気がします。
「正しい」ことが、「楽しい」とは限りませんが、「楽しい」ことは、
「今の瞬間の自分には、正しい」
からです。
「白の暴力」に、お互いに気をつけましょう。
つねに、
「自分は間違っているかもしれない。自分は一番ではないかもしれない」
という謙虚な問いかけは、大切だと思います。
オマケの写真です。
写真は、裁判所や法律事務所など、司法関係の場所に、よく飾られている、「正義の女神で(Lady Justice)」です。
天秤は、正邪を測る「正義」を、剣は、「力」を象徴していて、
「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力に過ぎず、法はそれを執行する力と両輪の関係にある」
ということを、表現しているそうです。
フランス革命の時も、「白の暴力」が、吹き荒れました。
「正義」の名のもとに、たくさんの人々が、ギロチン台で殺されました。
多いときは、一日に数百人が殺されたそうです。
これは、マリー・アントワネットが、ギロチン台に連れて来られた時の絵です。
ちなみに、大昔から、世界中で、王様というのは、「愛人」を持つ人が多いですね。
これは、ある歴史学者によると、そういう契約が、どこの国でもあったのだそうです。
つまり、愛人という存在は、王様とお付き合いして、なんでも買ってもらえて、一生、死ぬまで贅沢三昧の生活をすることができたそうです。
そのかわり、革命などが起きて、いざ、王様や王妃、そして、その子供たちの身が危険にさらされた時には、
「全部、この愛人である、この女のせいです! 私たちの家族は、この悪魔のような女性に、騙されて酷い目に遭っていたのです!」
こう言って、全部を愛人のせいにして、身を守ることができたのだそうです。
しかし、当時の夫であるルイ16世が真面目過ぎて、
「私は、マリー・アントワネットだけを愛している。愛人など持つことはできない」
と言って、愛人を持つことを拒んだそうです。
それで、王妃であるマリー・アントワネットまで、ギロチンで処刑されるという悲劇が起きたのだそうです。
だとすると、ルイ16世とマリー・アントワネットの夫婦も、
「浮気をしたり、愛人を持つことは悪いことだ!」
という「白の暴力」の被害者でもあったのかもしれません。
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福岡セミナー ~悪の根源~
いよいよ明日は、福岡セミナーです!
まだ、少しだけ席が残っています。
受講をご希望の方はお早めに、私、トーマまでメールください。
このセミナーは、後世の歴史に残るほどの内容になると思います。
ほとんどの人は、超古代文明、古代史、神学、宇宙、宇宙人、縄文時代、弥生時代、宗教、科学、江戸時代、幕末、太平洋戦争、陰謀論、政治、経済、戦争、マンガ、アニメ、恋愛、結婚、教育、子育てなど、バラバラにして、個別に捉えていると思います。
しかし実は、これらはすべて連動していて、密接につながっているのです。
上記のキーワードが、見事につながるのです。
このセミナーでは、そういう、まったく別々の楽器の音が、見事に調和して、オーケストラの演奏を聴くような、そういう不思議な話になります。
2017年3月に、長崎市に滞在した時、「平和公園」にも行きました。
「平和記念像」の前で、記念撮影しました。
ここで、「世界平和」の祈りを捧げた後に、「平和公園」の地図を、ふっと見たら驚きました!
見てください!
そうです。
公園の形そのものが、「原爆」になっているのです。
これに気がついて、衝撃を受けました。
緑色の芝生の部分に注目してください。
左側が、長崎県に投下された、「ファットマン」です。
そして、右側が、広島県に投下された、「リトルボーイ」です。
あとで、友人たちに話したら、皆、驚いていました。
地元、長崎の人たちも、気がつかなかったそうです。
ここが爆心地です。
この場所は緑が多く、その緑が、「♡(ハート)」の形で、そこを取り囲んでいます。
日本人は、素晴らしいです。
これだけ、酷いことをされても、復讐という選択を選ばなかったのです。
この行為を、「愛」で包み込もうとしている姿勢が、この「爆心地」の地図から伝わってきました。
複雑な思いも、もちろんありますが、素直に感動しました。
この時の旅行では、長崎市で、どうしても行きたい所がありました。
まずは、ここです。
「大浦天主堂」です。
「妙行寺」です。
「大浦諏訪神社」です。
この三か所の意味が、わかりましたか?
