ヒューマンロンダリング
今日の昼間は、都内のカフェで一日中、一人で読書していました。
ある本に、面白いことが書いてありました。
その本の中で、最近の若者が、思考が単純化していること、さらに、それがアナログからデジタル化していることが、指摘されていました。
つまり、アナログ時計と違い、デジタル時計は、前後の繋がりが無いことが、特徴なのだそうです。
原因と結果など、時系列で物事を考えられないのだそうです。
それが顕著なのは、若ければ若いほど、子どもの頃の記憶が無い人が増えているそうです。
小学生時代の記憶が無くなったり、中には、高校時代の記憶もボンヤリしている人が増えているそうです。
だから、コロナの嘘、たとえば、最初は、ウイルスなどの小ささに、マスクが役に立たないことから、いつのまにか、飛沫の話にすりかえられたりすることにも、矛盾を感じないのかもしれません。
また、都知事が、東京都に来るなと言いながら、一方で、東京オリンピック開催するという矛盾にも、気がつかないのは、記憶力が低下していることも、原因かもしれませんね。
また、「記憶力」と言っても、二つあり、「脳の記憶」と「心の記憶」があるそうです。
脳の記憶は、受験勉強などの知識を詰め込む能力です。
「テストで何点とったか?」
「偏差値は?」
これらが目安です。
一方で、心の記憶というのは、たとえば、
「そういえば、小学校3年生の国語の時間、漢字の読み間違いをして、クラス全員から、大笑いされたな…」
「中学の頃、担任の先生から、こんな感動する話を聴かされたな…」
こういうことを、覚えている記憶力です。
人間関係の中で生まれる記憶です。
私などは、この心の記憶がずば抜けて優れているようで、幼稚園や小学校の時の休み時間、友達と、どんな会話をしたかも、全部覚えています。
たまに、昔の同級生と会うと、
「オマエ、よくそんなこと、覚えているな~!」
と驚かれます。
ビジネスでも恋愛でも、何度も同じ失敗を繰り返す人は、この「心の記憶力」が弱い人たちみたいです。
「心の記憶力」が優れていれば、
「この人、数か月前に言ったことと、今目の前で言っていることが違う。この人は、嘘つきで詐欺師だ!」
こうやってすぐに、目の前の人の嘘を見抜くことができ、詐欺にひっかかることはないです。
でも、「心の記憶」が弱い人は、何度でも、同じパターンの詐欺にひっかかります。
だから、プロの詐欺師たちの間では、一度詐欺の被害に遭った人たちの名簿、つまり、「カモのリスト」が、高額で売買されているのです。
今回の「コロナ詐欺」も、そろそろ、1年半になろうとしているのに、まだ騙され続けている人たちが多いです。
これは、やはり、記憶力や思考力が、かなり弱くなっているからだと思います。
わりと有名な話ですが、1978年11月18日に、アメリカのキリスト教系カルト宗教の人民寺院で、918人の集団自殺が起きた事件がありました。
「ジョーンズタウン事件(人民寺院事件)」と呼ばれています。
教祖のジム・ジョーンズは、アメリカからガイアナ共和国に渡り、ジャングルに土地を買って、キリスト教系カルト宗教の村、「ジョーンズタウンをつくり、そこをユートピアにしようとしました。
しかし、
「人民寺院が、信者を拉致している、施設に監禁されていて出れない」
という被害者の親御さんの相談が、アメリカで相次いだので、アメリカの下院議員が、ジャーナリストを連れて、ガイアナ共和国のジョーンズタウンに視察に行きます。
家族が訴えているように、
「無理やり拉致されてきているのか、それとも、自分の意思でジョーンズタウンに来ているのか?」
それを調査しに行ったのです。
議員が、ジョーンズタウンに訪れると、大々的に歓待されて、パーティーをやったりして、信者たちが、自分たちがここにいて、どれだけ幸せかを、議員たちに語りました。
そのため、議員は、信者たちは、無理やり連れてこられたわけではなく、自分たちの意思で来ていたのかと、納得して帰ろうとします。
しかし、その後、帰ろうとしたら、信者たちが続々と、自分たちも、そのヘリに乗せてくれと殺到してきます。
その状況を見て、議員は、
「これは何かおかしいぞ!裏があるな!」
と勘づきます。
40人以上が、ヘリに乗り込もうとしたところで、周りの信者たちから、銃を乱射されて、議員やジャーナリスト3人、信者1人は、殺されてしまいます。
そして、その日の夜に、人民寺院の信者918人が、青酸カリを飲んで自殺したと言われています。
こういう痛ましい大事件が、当時あったのです。
