精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

東京シリウスツアー 4 自分らしく生きる

「シリウス」の文明から、地球にやってきた宇宙人グループは、人類に最初に、「思想」や「哲学」、そして、「宗教」を教えたそうです。

精神的な教えは、ここからきているそうです。

基本的には、日本では、このグループが、後に、「縄文」になったそうです。

 

その後に、「オリオン」のグループが、「科学」を教えたようです。

このグループが、「弥生」です。

そして最後に、「プレアデス」が、「音楽」や「絵画」などの「芸術」を教えたそうです。

 

だとしたら、現在の地球の大都市を見て、「シリウス」のグループは、どう思っているでしょうか?

おそらく、「自然との調和」が何よりも大切だと考えている彼らは、現在の都市部は、とてもバランスが悪いと思っているはずです。

「健康を害してまで働いて、街を発展させ、文明を発展させることに、それほどの意味があるのか?」

こう思っていると思います。

 

 

今回、東京都の青梅市にも、調査に行ったのですが、その途中で、立川市に立ち寄りました。

実は、この街でも、私は、約1年間ほど仕事をしていたことがあるのです。

ちょうどいい機会だったので、朝の短い時間でしたが、元の職場に行ってきました。

 

JR立川駅からの景色です。

懐かしいです。

昔は、朝の通勤時、この景色を見ると、とても苦しかったのを覚えています。

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当時は、「マクドナルド」でしたが、現在は、「ガスト」になっていました。

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立川市の街です。

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何回か書いたのですが、この機会に再掲載しますね。

 

1993年の秋、その当時、東京の五反田で、ある会社に勤めていました。
しかし、その時の上司と私は仲が悪く、ついにその部署から出され、他の営業所に飛ばされることになりました。
左遷というやつです。


その年の10月から、東京都の立川市の営業所で働くことになったのですが、左遷されてきた私には、案の定、待遇は冷たいものでした。
まず、「歓迎会」も、やってくれませんでした。

こちらも、やる気がなくなっていて、消極的だったので、私も悪かったのですが。
悪い時には悪いことが重なるようで、ちょどその時、社内恋愛していた女の子とも、関係が、うまくいかなくなり、病気にもかかりやすくなっていました。

経験した人も多いと思いますが、人生というものは、何をやってもうまくいかず、全て裏目に出るという時があるようです。
また、そういう時にかぎって、誰も詳しい事情など、聞いてくれずに、周囲からはただ単に、
「あいつは、怠け者だ! やる気がない!」
などと、思われてしまうものです。


最悪の職場でした。
私には、会社を辞めさせるための屈辱的な仕事が、割り当てられました。
同期入社なのですが、7歳も年下の奴のアシスタントで、雑用などをする仕事でした。
「おーい、トーマ君、コピー取って! 急いで!」
などと、「君」をつけて、私に命令していました。
職場の皆も、全員そんな感じでした。


それ以外にも、そこの所長は、会社の金を勝手に使い込みする。
主任は、その営業所の女の子と不倫して、ホテル代を経費をごまかして使う。
さらに、その主任を陥れるために、その二人のラブレターを、その主任の部下が盗み、FAXで全国の営業所に流す。
相手の売上げを落とすために、相手がいない時に、お客さんからの注文書を捨ててしまう。
ロッカーの背広から、相手の財布の中のお金を盗む。

などなど。
挙句の果てに誰かが、その営業所に放火までしました。
もうムチャクチャでした。
全員がお互いに、深く憎しみあっていました。
テレビドラマでも、あそこまでの最低な職場は、描けないと思います。
我ながら、よく経験したと思います。


そこの営業所で働いていた頃、毎日、朝起きるのが、嫌で嫌でたまりませんでした。
しかし、クレジットカードで、たくさん買い物をしたローンが残っていたので、辞めようにも、辞められなかったのです。

幸い、「家」や「車」などの大きな買い物はしなかったので、まだ気持ちが楽でした。
この二つを買っていたら、まだローンを抱えていたと思います。
この二つだけは、本当によく考えて購入しないと、下手したら一生、
「ローンを、返済するためだけの奴隷」
になってしまいます。
その営業所で私は、やる気もなく、職場の人たち全員に、不信感をもっていたので、全く、溶け込めませんでした。

「ト-マ君ほど、社交性や協調性がない人間は、初めて見たよ!」
全員から、こう言われて嫌われていました。
逆に、もう一人、Nという名前の後輩がいたのですが、彼は、
「N君ほど、いい奴はいないよ。やさしくて、思いやりがあって、協調性は最高だよ。トーマ君も、少し見習ってもらいたいね!」
全員から、いつも誉められて、好かれていました。

