精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

東京セミナー ~悪の根源~

2019年の3月から、全国で開催中の「悪の根源」のセミナーは、今までの古代史や地球史、それから、陰謀論などと違い、全く別の切り口で、歴史を眺めてみるという、とてもユニークな試みです。

特に、現代における国と国の関係が、学校や職場などで行われている、「いじめ」と構造が似ていることに着目したのが、新しい歴史観であり、世界観だと思います。

 
大切な話だと思うので、再掲載しますね。

今でも、1年に1度くらいですが、サラリーマン時代の上司と同僚などで食事をする機会があります。
大学を卒業して、新卒入社して勤めた職場ですが、毎回、昔話に花が咲き、大いに盛り上がります。

一説によると、会社を辞めてた後でも、お付き合いが続く人は、20人に1人だそうです。
そうかもしれません。
辞めた後でも、
「久しぶりに会いたいな…」
と思う人は、心の交流のあった、本当の友人なのかもしれません。

 


昔の職場の人たちと、いろいろ話していると、楽しかったことも、たくさんありましたが、苦しかったことや不快だったこと、辛かったこと、頭にきたことなども、どんどん思い出します。
やはり、心の記憶として思い出すのは、楽しかったことよりも、苦しかったことが多いです。

今考えると、「会社」という組織は、「人間観察」の場として、最高の環境だったような気がします。
仕事を通じて、様々な人間と関われれるからです。

現在、キネシオロジーを使った、カウンセリングの仕事をしていますが、この時期に学んだり、体験した人間関係が、とても役立っていると思います。
人生においては、何事も無駄なものはないのだと思います。



精神世界の勉強をしていると、「光」だけではなく、どうしても、「闇」の部分も学ぶことになります。

ここで学び方が、大きく二つに分かれます。

なるべく、「光」だけに、フォーカスして、「闇」は、見ないようにする学び方と、「光」も「闇」も、同じくらい大切なものだとして、平等にフォーカスする学び方です。

私は、後者のほうです。
「光」も「闇」も、同じくらい大事だと思っています。
だから、ネガティブなことも、どんどん学んでいくという姿勢です。

その中でも、やはり、「悪」の問題は、根本から解明する必要があると常に考えています。

 

地球上のほとんどの動物には、「天敵」が存在しています。
その存在のおかげで、どの動物も、ある程度頭数がバランスよく整い、生態系のバランスが、保たれているという側面もあります。

しかし、人間には、具体的でわかりやすい天敵は存在しないように見えます。

強いて言えば、たまに起こる天変地異や疫病などですが、やはり、人間にも天敵は存在するのです。

それが、大昔から、世界中で信じられている「悪魔」の存在です。

「ほとんどの人間が、明るい光の場所よりも、暗い闇の場所を恐れるのは、そこに、そういう存在を、感じとるからではないか?」

という説もあります。

 

このテーマを、文字から解明してみましょう。

「悪」という漢字は、「亜」という文字と、「心」という文字の組み合わせです。

この「亜」という文字は象形文字で、昔の漬物などを押すための石の形だという説や、竪穴式住居の土台を、掘り下げたくぼみを表しているという説などがあるようです。


つまり、「亜」という文字は、

「抑圧された状態」

という意味らしいです。

「そして、その下に、「心」という文字がついています。

だから、「悪」という文字は、

「押しつぶされ歪んだ心」

「胸がつかえる嫌な気持ち」

などを、表しているそうです。

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さらに、「亜」という文字の語源の中には、他にも、

「醜いもの」

「2番目のもの」

という意味もあるそうです。

これが、ずっと疑問でした。


最初のものは、なんとなくわかります。

「悪の意味は、歪んだ醜い心」

という意味になるからです。

でも、どうして、

「悪の意味は、2番目の心」

になるのかが、どうしてもわかりませんでした。


少し調べると、ちょっとわかりました。

スポーツなどの競技で、成績が発表され、1番から6番まで表彰された時、3番から6番の選手というのは、それほどまで、1番の選手に嫉妬しません。

1番の選手に最も嫉妬するのは、2番目の選手です。

この2番目の選手が、1番の選手に対して、もっとも、「嫉妬心」をもつことから、この意味が、きているのかと、推測しました。

「悪の心の大半は、嫉妬心である」

こういう意味だと、自分なりに解釈していたのです。

 