「大浦天主堂」-「妙行寺」-「大浦諏訪神社」
つまり、
「教会」-「寺」-「神社」
言い換えると、
「キリスト教」-「仏教」-「神道」
ここの狭いエリアには、三つの異なった宗教が、仲よく共存しているのです。
立て札にも、書かれていました。
このエリアのことを、「祈りの三角ゾーン」というそうです。
素晴らしいですねー
中近東などでは、未だに、
「ユダヤ教」ー「キリスト教」-「イスラム教」
この三つが、憎しみ合って、戦争をしている状態です。
世界中でも、この長崎市のように、三つの異なった価値観が、仲良くしている所は珍しいと思います。
以前、どこかで、誰かかが呟いていました。
「俺は、右翼でもないし、左翼でもない。仲よくだ!」
こういう「仲よく(中翼)」の精神が、世界を平和にしていくんですよね。(笑)
ここから、「宗教戦争」が、すこしづつ無くなっていったらいいですね。
「世界平和」
この人類の長年の夢は、やはり、「日本」から始まると思います。
特に、被爆地である、「長崎」や「広島」、激戦地だった「沖縄」、大空襲のあった「東京」など、こういうところから、平和の光は広がっていくと思います。
「平成」の時代が終わり、いよいよ、新しい時代が始まりますね。
九州でも、「悪の根源」のセミナーを開催することが決定しました。
ぜひ受講してくださいね。
<福岡セミナー ~悪の根源~>
〇日時:2019年3月31日(日)13時45分(受付開始) 14時00分~17時00分
〇場所:リファレンス大博多会議室 1207号室
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前2-20-1
http://www.re-rental.com/hakata/access/
〇内容:この世界の悪について、古代史から現代までの流れを話します。
とてもユニークな戦争論になると思います。
「地球文明」というセミナーでは、宇宙人のたちの話がメインでしたが、このセミナーでは、闇の人類史を主に語ります。
〇定員:10名 深い話がしたいので、少人数とさせていただきます。
定員に達し次第、申し込み締め切らせていただきます。
〇受講料:2万円
お振込み方法などは、別途メールで、ご連絡いたします。
〇その他:セミナー終了後、懇親会も予定しています。
こちらも、時間や場所などは、別途、ご連絡いたします。
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最近、メールが返信できないことが増えています。
3日経っても、私から返信がない場合は、別のメルアドから送信してみてください。
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
PS この世界は、「光と闇」の陰陽で、構成されています。
そして、その闇には、いろいろな種類があるようです。
しかし、「究極の光」と同様に、「究極の闇」は、やはり、「愛」だったのです。
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ひまわり
先日、都内にあるホテルで、仲のいい友人と、バイキングスタイルのディナーを楽しみました。
なんでも、抽選で無料券が当たったそうで、豪華な料理を、無料で食べるという幸運に、感謝しながら、腹いっぱい食べました。
閉店、ギリギリまで、おしゃべりしていました。
もう料理が、全部無くなって、お客さんの多くが帰った後の店内です。
ほとんどの人は、大人になった現在よりも、子供の時のほうが、楽しかったと感じていると思いますが、私は逆です。
子供の頃は、辛かった思い出のほうが多いです。
特に、中学時代のいじめの頃には、もう二度と戻りたくありません。
大人になった今のほうが、とても自由を感じ、毎日が楽しいです。
前回の「いじめ」の話の続きになります。
自分自身の中学時代の「いじめ」を思い出してみると、やはり、酷いいじめだったと思います。
どうして、あの時期に、いじめ体験をしたのかを、いろいろな角度から分析してみました。
要因は、たくさんあるのですが、いじめの一番の理由は、
「同じメンバーで長期間、同じ場所で生活すること」
というのが、根本にあるたいです。
ご存知のように、小学校と中学校は、義務教育です。
実際には、義務と言っても、
「子供が、教育を受けなくてはいけない」