こうやって、外側との交流を絶ち、クローズのコミュニティーをつくり、同じ価値観だけの集団で、長期間、生活すると、問題が起こりやすことは、過去の歴史の教訓に学ばなくてはいけません。
本当にいい、天国のような社会になることもありますが、地獄のような人間関係になることのほうが多いです。
当時の被害者の名前が刻まれた記念碑だそうです。
これは、アメリカのカルト宗教の事件ですが、現在、日本を含め、世界中で行われているワクチン接種による、集団殺人も、このカルト宗教が行ったことが、大規模になっただけです。
構造は同じだと思います。
人々の交流を絶ち、情報をテレビや新聞などのメディアだけにされた人々が、このコロナ詐欺に、ひっかかっています。
冒頭に書いたように、現在、求めれている能力は、まさにこれなのです。
こういう過去にあった事件を思い出すこと。
そして、現在の世界情勢、この二つの共通項を見つけ、それらが、同じパターンだということを認識する能力、それから、近未来に起こる出来事を推測すること。
これが欠けているのです。
数年前、大阪府の「四天王寺」に探索に行きました。
境内を散歩していて、気が付いたことがありました。
現在もそうですが、聖徳太子の時代も、「四天王寺」は、ずーっと町中にあります。
こういう土地に建てられたということ自体に、意味があるのです。
それは、この寺が、山の中という「聖なる土地」で静かに修行する、「出家」のスタイルではないということです。
町中、つまり、俗世間の中で、世俗にまみれながら、主に、「人間関係」を通じて学ぶという、「在家」のスタイルを、選択したことを表しています。
いろいろな文献を調べると、この寺を創建した、聖徳太子は、
「日本のような狭い国土には、大陸であるインドで行われていた、出家のスタイルではなく、世俗にまみれる在家のスタイルの仏教の学び方が、向いている」
と判断していたようなのです。
自分の欲望や欲求を満たし、幸福を感じるには、大きく分けて、「植物型」と「動物型」のやり方があると思います。
「植物型」というのは、自分の欲望そのものを、なるべく抑えたり、低く設定することにより、幸福感を感じることです。
これは、仏教などでいう、
「足るを知る」
という精神でもあると思います。
要するに、贅沢をせず、なるべく質素な生活をするというやり方です。
「動物型」は、逆に、欲望そのものが増大しても、それを満たすために努力して、幸福感を感じるというものです。
欧米のビジネスマンなどに、このタイプが多いです。
なるべく、たくさんのお金を稼ぎ、社会的名声なども求めるというものです。
これの中間のやり方もあると思いますが、まずは、「植物型」について考えてみましょう。
これを、究極までつきつめれば、聖書でいう、
「何を得、何を食べようと、思い煩うことなく、野に咲く百合の花のように、天から与えられたものだけで、満足して暮らそう」
という生活態度になるのですが、実際には、なかなかこの境地に達することができる人は少ないです。
もし、できれば立派だと思います。
お釈迦様が、出家した後は、「植物型」の生活だったと思います。
しかし、お釈迦様の出家については、たくさんの説がありますが、お釈迦様は、出家する前は、「シャカ族の王子様」だったということです。
かなり贅沢な生活をしていただろうと推察します。
こういう贅沢を、とことん経験した後だったから、「出家」は、できたのかもしれません。
別の例を上げると、「ソニー」という企業の盛田会長なども、晩年、とても質素な「植物型」の生活をしていたようですが、やはりこれも、その前に、大変な贅沢な生活を経験したからこそ、できたのではないかという気がします。
つまり、「植物型」は、あまり一般的なやり方ではないということです。
特に、結婚して、子供が生まれると、子供は、「欲望の塊」なので、
「ママ、お腹がすいたー!」
などと、四六時中主張してくるので、それを無視して、「小欲知足」などとは、言ってはいられないと思います。
ただ、子育てが終わり、静かな老境に入った人たちは、こういう人生態度も考えた方がいいかもしれません。
「内なる心の幸福」を大事にするという態度です。
ただし基本的に人間は、「動物」なのです。
だから、やはり「動物型」の方が、自然なのではないかという気がします。
特に、若者にはこのやり方が、合っていると思います。
自分で、自分の人生を切り開き、環境を良くし、成功を夢見て努力するという生き方です。
私自身は、現在、54歳なのですが、
「いつかは、植物型に移行したいな…。」
