精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

ひまわり

先日、都内にあるホテルで、仲のいい友人と、バイキングスタイルのディナーを楽しみました。

なんでも、抽選で無料券が当たったそうで、豪華な料理を、無料で食べるという幸運に、感謝しながら、腹いっぱい食べました。

 

閉店、ギリギリまで、おしゃべりしていました。

もう料理が、全部無くなって、お客さんの多くが帰った後の店内です。

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ほとんどの人は、大人になった現在よりも、子供の時のほうが、楽しかったと感じていると思いますが、私は逆です。

子供の頃は、辛かった思い出のほうが多いです。

特に、中学時代のいじめの頃には、もう二度と戻りたくありません。

大人になった今のほうが、とても自由を感じ、毎日が楽しいです。

 

 

前回の「いじめ」の話の続きになります。

 

自分自身の中学時代の「いじめ」を思い出してみると、やはり、酷いいじめだったと思います。

どうして、あの時期に、いじめ体験をしたのかを、いろいろな角度から分析してみました。

要因は、たくさんあるのですが、いじめの一番の理由は、

「同じメンバーで長期間、同じ場所で生活すること」

というのが、根本にあるたいです。

 

ご存知のように、小学校と中学校は、義務教育です。

実際には、義務と言っても、

「子供が、教育を受けなくてはいけない」

という義務ではなく、

「親が子供に、教育を受けさせなくてはいけない」

という義務らしいのですが、ほとんどの子供は、

「学校には、絶対に行かなくてはいけない」

と思いこんでいます。

 

これが、いじめ問題の根本にあると思います。

小学校の頃は、それほど体力がないので、悲惨な結果になることは少ないのですが、中学校あたりから、体力がついてくるので、いじめも悲惨な結果になりやすくなります。

特に学校の場所が、都会ではなく、田舎だったり、島だったりと、転校しにくい環境だと、いじめは酷くなるような気がします。

 


日本の歴史において、いじめが特に酷かったのは、江戸時代の牢獄、そして第二次世界大戦の頃の海軍だったという話を聞いたことがあります。

両方とも逃げられない空間で、権力をもった強者が、弱者をいじめるという構造です。

外国も、うかもしれませんが、旧日本軍において、陸軍のいじめは海軍に比べたら、少なかったそうです。

それは、陸軍は陸地だから、いざという時には逃げられたということ。

そして、部下も銃を持っていたので、あまり酷いいじめをやりすぎると、戦場でどさくさに紛れて後ろから、部下に撃たれるという危険性も、あったからだそうです。

それに対して、海軍は海の上の船の中だから逃げ場がないこと。

そして、部下は銃を持っていない人が多かったので、戦場でも仕返しができなかったからだそうです。

 

現代でも、義務教育期間の小学校と中学校は、逃げ場がないです。

だから、いじめが酷くなりやすいのです。

逆に高校や大学は、それほどでもないのは、問題を起こすと退学にされるということと、行く義務はないからです。

社会人になっても、移動や転勤の少ない職場で、いじめは起こりやすいような気がします。

 
「では、どうすれば、いじめは少なくなるのか?」

ということですね。

これは、上記の逆をやればいいのです。

つまり、

「なるべく同じメンバーで長期間、同じ場所で生活しないようにする」

これをやれば、いじめは少なくなるということです。

 

大学など、たくさんの科目があるところは、授業のたびに、違う選択科目に移動するので、必修科目の多い中学校に比べると、いじめは起きにくいみたいです。

だから、会社などでも転勤したり、移動になるのはいいことだと思います。

環境が変わると、リフレッシュできるからです。

 

正社員にならずに、派遣やアルバイトをするのも、苦しい人間関係から比較的逃げやすくて、いいことだと思います。

人間関係が苦手な人は、いつでも自分を逃げやすい環境に、おいておくのも一つのテクニックだと思います。

 

同じ会社にずーっと長くいると、どうしても、いじめは起きやすくなるのです。

あまりにも苦しかったら、辞めて別の会社に転職するなり、自分で起業すればいいのです。

私などは起業して、20年以上になりますが、この間、いじめの体験など一度もありません。

時間も空間も束縛されないし、人間関係でも、つきあわなくてはいけない義務の関係が、まったくないからです。

自分が毎日、心地よく生きているので、自分にもやさしくなれるし、周囲のにもやさしくなれます。

やはり、これが人間らしい生き方なんだと思います。

 