という義務ではなく、
「親が子供に、教育を受けさせなくてはいけない」
という義務らしいのですが、ほとんどの子供は、
「学校には、絶対に行かなくてはいけない」
と思いこんでいます。
これが、いじめ問題の根本にあると思います。
小学校の頃は、それほど体力がないので、悲惨な結果になることは少ないのですが、中学校あたりから、体力がついてくるので、いじめも悲惨な結果になりやすくなります。
特に学校の場所が、都会ではなく、田舎だったり、島だったりと、転校しにくい環境だと、いじめは酷くなるような気がします。
日本の歴史において、いじめが特に酷かったのは、江戸時代の牢獄、そして第二次世界大戦の頃の海軍だったという話を聞いたことがあります。
両方とも逃げられない空間で、権力をもった強者が、弱者をいじめるという構造です。
外国も、うかもしれませんが、旧日本軍において、陸軍のいじめは海軍に比べたら、少なかったそうです。
それは、陸軍は陸地だから、いざという時には逃げられたということ。
そして、部下も銃を持っていたので、あまり酷いいじめをやりすぎると、戦場でどさくさに紛れて後ろから、部下に撃たれるという危険性も、あったからだそうです。
それに対して、海軍は海の上の船の中だから逃げ場がないこと。
そして、部下は銃を持っていない人が多かったので、戦場でも仕返しができなかったからだそうです。
現代でも、義務教育期間の小学校と中学校は、逃げ場がないです。
だから、いじめが酷くなりやすいのです。
逆に高校や大学は、それほどでもないのは、問題を起こすと退学にされるということと、行く義務はないからです。
社会人になっても、移動や転勤の少ない職場で、いじめは起こりやすいような気がします。
「では、どうすれば、いじめは少なくなるのか?」
ということですね。
これは、上記の逆をやればいいのです。
つまり、
「なるべく同じメンバーで長期間、同じ場所で生活しないようにする」
これをやれば、いじめは少なくなるということです。
大学など、たくさんの科目があるところは、授業のたびに、違う選択科目に移動するので、必修科目の多い中学校に比べると、いじめは起きにくいみたいです。
だから、会社などでも転勤したり、移動になるのはいいことだと思います。
環境が変わると、リフレッシュできるからです。
正社員にならずに、派遣やアルバイトをするのも、苦しい人間関係から比較的逃げやすくて、いいことだと思います。
人間関係が苦手な人は、いつでも自分を逃げやすい環境に、おいておくのも一つのテクニックだと思います。
同じ会社にずーっと長くいると、どうしても、いじめは起きやすくなるのです。
あまりにも苦しかったら、辞めて別の会社に転職するなり、自分で起業すればいいのです。
私などは起業して、20年以上になりますが、この間、いじめの体験など一度もありません。
時間も空間も束縛されないし、人間関係でも、つきあわなくてはいけない義務の関係が、まったくないからです。
自分が毎日、心地よく生きているので、自分にもやさしくなれるし、周囲のにもやさしくなれます。
やはり、これが人間らしい生き方なんだと思います。
「精神世界」を学んでいると、この世界以外にも、たくさんの世界が存在していることが、わかってきます。
別の惑星に、文明が存在していることや、死後の世界も実在していることなども、どんどん、わかってきます。
この世界への執着が、少なくなってきます。
「地球だけに、文明が存在しているわけではない」
「人生は、この人生だけで終わりではない」
こういうことが、どんどんわかってくると、精神的にとても自由になります。
人間は、精神的に不自由になると、他者をいじめたりすることが多いみたいです。
精神的に自由になると、やさしくなるものなのです。
「神との対話」という本の中に、こういう一文がありました。
「神は自由である」
この言葉が、とっても好きです。
「自由な意識状態になって、はじめて、人間は神を感じることができるようになる」
ということです。
今、「いじめ」を体験している人たちは、おそらく、不自由な時間と空間で生活していると思います。
「不自由な意識」
これが、自分も他人も苦しめるのです。
そうやって、苦しんでいるときは、なるべく、自分のできる範囲で、自由な時間と空間に、自分をおいてあげてください。
「自由な意識」
これが、自分にも他人にも、やさしくなれる唯一の方法なのです。
