宇宙の采配ツアー 4 鹿島神宮
私は、今までに何度も、
「運命というものは、変えられるか? 変えられないか?」
という問題を、いろいろ考えてきました。
まだ結論は出ていませんが、今の時点での考察を書いておきますね。
まずこれは、設問のたてかたが、間違っていると思います。
全部をひっくるめて考えようとすると、思考の迷路に入ります。
個別に分析していく作業が、大事になってきます。
「運命」には、
「変えることが大変に難しいもの」
「比較的すぐに変えられるもの」
「自由意思に任させられているもの」
こうやって、3段階くらいに、分けて考えたほうがいいかもしれません。
一番目の「変えることが大変に難しいもの」は、例えば、
「人間として生まれたこと」
「男性として生まれたこと」
「日本人として生まれたこと」
なのです。
この「運命」は、ほとんど変わりません。
もしくは、変えないほうが楽です。
今から、他の動物や魚、鳥、植物になりたいと思っても、大変に難しいです。
今から、女性になりたいと思っても、整形手術費用もバカ高いし、あまりやりたいとも思いません。
今から黒人になって、バスケット選手になろうと思っても、この手術も大変です。
ですから、「人間」、「男性」、「日本人」という「運命」は、まず変えられないと考えておいたほうが、いいのです。
この一番目の「運命」は、別の表現をすると、「宿命」と言ってもいいと思います。
二番目の「比較的すぐに変えられるもの」は、例えば、貧乏な経済状態の家に生まれ、それをゆたかになるように、努力したりして、金持ちになったり、身体に障害をもって生まれてきても、リハビリや理学療法などで、改善したりできるものなどが、代表的なものだと思います。
あと、いろいろな恐怖症や過去生からのトラウマなども、この中に含まれるかもしれません。
三番目の「自由意思に任させられているもの」は、日常生活のこまごましたことです。例えば、「カレーライスを食べるか? カツ丼を食べるか?」などです。
これらは、自由意志で、いくらでもコントロールできます。
私個人は、いつもは、このように3つに分けて、「運命」について考えています。
このように考えると、問題がすっきりします。
バシャールは本の中で、例え話として、こう言っていたように思います。
「人間の人生というのは、あらかじめ大まかは決まっています。それは、ある一つのトンネルに、入り口から入ったら、そのトンネルの中を通って行き、その出口から出ることは、あらかじめ決まっているようなものです。このトンネルの中を歩いて行くのか? 走って行くのか? などは、個人の裁量に任されています。でも、このトンネルの入り口から入り、出口から出ることは変わりません。唯一の例外は、自殺をした時です。その場合は、このトンネルを、自分から出ることになります。ほとんどの場合は、また似たようなトンネルを探し、同じように入り口から入り、また歩き始めます」
こう言っていました。
私も、この表現に賛成です。
過去のエッセイで書きましたが、2003年の秋に、「ソウルメイト」に出会うという、人生の中でも、珍しく、貴重な体験をさせていただきました。
その後に、わかったことですが、今回の人生で、生まれる前に、恋愛して結婚する約束をしていた、福井県のNさんという女性とは、私が22歳くらいの頃に、沖縄の空手道場で会い、結婚する予定だったらしいのですが、私の魂が、彼女と会うのを嫌がって、道場をやめていたらしいのです。
顕在意識では、なんとなく、道場に行かなくなったように感じていたのですが、魂では、恋愛と結婚を嫌がって、Nさんを避けるために、道場を去っていたようです。
そして、その時から、15年の歳月が経ち、彼女のお兄さんのYさんが、私のホームページを見つけ、東京のオフィスに会いに来て、それから、福井県で、Yさん、Nさん、私の3人で会うことになりました。
これは、
「会う必要のある人には、必ず会うことになっている。」
という運命の大原則があることを、垣間見たような気がしました。
こうやって文章として書くと、ニュアンスが伝わりにくいのですが、よくよく考えたら、凄いことです。