 

しかし、このN君は、私の目には、「かわいそうな人」としか、映りませんでした。
なぜなら、彼は、皆の言われるまま、されるがままだったからです。
パシリとして使われ、いつもこき使われていました。
皆で弁当を、ランチタイムで食べている時も、いつも愛想笑いをふりまいて、皆を楽しませていました。
お金もよく貸し、踏み倒されていました。

おまけに、その職場に好きな女性がいたようなのですが、その子が、同じ職場の先輩と結婚し、今まで二人から騙されて、遊ばれていたことが分かっても、ニコニコ笑って、愛想笑いを、ふりまきながら結婚式に参加していました。
「自分というものを殺して、周りを常に楽しませ、幸せな気分にさせる」
これが、N君の性格でした。


私は逆に、この職場の人たちとは、ほとんど一緒にランチはとらなくなり、いつも一人で食べていました。
結局、1年後に私が退職した後、さすがに会社側も、いろいろなことに気が付き、この営業所は、閉鎖になりました。

 

今回、立川市を訪問した時、その当時の会社のビルにも立ち寄りました。

現在は、別の会社のオフィスが、同じ階に入っています。

私にとっては、「地獄の門」に感じたエレベーターでした。

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当時の立体駐車場も、まだありました。

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私は、あの職場で仕事ができず、無能で人付き合いが悪く、全員から嫌われ、協調性がなかったことを、今でも誇りに思っています。
あの時職場で、「誰からも好かれるいい人」などになっていたら、現在の自分はなかったと思うし、本当のダメ男になっていたと思います。

「付き合わなくてもいい人」というのは、この世界には、たくさんいるのです。
「みんな、仲良くしなさい!」
小学校の頃、よく先生から、こう言われました。
しかし、実際問題として、「皆と仲良く」などできた人間など、私の知っている限り、人類史上、一人もいません。
そんなことを言う先生自身、できないのです。

キリスト、ブッダ、ガンジー、キング牧師など、あれほど立派な人たちでさえ、たくさんの人々から、嫌われています。
キリストなど弟子から裏切られ、十字架ではりつけにされ殺されています。
逆に言えば、「皆と仲良く」できる人は、誰にでもいい顔をする、「八方美人」だともいえると思います。

「人類愛」、「隣人愛」、「無条件の愛」など、これらは、確かに、「真実」であり、「真理」なのですが、こういう「綺麗な言葉」に、あまりにも意識が、フォーカスしすぎると、「行動力」や「現実力」が、弱くなることも多いと思います。

こういう「綺麗な言葉」や「精神世界の真実」は、スポーツでいえば、「理論」に当たると、思います。
スポーツの世界では、「理論」と「実践」があり、これは分けて、考えなければいけません。

「理論」は、あくまでも頭にいれておくだけのもので、実際の試合では、理論でカバーできない状況が、どんどんでてきます。
つまり、「精神世界の真理」は、あまり大事にしすぎると、自分の日常世界の行動力を鈍らせ、逆に、不自由なものにしてしまう、「鎖」でもあるということです。

これは、私の個人的な経験からですが、
「人から嫌われたら、どうしよう?」
と思っているうちは、絶対に幸せになれないと思います。
「人から嫌われてもいい。自分が、本当に正しいと信じている行動をしているならば…」
こう思えて初めて、「幸せな人生」の第一歩を踏み出せるのだと思います。

これは、「我(エゴ)」とは、少しだけ、違うと思います。
よく「わがまま」という言葉を使いますが、これは、同時に、「強さ」でもあるのです。
「我がままを押しとおすことができる力」
これが、私なりの「強さ」の定義です。
これを言い換えれば、
「自分らしく生きる力」
でも、あるのです。

「自分らしさ」を、もう少し大切にしてもいいと思います。
結局はそれが、自分も周囲も、幸せにする道になると思っています。

 

 

先月、都内のマンションの近くから、満月を見ました。

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とても綺麗でした。
久しぶりに、月光浴をしました。
 
普段は、あまり意識しませんが、太陽は昼間だけ見えて、星々は夜だけ見えますね。
でも、唯一、月だけは、昼も夜も両方とも見えますね。
考えてみれば、不思議な存在ですね。
こういう当たり前のことに、改めて感動しました。

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満月を見るたびに、昔のサラリーマン時代を思い出します。

前述したように、東京都の立川市で会社勤めをしていたのですが、職場の人間関係や借金などで、悩んでいました。

 