5年以上前、「いじめ」を、テーマにしたドラマ、「ライフ」をDVDで観ました。
凄く深い内容でした。
「いじめ」を、テーマにした、ドラマは昔からあります。
私が中学くらいの頃は、「3年B組 金八先生」などでも、たまにとりあげていました。
あと、野島伸司脚本の「人間・失格」なども、「いじめ」を扱っていましたね。
「ライフ」というドラマを、観た感想は、
「最近の若者、特に女性は、いじめ方が複雑になっているみたいだな…」
というかんじでした。
男性のいじめは、どちらかというと、腕っ節にものをいわせるような単純な力関係が、多いのに対し、女性のいじめは、もっと集団心理的で、複雑な力学が働いているようです。
いつの時代にも、どこの土地でも、いじめ問題はありますが、現代の日本は、集団による「無視」などの心理攻撃、そして、メールやラインなどを利用した「誹謗中傷」や「悪質な噂」など、責める武器も、高度になっているみたいです。
「ライフ」というドラマは、もちろん、フィクションですが、現実にも、これに近い事件は、たくさん起こっています。
ドラマのキャッチコピーには、
「あなたも 友達のフリをした悪魔ですか?」
という言葉が、書いてありました。
自分も、この「友達のフリをした悪魔」に、何回か会ったことがあります。
本当に最初は、「いい人」の顔をして、近づいてくるのですが、だんだん、
「この人、やばい…」
と気がつくことがあったのです。
「仲良しだと思って、一緒にいるけれど、だんだん、自分は利用されてるような気がしてきた…」
「あれっ? 変な噂、流されてる?」
「最初は楽しかったけど、長く付き合っているうちに、なぜか最近、疲れてくる。エネルギーを、吸い取られているみたい…」
すこしづつ感じてくる、微妙な違和感。
やっかいなのは、その人自身には罪の意識はほとんどなく、半分くらいは無意識的にやっている行為だということです。
最近では、この友達顔で近づいてきて、自分の人生を蝕む敵のことを、「フレネミー」と表現したりするようですね。
「フレネミー」とは、「フレンド(友達)」と「エネミー(敵)」を合わせた造語で、「友達の顔をした敵」のことだそうです。
ドラマの中では、女の子同士で、よく、
「私たち、友達でしょう?」
と何度も確認しながら、相手を追い詰めていく場面がありますが、これなどは日本人が、
「皆、仲良くしなくては、いけない」
と思っている弱点をついた、いじめだと思います。
友達のフリをした悪魔は、よくこの手口を使います。
しかし、だんだん、いじめらている主人公の女の子も、この巧妙な心理トリックに、気がつき、
「あなたたちのような友達は、本当の友達ではない! あなたたちのような友達を友達というのなら、私は、友達なんかいらない! 一人のほうがマシだ!」
と叫ぶ場面があります。
そのとおりだと思います。
考えてみれば友人関係にも、いろいろな関係があります。
利害で結びついている仲。
恐怖で支配している仲。
愛情で付き合っている仲。
ドラマの中でも、
「本当の友達の関係とニセモノの友達ゴッコは、まったく違う」
というような話がでてきます。
「本当の友達関係」というのは、
「苦しいときにも助け合える関係。そして、お互いに相手が間違ったことをやったら、注意したり、叱ったりしあえる関係」
なんだと思います。
学校を卒業したり、会社を辞めた後、
「別に無理して、会うほどの人ではないな…」
と思うような友人は、もしかしたら、「ニセモノの友情」だった友人かもしれません。
逆に、
「あの人、どうしているかな? 久しぶりに会いたいな…」
と思うような友人は、「本当の友情」で結びついていた友人だったのだと思います。
このドラマの中で、主人公の女の子が、大事にしていた「ひまわり」を意地悪な男の子に切られて、踏みつけられる場面があります。
その後、彼女にできた本当の友人たち、二人が傷ついた彼女を、夏休みの旅行に誘うのですが、そこは、たくさんのひまわりで溢れた、ひまわり畑のような場所でした。
そのひまわり畑の中で、本当の友人の女の子が、
「学校なんて世界は、ちっぽけな世界だよ。ちょっと外の世界に出かけたら、こんなに広い世界が、私たちを待っているんだよ」
と慰める場面があります。
また、
「ひまわりっていう花はね、いつも太陽のほうを自然に向いているだよ。だから、大きく成長できるんだよ。人間も、世の中の闇ではなく、光のほうを常に見るようにしていれば、ひまわりのように大きく成長できるんだよ」