これも、あっていると思いますが、もっとドンピシャの解釈を知りたくて、いろいろ調べていたら、ある講演会で、面白い話を聴きました。

 

その講演会は、「いじめ」の話でした。

講師の先生は、

「いじめというのは、この世界から、完全になくすのは難しいです。なぜなら、それは、本能的な部分も大きいからです。本能的な部分というのは、わかりやすく言うと、人間以外の動物もやる行為ということです」

と話しはじめました。

「例えば、アフリカのサバンナでは、ライオンがシマウマを食べるのですが、この行為は、いじめではありません。どちらかというと、ただの捕食行為です。圧倒的に強い動物が、弱い動物を襲って食べる行為は、いじめではありません」

続けて、

「問題なのは、シマウマたちの群れの中での行為です。たとえば、こういう行動が確認されています。ある日、1頭のシマウマが、足をケガして歩けなくなると、不思議なことに、たくさんのシマウマたちが、この1頭の周りに集まってくるのです。最初に観察した学者は、皆で、この1頭を助けたり励ますために、集まっていると思ったそうですが、だんだん真相がわかってきて驚愕したそうです」

それから、一呼吸おいて、

「周囲のシマウマたちは、なんと、保身のために集まっていたのです。つまり、ライオンが現れて襲われそうになったとき、自分たちの集団の中に、明らかに弱ったシマウマが、1頭いたら、ライオンは、そのシマウマを確実に襲うために、自分たちは食べられないという安心のために、集まっていたのです」

こう言いました。

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この話は、ショックでした。

「動物の世界って、なんて意地汚いんだ。野生の世界は、こんなに厳しくて過酷な世界だったのか…」

こう思いました。

テレビのバラエティ番組などで放映されるような動物の世界は、かなり美化されているのです。
現実の世界は、こういう世界なのです。

 

この講師は、他の話もしました。

「シマウマのような哺乳類だけではありません。魚類の世界にも、いじめは存在します」

続けて、

「水槽の中で熱帯魚を飼うと、必ずケガをしたり病気をしたりして、弱くなる魚が、1匹現れます。この時、よくよく観察すると、この1匹を真っ先に、しつこくいじめて殺すのは、その水槽の中で、下から2番目に弱い魚なのです。この1番弱い魚を攻撃することで、自分が周囲から攻撃されないようにしたり、ストレスを発散したりしているのです」

これを聴いて、またガーンとショックを受けました。

 

そういえば、中学生の頃、熱帯魚の飼育が趣味で、エンゼルフィッシュを飼っていましたが、そういうことが、よく水槽の中であったのを思い出しました。

たしかに、1番弱くなった魚をいじめるのは、下から2番目に弱い魚でした。

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自然界においては、群れの中で1番強いボスなどは、群れを守るために、他のボスと戦うことはあっても、弱い者いじめは、あまりやらないのです。
弱い者いじめをするのは、2番目に弱い者が多いのです。

それで、ようやく、

「悪の意味は、2番目の心」

という意味が、わかりました。


昔の人たちは、こういうことが、わかっていたのでしょう。

「2番目の心」とは、

「上から2番目の嫉妬心」

「下から2番目の保身」

この二つだということです。


特に、後者の「保身」というのは、「いじめ」などの行為の大きな部分を、占めているような気がします。

たとえば、世の中の景気が悪くなり、会社の中で、リストラなどが囁かれるようになると、真っ先にいじめのターゲットになるのは、その職場で1番弱い立場の人です。
そして、その人を最もいじめるのは、その職場で下から2番目に弱い立場の人であることが、多いのです。

 

政治家などの権力者のよる搾取も、間接的ないじめだと思いますが、直接いじめる人は、そのいじめられる人の次に弱い人であることが、多いということです。


2番目に弱い人が、1番弱い人を怒鳴りつけたり、文句や悪口、陰口を言うことによって、

「自分は、弱くないんだぞー! 自分よりも仕事のできない、もっとダメな奴がここにいるんだぞー!」

こういうアピールを、周囲の人たちにするのです。


2番目に弱い人の心の奥底には、

「自分が1番弱い立場になって、いじめられるのが怖い…」

という不安や恐怖が、存在しているということです。
1番弱い人を、いじめることによって、その恐怖心を解消しようとしているのです。
たしかに、こういうケースを、サラリーマン時代によく目撃しました。