「精神世界」を学んでいると、この世界以外にも、たくさんの世界が存在していることが、わかってきます。

別の惑星に、文明が存在していることや、死後の世界も実在していることなども、どんどん、わかってきます。

この世界への執着が、少なくなってきます。

「地球だけに、文明が存在しているわけではない」

「人生は、この人生だけで終わりではない」

こういうことが、どんどんわかってくると、精神的にとても自由になります。

人間は、精神的に不自由になると、他者をいじめたりすることが多いみたいです。

精神的に自由になると、やさしくなるものなのです。

 

「神との対話」という本の中に、こういう一文がありました。

「神は自由である」

この言葉が、とっても好きです。

「自由な意識状態になって、はじめて、人間は神を感じることができるようになる」

ということです。

 
今、「いじめ」を体験している人たちは、おそらく、不自由な時間と空間で生活していると思います。

「不自由な意識」

これが、自分も他人も苦しめるのです。

そうやって、苦しんでいるときは、なるべく、自分のできる範囲で、自由な時間と空間に、自分をおいてあげてください。

「自由な意識」

これが、自分にも他人にも、やさしくなれる唯一の方法なのです。

 


5年以上前、「いじめ」を、テーマにしたドラマ、「ライフ」をDVDで観ました。

凄く深い内容でした。


「いじめ」を、テーマにした、ドラマは昔からあります。

私が中学くらいの頃は、「3年B組 金八先生」などでも、たまにとりあげていました。

あと、野島伸司脚本の「人間・失格」なども、「いじめ」を扱っていましたね。


「ライフ」というドラマを、観た感想は、

「最近の若者、特に女性は、いじめ方が複雑になっているみたいだな…」

というかんじでした。

男性のいじめは、どちらかというと、腕っ節にものをいわせるような単純な力関係が、多いのに対し、女性のいじめは、もっと集団心理的で、複雑な力学が働いているようです。


いつの時代にも、どこの土地でも、いじめ問題はありますが、現代の日本は、集団による「無視」などの心理攻撃、そして、メールやラインなどを利用した「誹謗中傷」や「悪質な噂」など、責める武器も、高度になっているみたいです。

「ライフ」というドラマは、もちろん、フィクションですが、現実にも、これに近い事件は、たくさん起こっています。

 

ドラマのキャッチコピーには、

「あなたも 友達のフリをした悪魔ですか?」

という言葉が、書いてありました。


自分も、この「友達のフリをした悪魔」に、何回か会ったことがあります。

本当に最初は、「いい人」の顔をして、近づいてくるのですが、だんだん、

「この人、やばい…」

と気がつくことがあったのです。

「仲良しだと思って、一緒にいるけれど、だんだん、自分は利用されてるような気がしてきた…」

「あれっ? 変な噂、流されてる?」

「最初は楽しかったけど、長く付き合っているうちに、なぜか最近、疲れてくる。エネルギーを、吸い取られているみたい…」

すこしづつ感じてくる、微妙な違和感。

やっかいなのは、その人自身には罪の意識はほとんどなく、半分くらいは無意識的にやっている行為だということです。

最近では、この友達顔で近づいてきて、自分の人生を蝕む敵のことを、「フレネミー」と表現したりするようですね。

「フレネミー」とは、「フレンド(友達)」と「エネミー(敵)」を合わせた造語で、「友達の顔をした敵」のことだそうです。

 