と言います。
最後に、
「ひまわりの花言葉はね、『あなたは、素晴らしい』だよ!」
と言う場面がありますが、感動して涙が出てきました。
他にも、花言葉はあるみたいですが、このひまわりの花言葉、
「あなたは、素晴らしい」
という言葉は、自分のハートの奥にじわーっとしみこんできました。
何度も書いているように、私自身も、学生時代、いじめられた体験があります。
勉強やスポーツができないで、苦しんでり悩んだ時期もありました。
でも、それは、学校教育の中には、自分の好きなものや得意なものが、なかったからでした。「学校」などという空間は、自分にとっては狭すぎたのです。
20歳になってから出会った、「パワーリフティング」という競技では、たくさんの大会で優勝したのですが、本当にこの競技に出会うまでは、自信がなく劣等感の塊でした。
でも、ドラマの中の台詞のように、いつもなるべく、「光」のほうを見るようにして、ポジティブシンキングを心がけ、歯を食いしばってがんばっていました。
おかげで、少しづつですが、自分に自信をもてるようになりました。
「自分は、素晴らしい存在だったんだ…」
と、気がつくまでには、長い年月がかかりました。
このひまわりの花言葉は、自分の学生の頃のトラウマを、深く癒してくれました。
<参考>
「フレネミー(frenemy/frienemy)」
(friend(友人)+enemy(敵)からの造語)
フレネミーとは、フレンド(友達)とエネミー(敵)を合わせた造語で、友達の顔をした敵。
親しくするように見せかけて、相手を、おとしいれようとする人。
(フレネミーの特徴)
○情報通であろうとする(情報仕入れのために根掘り葉掘り)
○自分の好みや情報を押し付けてくる(子分にしたがる)
○八方美人(日々陰口満載でも、「こんにちわー」と、明るいトーンで話しかける)
○ヒソヒソ陰口を、共有・拡散するのが好き(情報操作、陥れるのも得意)
○どこかで他人を馬鹿にしている
○他人の幸せが面白くない(幸せアピールしたら、大変な目に遭う)
○気が強く嫉妬心が強い
○ウソが上手
○利益を得られるコネクションを常に探している
○長く付き合っている友だちがいない
○向上心が強い割に、飽きっぽい
○不幸自慢がウマイ
○テリトリー意識が強い
出会って早々に、相手を親友扱いし、そのあと、その相手が他の友達と交流することを極端に嫌う。
周りの友達の悪口を並べ立て、周囲からその相手を孤立させるのが特徴。
しかし、対等な友人関係ではなく、自分がいかに優れているかを、周囲に見せつけるために、 さりげなく、その相手が自信を喪失するようなことを繰り返し、奴隷に対して、「女王または王様」として、君臨しようとする。
PS 「ひまわり」の花言葉は、「あなたは、素晴らしい」だそうです。
しばらくすると、夏の季節になり、日本中で、ひまわりが咲きます。
人生に疲れたり、自信を失ったら、ひまわり畑に行ってみたらいいですよ。(笑)
<
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いじめ
普段、出張が多いせいもあり、テレビはあまり見ません。
どうしても見たい番組がある時は予約録画して、時間のある時に、ゆっくり見ています。
たまに、なんとなく見る番組は、ニュース番組だけです。
ニュースでは、頻繁に、「いじめ」のことが、取り上げられ、有識者たちが、いろいろな議論をしたり、具体案を提示したりしていますね。
「いじめ」の話題は、テレビで見る度に、昔の自分の体験も思い出しながら、とても悲しい気持ちになります。
特に、ちょっと前にあった、「いじめ」の事件で、男の子が殴られて、目が黒くなっている写真は、自分自身の中学時代と重なり、なんともいえない気分になりました。
何回か書いたことがありますが、私自身も、中学1年生から2年生にかけて、この男の子のようないじめを、うけていました。
毎日が地獄で、本当に殺されるかと思っていました。
外国での戦争も悲惨ですが、日本でも、「いじめ」という戦争が、たくさんの場所で、行われているのです。
日本も局所的には戦場なのです。
現在、「悪の根源」というテーマで、セミナーを始めましたが、世界情勢の中で、国と国との関係にも、「いじめ」の構造が関係しています。
大切なことだと思うので、もう一度、「いじめ」の話を書いてみましょう。