 

自分自身が、学生時代から、しばしばいじめを体験したり、そういう話を聴きながら、心を痛めてきましたが、だんだんそのメカニズムの全貌が、ボンヤリですが見えてきました。

「悪」という心の状態は根底に、「嫉妬心」があることが多い。
さらに、もっと大きな部分を、「保身」が占めていることも多い。
この二つは、どちらも、自然界ににもある本能的なものである。

したがって、人間の社会の中で、教育や道徳などのよって改善することは、難しいということです。


人間社会においては、まず社会や世間からの圧力が、根本的な原因になります。
その圧力に心が抑圧されると、その心の中に、「悪」が生まれるのです。
そして、その「悪」に「魔」が差し込むと、人間は「悪魔」になるのです。

大昔から、人々が恐れてきた「悪魔」という存在は、こういうメカニズムで創りあげられるみたいです。

 

人間の心が、「悪魔」の状態になった時には、「光」も「闇」も両方とも、それを治してくれます。

「光」は、「悪魔」を浄化します。
「闇」は、「悪魔」を癒してくれます。

太陽のような「光」は、「白日の下にさらす」という表現もあるように、厳しく悪を追い払ってくれます。
一方、真夜中のような「闇」は、悪を、「やさしく包む」のです。

 

「光が正しくて、闇は間違い」

ではなくて、

「光は厳しくて、闇はやさしい」

のです。


心の中の悪を、「光」は吹き飛ばしてくれますが、「闇」はやさしく包み込んで癒してくれます。
心が本当に弱っている時って、暗闇のほうが落ちつきますよね。
そんなかんじで、闇もいいものなのです。

光も闇も、両方とも人間の味方です。
ちょうど、太陽の光の日光浴も、健康にいいけど、月明かりの月光浴も、精神が落ちつくようなかんじです。


心が抑圧されて、本当に苦しい時は、「陰」のエネルギーである「闇」に癒されましょう。
それから、少し元気になってきたら、次は、「陽」のエネルギーである「光」で浄化されましょう。

精神世界には、そのためのヒーリングのテクニックやグッズ、パワースポットが、たくさん紹介されています。
ぜひ、自分にあったやり方で、心の中の「悪魔」を消し去ってください。

 

2番目に弱い人は、常に、

「誰が、この組織の中で、1番弱いんだろう? その1番弱い奴を、いじめてやるぞ!」

こう思って、1番弱い奴を探しているのです。
その心の中に、「悪魔」が、生まれているのです。

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さて、前置きが長くなりましたが、また、11月に、「悪の根源」のセミナーを、東京で開催します。

 

 

<東京セミナー ~悪の根源~>

 

<満員御礼! 予約申し込み締め切らせていただきました。ありがとうございました。11月15日(日)に、同じ内容で、同じ場所で、追加セミナーを開催します。よかったら、こちらに、ご参加ください>

 

〇日時:2020年11月3日(火・祝)13時45分(受付開始) 14時00分~17時00分

〇場所:東京都大田区西蒲田にある、私のオフィスで開催します。
詳しい住所などは、別途、メールにて連絡させていただきます。

〇内容:この世界の悪について、古代史から現代までの流れを話します。

とてもユニークな戦争論になると思います。

〇定員:10名 深い話がしたいので、少人数とさせていただきます。
定員に達し次第、申し込み締め切らせていただきます。

〇受講料:2万円 
お振込み方法などは、別途メールで、ご連絡いたします。

〇その他:セミナー終了後、懇親会も予定しています。
こちらも、時間や場所などは、別途、ご連絡いたします。

☆参加をご希望の方は、私、トーマまでメールお願いします。
お手数ですが、メルアドはコピーして貼り付けてください。
最近、メールが返信できないことが増えています。
3日経っても、私から返信がない場合は、別のメルアドから送信してみてください。

トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp

 

 

PS この世界は、「光と闇」の陰陽で、構成されています。

そして、その闇には、いろいろな種類があるようです。

しかし、「究極の光」と同様に、「究極の闇」は、やはり、「愛」だったのです。

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☆私の著書、「地球を創った魔法使いたち」の1巻~2巻も発売中です。
ぜひ読んでみたください。

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