ドラマの中では、女の子同士で、よく、

「私たち、友達でしょう?」

と何度も確認しながら、相手を追い詰めていく場面がありますが、これなどは日本人が、

「皆、仲良くしなくては、いけない」

と思っている弱点をついた、いじめだと思います。
友達のフリをした悪魔は、よくこの手口を使います。


しかし、だんだん、いじめらている主人公の女の子も、この巧妙な心理トリックに、気がつき、

「あなたたちのような友達は、本当の友達ではない! あなたたちのような友達を友達というのなら、私は、友達なんかいらない! 一人のほうがマシだ!」

と叫ぶ場面があります。

そのとおりだと思います。


考えてみれば友人関係にも、いろいろな関係があります。

利害で結びついている仲。

恐怖で支配している仲。

愛情で付き合っている仲。


ドラマの中でも、

「本当の友達の関係とニセモノの友達ゴッコは、まったく違う」

というような話がでてきます。


「本当の友達関係」というのは、

「苦しいときにも助け合える関係。そして、お互いに相手が間違ったことをやったら、注意したり、叱ったりしあえる関係」

なんだと思います。


学校を卒業したり、会社を辞めた後、

「別に無理して、会うほどの人ではないな…」

と思うような友人は、もしかしたら、「ニセモノの友情」だった友人かもしれません。

逆に、

「あの人、どうしているかな? 久しぶりに会いたいな…」

と思うような友人は、「本当の友情」で結びついていた友人だったのだと思います。

 
このドラマの中で、主人公の女の子が、大事にしていた「ひまわり」を意地悪な男の子に切られて、踏みつけられる場面があります。

その後、彼女にできた本当の友人たち、二人が傷ついた彼女を、夏休みの旅行に誘うのですが、そこは、たくさんのひまわりで溢れた、ひまわり畑のような場所でした。


そのひまわり畑の中で、本当の友人の女の子が、

「学校なんて世界は、ちっぽけな世界だよ。ちょっと外の世界に出かけたら、こんなに広い世界が、私たちを待っているんだよ」

と慰める場面があります。


また、

「ひまわりっていう花はね、いつも太陽のほうを自然に向いているだよ。だから、大きく成長できるんだよ。人間も、世の中の闇ではなく、光のほうを常に見るようにしていれば、ひまわりのように大きく成長できるんだよ」

と言います。


最後に、

「ひまわりの花言葉はね、『あなたは、素晴らしい』だよ!」

と言う場面がありますが、感動して涙が出てきました。


他にも、花言葉はあるみたいですが、このひまわりの花言葉、

「あなたは、素晴らしい」

という言葉は、自分のハートの奥にじわーっとしみこんできました。

 


何度も書いているように、私自身も、学生時代、いじめられた体験があります。

勉強やスポーツができないで、苦しんでり悩んだ時期もありました。

でも、それは、学校教育の中には、自分の好きなものや得意なものが、なかったからでした。「学校」などという空間は、自分にとっては狭すぎたのです。


20歳になってから出会った、「パワーリフティング」という競技では、たくさんの大会で優勝したのですが、本当にこの競技に出会うまでは、自信がなく劣等感の塊でした。

でも、ドラマの中の台詞のように、いつもなるべく、「光」のほうを見るようにして、ポジティブシンキングを心がけ、歯を食いしばってがんばっていました。


おかげで、少しづつですが、自分に自信をもてるようになりました。

「自分は、素晴らしい存在だったんだ…」

と、気がつくまでには、長い年月がかかりました。
このひまわりの花言葉は、自分の学生の頃のトラウマを、深く癒してくれました。

 


<参考>


「フレネミー(frenemy/frienemy)」

(friend(友人)+enemy(敵)からの造語)

フレネミーとは、フレンド(友達)とエネミー(敵)を合わせた造語で、友達の顔をした敵。

親しくするように見せかけて、相手を、おとしいれようとする人。


(フレネミーの特徴)

○情報通であろうとする(情報仕入れのために根掘り葉掘り)
○自分の好みや情報を押し付けてくる(子分にしたがる)
○八方美人(日々陰口満載でも、「こんにちわー」と、明るいトーンで話しかける)
○ヒソヒソ陰口を、共有・拡散するのが好き(情報操作、陥れるのも得意)
○どこかで他人を馬鹿にしている
○他人の幸せが面白くない(幸せアピールしたら、大変な目に遭う)
○気が強く嫉妬心が強い
○ウソが上手
○利益を得られるコネクションを常に探している
○長く付き合っている友だちがいない
○向上心が強い割に、飽きっぽい
○不幸自慢がウマイ
○テリトリー意識が強い

出会って早々に、相手を親友扱いし、そのあと、その相手が他の友達と交流することを極端に嫌う。

周りの友達の悪口を並べ立て、周囲からその相手を孤立させるのが特徴。

しかし、対等な友人関係ではなく、自分がいかに優れているかを、周囲に見せつけるために、 さりげなく、その相手が自信を喪失するようなことを繰り返し、奴隷に対して、「女王または王様」として、君臨しようとする。

 

 

PS 「ひまわり」の花言葉は、「あなたは、素晴らしい」だそうです。

しばらくすると、夏の季節になり、日本中で、ひまわりが咲きます。

人生に疲れたり、自信を失ったら、ひまわり畑に行ってみたらいいですよ。(笑)

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