特に、現在、学校や職場などで、いじめで苦しんでいる若者、そして、その親御さんのために再掲載します。
日本においては、昔は、「学校」という場所は、一種の聖域のような扱いの場所で、学校の中での問題には、よっぽど殺人事件でもないかぎり、警察などが介入することは、なかったようです。
私のあやふやな記憶によると、30年以上くらい前に、どこかの県で、
「学校内の校内暴力が、あまりにも酷い」
ということで、その学校の校長先生が警察に通報して、警察官のグループが学校の中に入ったことがありました。
警察がこういうかんじで、学校内に入ったのは、日本では、その時が初めてだったそうです。
だから、警察が学校に堂々と入るというのは、比較的最近の出来事だということです。
これが、いいことなのか、悪いことなのかはわかりません。
参考までに、アメリカの「いじめ」の事情について書いてみましょう。
アメリカは、日本の社会と、いろいろ違うのですが、やはり、一番の違いは犯罪の多さです。
その中でも特に、拳銃の問題は大きいです。
アメリカでは、数十年くらい前に、全米を震撼させた、いじめによる事件がありました。
詳しいことは忘れましたが、9歳の男の子が、ずーっと同級生から、いじめを受けていて、苦しんでいたそうです。
ある日のこと、その男の子は、家にあった父親の拳銃を持ち出し、教室の中で授業中に、いじめっ子の前に、スタスタと歩み寄り、銃口を顔の前に突き出し、
「これでも、まだボクのことを馬鹿にするのか?」
こう言ったあと、引き金を引き、
バーン!
という銃声とともに、そのいじめっ子を射殺したのだそうです。
日本では、まだここまでの悲劇は起こっていませんね。
一般的には、アメリカ人はフレンドリーだと言われていて、確かにそういう面もあるのですが、アメリカに住んでいたころ、夜のガソリンスタンドなどでも、
「ハロー!」
と挨拶してくるのを見て、
「ああ、そうか! アメリカ人の挨拶の中には、私は、怪しい人間ではありませんよという、アピールも含まれているのだな。お互いに怖がっているんだな…」
と考え直しました。
彼らが、すぐに、
「エクスキューズミー」
という言葉を使うのも、同じ理由かもしれません。
アメリカでは、喧嘩自慢をする人は、日本に比べると、あまりいないそうです。
見知らぬ人間と、喧嘩など怖くてできないのです。
誰が拳銃を持っているか、わからないからです。
日本人が日本で、見知らぬ人と酔っ払って喧嘩ができるのは、拳銃があまり出回っていないせいだと思います。
日本の暴走族なども、アメリカでは、暴走行為はできないと思います。
アメリカで暴走行為などしたら、警察や住民から、すぐに射殺されます。(苦笑)
そういう観点から見た場合、日本人は、かなり社会に甘えていると思います。
「いじめ」の歴史ですが、これは、人類の歴史が始まってから、ずーと続いている問題のようです。
ただ近年、法律で世界で一番最初に、「いじめ禁止法」を制定したのは、スウェーデンで、これは、1994年に、政府が学校内で起こる全ての「いじめ」を禁止し、学校側に、いじめ防止を義務づけたものだそうです。
アメリカでは、1996年に、サウスカロライナ州で、学校内の「いじめ」を含めた暴力事件を、地元の警察(司法省)に報告することを義務づける、「学校犯罪報告法」が制定されるなど、すこしづつ、これを撲滅しようとする動きが広がっているようです。
アメリカは、「いじめ」にも、学校でも拳銃が使用されることが多く、日本よりも、その点は深刻な問題のようです。
アメリカの「いじめ対策」は、日本と違い、とてもユニークで、興味深いです。
まず、日本では、
「いじめは、加害者だけでなく、被害者にも責任がある」
と長い間考えられているのに対し、アメリカでは、「いじめ」を、「レイプ事件」と同等に扱っており、このような日本の考え方は、
「レイプされた被害者に、あなたの側にも責任があったのではないか?」
と聞くようなものとして考えられ、
「いじめは、あくまでも加害者が悪い」
ということを前提に、裁判などが行われているそうです。
ご存知のように、アメリカでは、
「自分の身は自分で守る」
という自主性の考え方が、強いのですが、いじめに関しては、日本のような、
「いじめられたら、いじめ返してやれ!」
という考え方は、いじめ専門家の間でも、あまりないそうです。
理由は、