会社を辞めたくても、借金を抱えた状態では辞められず、借金を返済するためだけに、毎日、遅くまでの残業を繰り返し、ストレスが溜まって、会社の後に酒を飲みに行き、二日酔いのまま、翌日出社して、疲れているので、仕事上のミスを連発していまい、上司から怒鳴られて、またストレスが溜まり、また飲みに行く。

こういう悪循環の生活をしていました。

 
大げさではなく、駅のホームから、ふらふらと線路に飛び降りそうになったことも、あるくらい、精神的に追い詰められていました。
会社の帰りに、クタクタになり眠ってしまい、降りる駅で目覚めたら、その車両の中の乗客が、全員、私を心配そうに凝視していることに、気がついて、
「どうして、皆が、こちらを見ているんだろう?」
と思ったら、ワイシャツやネクタイが、グチャグチャになるくらいに、濡れていて、眠りながら大泣きしていたことに、気がついたこともありました。
自分の魂が、悲鳴をあげていたのです。

「バシャール」の本に、書かれているような理想的な「ワクワク人生」と、現実社会の「我慢する人生」のバランス感覚が、よくわからなくなって、その狭間で悩んでいたのです。
「ワクワクしながら、ずーっと幸せで、うまく生き続けることって、この世界で、本当に可能なんだろうか?」
こういう「バシャール哲学」に対しての疑いや不信感も、湧いてきていました。

その時に、ちょうど、1人で、昭和記念公園の夜桜を見に行ったのです。
肌寒い夜風を感じながら、1人での花見を楽しみました。

当時の私にとっては、束の間の自由時間に感じました。


その公園での散歩の時に、ふと小さな気づきがあったのです。
「この先、自分は、どういうふうに生きていったら、いいのだろう?」
ずっーと、この疑問が解けずに悩んでいたのですが、この逆のことが、わかったのです。
つまり、
「この先、自分は、どういうふうに生きていっては、いけないのか?」
これが、わかったのです。

もっと、簡単に言うと、
「自分は、何がやりたいのか?」
ということは、どんなに考えても、わからなかったのでが、その反対、
「自分は、何がやりたくないのか?」
ということが、ハッキリわかったのです。
これは、自分にとって、小さくても大きな気づきでした。

「自分は、人生において、何が大好きなのかは、まだわからないが、反対のことは、今、ハッキリとわかった。自分は、こういう生活は大嫌いだ。こんなに苦しむために、生まれてきたわけではない。苦しみも大事なことだけど、人生のメインテーマや最終目的ではない。自分は、もっと幸せになるために、この世界に生まれてきたんだ」
こういう確信が、持てたのです。
あれだけ、苦しんだから、得られた気づきでした。

「これから先の人生は、なるべく苦しいことは、やらないようにしよう。もっと自分を大切にしよう。幸せになることに貪欲になろう」
こう思ったのです。

 
それから、自分自身に、
「こんなに苦しめてゴメンね。これからは、もっと大切にするからね。嫌なことは、これからは断るからね」
こう言って、自分自身を慰めました。

「ワクワクすること」は、なかなかわからなかったのに、「ワクワクしないこと」は、簡単にわかったのです。
現在、「自分のワクワクすること」が、わからない人は、思考を逆にして、「自分のワクワクしないこと」を、考えてみると、たくさんのヒントに、気がつくと思います。
その数日後、会社に辞表を提出しました。


会社の送別会の後、タクシーの中で、ワンワンと大泣きして、タクシーの運転手に慰められたのが懐かしい思い出です。
よっぽど嫌なことを、長期間我慢していただと、その時に気がつきました。
多摩川の土手で、タクシーを停めてもらい、その運転手の方と、いろいろと人生について語りあいました。

私が、自殺するんじゃないかと心配したらしく、タクシーを降りた後も、マンションの部屋の前まで、見送りにきてくれました。

それから、失業手当をもらいながら、ハローワーク通いしながらの失業生活も楽しみました。

 
今年、2020年で、あの時から、26年たちますが、その時に誓ったように、嫌なことや不愉快なことは、ほとんどやっていません。
「好きなことだけやる人生」
を貫いています。


自分の中の「好き」を大切にしながら、毎日生きているのです。
それでも、なにもかも、うまくいっています。

そして、それは、「自分らしく生きる」という人間の本質的な生き方でもあるのです。


「バシャール」の「ワクワク人生」は、可能だったんだと、26年たった現在、確信しています。
「人生というのは、好きなことだけやって、自分らしく生きても、大丈夫なんだ!」
今は自信をもって、こう断言できます。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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