という気持ちもあります。
でも、やはりこれは、
「自分が、いままでに、けっこう贅沢な生活をやった経験があるから、そういう考えになるのではないか?」
という気もします。
「人生は、お金ではない!」
という真実を知るためには、やはり、ある程度のお金が必要なのかもしれません。
数年前、友人に誘われて、滋賀県の「ミホ・ミュージアム」という美術館に行きました。
「トーマさん、一度、ミホ・ミュージアムを見学してみてください。この世の桃源郷ですよ」
こう言われたので、行ってみたのです。
最高でした。
特に、「メソポタミア文明」などの展示品が、素晴らしかったです。
「桃源郷」というのは、もともとは、中国の伝説みたいです。
ある漁師が、桃の咲き乱れる林の奥に、迷い込んで見つけた、「仙境=ユートピア」のことだそうです。
そこは、当時の秦の戦乱を避けた人々の集落だったそうです。
たいへんなもてなしを受けたのですが、それが忘れられず、帰宅後、再び捜してみたけど、そこへは、再び行き着く事は、できなかったそうです。
最近では、この場所は、地下王国である、「アガルタ」や「シャンバラ」という所だったのじゃないかという説も、有力みたいですね。
とにかく、日本でも、「古事記」だったり、「浦島太郎」や「かぐや姫」など、異界に行って、人間以外の異人に会う話は、昔から、たくさんあります。
特に、中国では、そういう所は、「不老不死の世界」であり、「この世の天国」というイメージがあったようです。
奈良県の「藤原京」なども、もともとは、中国から来た渡来人たちが、
「ここの場所に、桃源郷の街を造ろう!」
こう思って、都市計画を造り、街づくりをしたという説もあります。
「藤原京(フジワラキョウ)」を、音読みすれば、「桃源郷(トウゲンキョウ)」ですね。
この美術館では、ランチも食べたのですが、とても美味しかったです。
なんでも、この美術館の近くの畑で採れた、有機栽培による野菜を使っているそうです。
この美術館は、どこかの宗教法人が運営しているそうですが、こういう活動は素晴らしいと思います。
職員の方たちは、おそらく信者の方だと思うのですが、高級ホテルの従業員なんかより、はるかに愛情のこもった、素晴らしいサービスを心がけているのが、よくわかりました。
レストランの近くの中庭です。
こういう地域の人たちから、愛されている団体と、反社会的な活動をしていまう、カルトのような団体では、何が違うのでしょうか?
それは、
「オープンなのか? クルーズなのか?」
の違いだと思います。
一般の社会にも開いている活動をしているのか、それとも、閉ざされた活動をしているのかということです。
大島渚監督の話も、もう一度書いておきます。
いい意味での頑固さをもった、素晴らしい方でした。
昭和の時代には、「巨人の星」の星一徹のように、激怒してテーブルを、ひっくり返すような頑固オヤジが、いっぱいいました。
大島監督も、そういう昭和の時代の頑固オヤジでした。
現在は、若者が自信を失っています。
どう生きていったらいいのか、まったくわからなくなっています。
それは、若者に、それを教えるはずの親や教師も、どう生きていったらいいのか、わらなくなっているからです。
「これは良いことだ! これは悪いことだ!」
こう断言できる大人が、少なくなっているのです。
今こそ、大島監督のような頑固オヤジが、現代の日本には、必要なのかもしれません。
大島監督に関しては、忘れられない思い出があります。
1991年くらいだったと思いますが、「朝まで生テレビ」に、「オウム真理教」の信者の人たちが出演して、「宗教」について激論した時です。
この時の「朝生」は、今まで見た中で、一番面白かったです。
その時に、大島監督が、オウム信者の人たちに話したことが、今でも忘れられません。
だいぶ昔のことなので、記憶があいまいですが、だいだいこういう話だっと思います。
「あなたがたオウムの信者たちは、素晴らしい教えを説いているし、厳しい修行も積まれている。悟りや覚醒、そして真理を求める気持ちも、私は、とても高く評価しています」
最初に、オウムの教義や団体の活動を肯定して、褒めた後に、
「しかし…」
と、前置きしてから、
「あなたたちが、明らかに悪いと思うのは、一般常識や道徳を無視しているところです。インドなどと違い、日本は小さい島国です。だから、基本的に出家などのシステムには向いていません。どんな田舎で、出家生活をしようと思っても、必ずそこの地域住民と関わることになります」
こう話始めました。