「いじめは、最初からアンフェアな状況で行われるため、アメリカ人が大切にしている、フェアプレーの精神が当てはまらないから」
だそうです。
「いじめは、加害者と被害者の力の差がはっきりしていて、被害者は最初から加害者と闘うだけの力は備えていなく、もし備えていれば最初からいじめられない」
という理屈だそうです。
そのとおりだと思います。
アメリカの「いじめ対策プログラム」には、いろいろ考えさせらるものが多いです。
例えば、学校などでは、日本などでは、すぐに教師に問題の対策を迫りますが、アメリカでは、
「いじめの85%は、教室以外の場所で発生している」
と様々な調査から分析し、教師よりも、学内食堂(カフェテリア)のスタッフや体育館の管理人、学校内の警備員、学校近くの商店街の商店主、近所の主婦、老人などに、「いじめ」を目撃したら、
「すぐに、スクールカウンセラーに報告するように」
と学校側が指導しているそうです。
このあたりは、やはり進んでいると思います。
また被害者へのアドバイスにしても、アメリカは、
「いじめられたら、すぐにウォーク・アウェイ(立ち去る)するのがよい」
「からかわれても、すぐに怒ったり泣いたりせず、ユーモアなどで言い返しながら、さりげなく矛先をかわしてください。正面から向かってはダメです」
などと、日本とはすこし違った対応を教えるようです。
興味深いデータも、たくさんあり、あるアメリカの心理学者が、13歳の子供から、「6~12歳まで、いじめっ子だった」生徒を選び、調査すると、
「いじめっ子のテストステロン(男性ホルモン)の分泌量は、普通より少ない」
という研究データを発表しています。
これは、
「男性ホルモンの分泌量は、社会的な成功に比例する」
という仮説があり、一般に成功者というものは、これの分泌量が多いそうです。
この点から見た場合、「いじめっ子」というものは、実は自分達は、
「弱いものをいじめられる自分達は、学校の支配者だ」
と思っている場合が多いそうですが、科学的には、「敗北者」が、とても多いのだそうです。
この「いじめっ子」の追跡調査によると、3年後、16歳で彼らのほとんどが、地元のギャング集団に入ったそうなのですが、その中で彼らの攻撃性が、その集団で評価されるようになると、水を得た魚のように生き生きしてきて、男性ホルモンの分泌量が増えたそうです。
つまり、「いじめっ子」のほとんどは、学校では、「敗北者」なのですが、ギャング集団の中では、科学的に「成功者」になれたそうです。
ノルウェーのダン・オルウェーズ博士が行った調査によると、小学生から中学生時代に、「いじめっ子」だった生徒の約60%が、24歳までに何らかの犯罪を1回は犯して、有罪になっているそうです。
普通の生徒よりも、4倍の確率だそうです。
これはもはや、「教育問題」ではなく、「国家の大問題」です。
いじめっ子の矯正は、可能らしいのですが、なるべく早い時期に、できれば、4~5歳までに、やっておいたほうがいいそうです。
本当のいじめっ子というものは少なく、ほとんどのいじめっ子は、学校の友達を、いじめても、自分の弟などが、いじめられていると、自分の弟は助けるという「やさしさ」も、同時にもっている場合が多いそうです。
アメリカでは昔から、他にも学校の授業で、「ロールプレイ(役割演劇)」などで、様々な角度から、生徒に「いじめ問題」を考えさせたり、学校内で、生徒の中から、「調停員」を選び、生徒同士で「いじめ」などの問題解決をする、「コンフリクト・レゾル―ション」などが、全米の2000校以上で行われているそうです。
日本においては、社会的な解決方法は、義務教育の見直しかもしれません。
義務教育というシステムは、国家が、親に子供を、学校に行かせる義務があると、強要しているのですが、子供たちに強要しているわではありません。
子供たちには、学校に行く義務はないみたいです。
さらに、この義務教育制度ができたのは、戦争中で戦争のための兵隊を養成するのも、目的の一つだったようです。
現在では、それほど必要なものではないと思います。
もしくは、義務教育の期間を、現在の中学3年生までではなく、小学4年生くらいまでに引き下げて、それ以上学びたい生徒は、自主的に自分で、高等教育を受けるようにするという、選択の幅を大きくするというのも、解決策の一つかもしれません。
あるコメンテーターが、テレビで話していたのですが、クラスというのはただ単に、同じ地域の子供たちが、同じ年齢だったというだけで、集められた集団だそうです。