話の途中で、オウム信者の一人が、その話を遮って、反論をしようとしたら、
「バカヤロウ!! そうやって、普通の会話のキャッチボールができないところが、そもそも問題なんだ!」
と、一喝しました。
続けて、
「あなたたち、出家するのはいいことですよ。でもね、あなたたちは、出家する時、人さまの土地に、なんの挨拶もなく、いきなり土足で入るようなことをやっていますね? 土地を買い、建物を建てて、周囲の地域住民を無視して、自分たちだけで閉じこもる。こういう行為が、不信感を生むし、普通の社会から、嫌われる原因になるんですよ」
こう言いました。
それから、急にやさしい口調になり、笑顔で信者たちに語り始めました。
「今度から、田舎の土地で、出家生活をしようと思ったら、まずは、その村の村役場の人たちに、菓子折りを持って行きなさい。そして、怪しい者ではないということをアピールしなさい。できれば、役場の人たちと食事会でも開きなさい」
この話には、オウム信者も含めて、その場にいた人、全員がシーンとなりました。
その時、すでに、いろいろな事件を起こしていたオウムでしたが、大島監督は、
「あなたたちが、何か行動を起こす時に、菓子折りを1個、関わる人たちに贈っていたら、一連のトラブルや事件は、かなり避けられたかもしれませんよ」
こう言っていました。
大島監督の言うように、菓子折りで、事件が避けられたかどうかは、私にはわかりません。
でも、少しは緩和されたかもしれません。
本当の「出家」というものは、たしかに、人間社会の「常識」や「道徳」は、ある程度は無視して、もっと大きな宇宙の価値観に、合わせるというやり方をとります。
ただ、大島監督の言うように、日本という狭い島国では、基本的に、それは難しいのです。
「誰も来ないような理想郷」
という土地は、現在の日本には、あまり残っていないのです。
だから、現在の日本で、宗教や精神世界を学ぶ人たちは、ある程度、「在家」のやり方しか、できなくなっています。
そういう場合、大島監督の言う、
「菓子折りを、持っていく」
という姿勢は、どこで学ぶにしても、大切になってくると思います。
「常識」や「道徳」を忘れてしまい、「真理」の追究だけに向かってしまうと、その先には、「犯罪」という、反社会的な活動という「落とし穴」が、待ち構えています。
その「落とし穴」は、もしかしたら、「菓子折り」の1個で、避けられるかもしれないのです。
「桃源郷」になるのか、「カルト」になるのかは、日本の場合、その周辺の社会とも、うまく調和できるかに、かかっているのです。
利己主義で、我儘なだけの大人が集まった社会は、「カルト」になってしまうのです。
他者への愛情も備えた、成熟した大人が集まって初めて、そこは、「理想郷(ユートピア)」、つまり、「桃源郷」になるのです。
私自身の話も書いておきます。
何度か書いたのですが、大切だと思うので再掲載です。
前述したように、私は、心の記憶がずば抜けて優れているために、自分で言うのもなんですが、人間観察がうまく、すぐに本質を見抜きます。
だから、嘘つきや詐欺師が寄ってきても、すぐにわかります。
17年くらい前に独立したのですが、最初から、けっこううまくいきました。
だから、人間の本質を見抜くことには、自信をもっていました。
しかし、それが盲点だったのです。
1998年に、アメリカにいた頃、企業したのですが、最初からビジネスは、ある程度うまくいきました。
いろいろな事業に手を出し、たくさんの失敗もしましたが、成功もして、経済的にも、だいぶ豊かだった時期がありました。
こうやって、羽振りがいい時期は、いろいろな人が、寄ってきます。
好奇心旺盛で、なんでも試してみる姿勢の私は、いろいろなビジネスマンと交流していました。
そこで、たくさんのことを学びました。
なんと、2006年に、大きな詐欺に引っかかってしまったのです。
「投資」、「ゲーム」、「仮想通貨」、「ネットワークビジネス」、これらが組みあわさったようなビジネスでした。
大手の大企業とも提携していたし、テレビのニュース番組などでも、取り上げられていたし、何よりも実際に、たくさんの人が、すでに儲かっていました。
しかも、その人たちは、5年以上もの間、儲かり続けていたのです。
関わっている人たちも、皆、いい人ばかりでした。
疑う要素が、全くなかったのです。
しかし、これが、本物の詐欺だったのです。
大手の大企業もテレビも、グルになってやるのです。
おそらく、社員全員ではなく、一部の数人に、賄賂みたいなものを渡して、やるんだと思います。
私たちは、そのビジネスが、有名な大企業が関わっていたり、メディアが紹介したというだけで、信用してしまいがちですが、それを信じた人たちが、カモにされるのです。
後から、わかったことですが、この大掛かりな詐欺は、欧米のユダヤ系の金融財閥から始まり、中国のマフィアを通じて、日本の詐欺グループのボスが、仕掛けていたそうです。
そして、そのビジネスを行っている社長だけが、全体の絵が見えていて、その会社で働いている社員たちは、半信半疑で仕事していたのです。
そして、私に、そのビジネスを持ちかけた人たちは、そういうことを知らずに、善意で動いている善人ばかりだったのです。
「悪人」=「黒」、「善人」=「白」だとしたら、
「黒」⇒「私」
なんていうわかりやすい図式ではないのです。
21世紀の詐欺は、
「悪人が悪意をもって、詐欺のビジネスをもってくる」
という単純な流れではないのです。
「真っ黒」⇒「黒」⇒「黒っぽい灰色」⇒「灰色」⇒「白っぽい灰色」⇒「白」⇒「私」
こんなかんじで、「マネーロンダリング」みたいに、「ヒューマンロンダリング」をして、詐欺の話は、やってくるのです。
「悪人たちが、善人たちを利用して動かし、その動かされた善人たちが、善意でビジネスの話をもってくる」
こういう流れなのです。
「ヒューマンロンダリング」
というのは、私の造語ですが、この表現は、ピッタリだと思います。
細かいビジネスの話は、長くなるので省略しますが、こういうビジネスは、5年くらいの周期で、忘れた頃に世界中で流行ります。
そして、3~5年くらいは、最初に始めた人たちだけは儲かります。
しかし、6年目あたりで、ごっそり持っていかれるのです。
そのやり方も、とても巧妙で、だいたい儲けさせた後、その会社と提携している海外の投資会社に、投資させるように誘導して、その稼いだ金額の全てを、持ち逃げするというパターンが多いです。
現在でも、似たようなビジネスが、たくさん流行っているようですが、ハッキリ言って、ほとんどが詐欺です。
やめておいたほうがいいです。
ビジネスの基本的な姿勢として、
「よくわからないものには、手をださい」
というのは、肝に銘じておいてください。
私も、その詐欺で、それまでに稼いだ全財産を、もっていかれるという経験をしました。
しかも、同時に、多額の借金まで抱えてしまったのです。
けっこう辛くて、部屋で一人で泣いたこともありました。
そういう大失敗の後は、謙虚になります。
私は、この事件に巻き込まれるまでは、自分では、気がついていませんでしたが、おそらく、自信過剰で、傲慢な男になっていたのだと思います。
何よりも、
「こんなに頭のいい自分が、詐欺などに、ひっかかるもんか!」
こう自惚れていたのです。
周囲が、どんなに注意しても、全く聞く耳を持ちませんでした。
それを神様が、こういう「愛のムチ」で、厳しく叱ってくれたのかもしれません。
現在の「コロナ&ワクチン詐欺」に騙されている人たちも、もしかしたら、実際に痛い目に逢うまでは、それが、世界中のメディアと政治や医療業界が組んだ、世紀の大芝居であり、大規模な詐欺だということには、気が付かないかもしれません。
ある意味それは、仕方のないことかもしれません。
ワクチンの接種を勧めてくる人も、摂取会場で案内をしたり、ワクチンを打つ人たちも、皆、善人ばかりです。
でも、その背後に、どんな人たちが、どんな思惑で、これを計画して実行しているのかで、想像したり考える癖をつけましょう。
それが、これから先の世の中、賢く生き抜いていく人たちの、絶対条件になります。
最後に、オマケの話を二つ書いておきます。
最近、ネットで気になった話題です。
アメリカで、上院共和党員の記者会見で、公式発表がなされたそうですね。
「巨大企業は一線を超えてしまった」
こう言って、巨大企業のコロナ詐欺を、批判したそうです。
まだ詳しいことは、出てきていないようですが、そのうち詳細が、どんどん出てくると思います。
もうすぐ、コロナ騒動も、終わるかもしれませんね。
もう一つです。
昨日、ツイッターで見た呟きです。
「東京オリンピックの会場が、葬式会場に見える。もしかしたら、ワクチンで亡くなる人たちの葬式が、このイベントなんじゃないか?」
こんなブラックユーモアを呟いている人がいました。
これは、笑えないユーモアですね~(苦笑)
たしかに、巨大な葬儀場に見えますね。
シンボルマークも、まるで、「黒い菊」ですね~
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