つまり、山手線に乗ったら、たまたま同じ車両に乗り合わせた、同じ車両の集団のようなものだそうです。
だから、その集団のグループ全員と理解しあったり、仲好くなることは不可能なのです。
これを、クラスの担任の先生が、
「みんな仲好くしなさい!」
などと説教するから、それを守ろうして、生徒たちが苦しくなるのです。
意地悪な生徒だったら、
「そんなこと言っている先生は、職員室の先生方全員と、仲好くやってるんですか?」
と、ツッコミを入れると思います。(笑)
いじめられている子どもたちに、私たちが、一人の大人として言ってあげられる一言は、ただ一つ、
「学校なんて、行かなくてもいいんだよ」
この一言だけで、いいと思います。
これだけで、子供たちはだいぶ楽になると思います。
深い内容の記事なので、シェアさせていただきます。
「上手にうそをついて」という題で、漫画家の西原理恵子さんが書かれたものです。
下記、コピーです。↓
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「上手にうそをついて ~いじめられている君へ~」
うそをついてください。
まず仮病を使おう。
そして学校に行かない勇気を持とう。
親に「頭が痛い」とでも言って欠席すればいい。
うそは、あなたを守る大事な魔法。
人を傷つけたり盗んだりするのでなければ、うそって大事よ。
これからも、上手にうそついて生きていけばいいんだよ。
亡くなった夫は、戦場カメラマンでした。
戦場で銃を突きつけられたことが何度もあったけど、一番怖かったのは、少年兵だって。
大人は残酷な兵士にもなるけど、家に帰ったらやさしいお父さんにもなる。
愛することや大事なものを知ってるから。
でも、少年兵は物事の重大さが分からず、簡単に人を殺しちゃうんだって。
生前にそう言っていました。
子どもってそういう生き物。
「子どもなのになぜ?」って思うかもしれないけど、戦場の理屈だと、そうなんだって。
いくら紛争地帯でも、年間3万人も死ぬことはそんなにありません。
でも、日本ではそれくらいの人々が自殺しています。
そう、この国は形を変えた戦場なんです。
戦場では子どもも人を殺します。
しかも、時には大人より残酷になる。
学校は、いじめられてつらい思いをしてまで行くようなところじゃない。
長い夏休みだと思って、欠席してください。
そして、16歳まで生き延びてください。
高校生になれば、通信制高校やフリースクール、いわゆる大検など選択肢が広がります。
何よりもアルバイトができる。
お金をもらいながら、社会人にふさわしい訓練を受けられます。
お金を稼ぐということは自由を手に入れるということ。
その先に「ああ、生きててよかった」と思える社会が必ず待っています。
(西原理恵=漫画家)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
この文章から、深い愛情を感じます。
たしかに、戦場では、少年兵が、一番怖いみたいですね。
自分の体験からも、大人になってからのいじめよりも、子供の頃のいじめが、残酷だったと思います。
子供って、物事を知らないから、いくらでも残酷になれるみたいです。
昔は、子供同士の喧嘩に、親が出ると、
「子供の喧嘩に、親が出たー!」
とバカにされたものですが、最近の子供同士の喧嘩の場合、状況によっては、
「子供の喧嘩に、親は出なくてはいけない」
ということも、多くなってくるかもしれません。
自分の子供を守れるのは、親だけなのです。
大学時代、ある心理学の教授と、「いじめ」について、いろいろと話した時に、その教授は、
「いじめは、自分を強くするために、自分で選んで設定した魂の試練のようなものかもしれない…」
と言っていました。
もしかしたら、そうかもしれませんが、それにしては厳しすぎる試練です。
これからの時代には、ここまで過酷な試練は、もう必要なくなってくると思います。
☆私自身のいじめ体験などを書いた過去の記事です。
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「いじめ編」
http://www.tomaatlas.com/ijime.htm
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