私のエッセイのバックナンバーを、読んでいただいた読者の人たちは、わかると思いますが、中学時代に、いじめに遇わなければ、身体を鍛えたいとは思わなかった。
高校時代に失恋して、精神科に通わなければ、空手道場に入門してなかったかもしれない。
空手をやらなければ、パワーリフティングという競技も、やらなかったかもしれない。
受験勉強ができなくなり、大学を二浪しなかったら、最初の精神世界の師匠になった、M先生とも、出会わなかった。
M先生の講義を受けていなければ、「精神世界」にも、興味はわかなかったでしょう。
さらに、東京に出てきて、サラリーマンになり、いろいろ不愉快な思いをしなければ、その会社も辞めなかった。
辞めたあと、1995年に、「阪神大震災」が起こらなければ、(株)VOICEという会社に、就職していなかったと思います。
(株)VOICEに入社しなければ、その後、ロサンゼルスで、キネシオロジーの師匠、本間先生を、友人から紹介してもらうこともなかったし、パワーリフティングの世界大会で、優勝することもなかったでしょう。
キネシオロジーを、仕事にすることもなかったと思います。
「精神世界の鉄人」というタイトルもつけなかったし、ホームページ自体、オープンしてなかったかもしれません。
世界チャンピオンになり、キネシオロジーを仕事にしていたから、福井県から、Yさんが来て、Nさんに、会うことができたのです。
ということは……。
中学時代、いじめられたこと。
高校時代、精神科に通院すること。
大学時代に、M先生に出会うこと。
社会人になって、阪神大震災が起こること。
(株)VOICEに入社すること。
アメリカに行くこと。
本間先生に会うこと。
世界チャンピオンになること。
ホームページをオープンすること。
キネシオロジーの仕事をすること。
現在の宇宙考古学の探求と調査。
以上の出来事が、全部、あらかじめ決まっていた可能性があるということです。
その出来事が起こっていた時点では、
「全部、自分が、自由意志で決めている」
と思っていたことが、もっと大きな力、もっと大きな愛に、包まれていたということです。
凄いことだと、思いませんか?
繰り返しになりますが、お釈迦様の掌の上で、飛び回っていた、孫悟空の状態です。
ソウルメイトのNさんとの出会いは、いろいろ感動することが多かったのですが、一番感動したことが、これです。
彼女との出会いで、
「人間の出会い、運命、霊界、自由意志、神、愛とは、どういうものか?」
ということに、ほんの少しだけ、触れられたような気がしたのです。
一人の人間との出会いというものに、これだけの多くの神の愛が、注がれていたということに、ビックリしたのです。
まさに、バシャールの言う、
「人間の人生というのは、あらかじめ、大まかは決まっています。それは、ある一つのトンネルに、入り口から入ったら、そのトンネルの中を通って行き、その出口から出ることは、あらかじめ決まっているようなものです。でも、このトンネルの中を歩いて行くのか? 走って行くのか? などは、個人の裁量に任されています。でも、このトンネルの入り口から入り、出口から出ることは変わりません」
という世界観を、体験を通してわかったのです。
このトンネルが、「運命」だと思いますが、これは、縛り付けるようなものではないと、思っています。
本来なら、険しい山をよじ登っていかなくてはいけない道に、神様が慈悲で、トンネルを掘ってくれたのでしょう。
ありがたい近道なのです。
さらに、どういう楽しみ方をしながら、出口まで行くのかも、自由意志で決められます。
雨や風、嵐などからも、守ってくれています。
素晴らしいトンネルです。
そうです。
これこそが、まさに、今回のメインテーマである、「宇宙の采配」というやつなのです。
今回も、前置きが長くなりましたが、旅行記に入ります。
9月8日(火)の午前中に、鹿島神宮駅に着きました。
それからすぐに、車でやってきた友人たちと合流しました。
駅の近くにある、「塚原卜伝」の像の前での記念撮影です。
「鹿島神宮」は、「剣」がシンボルでもありますね。
これについては、後ほど改めて書きます。
塚原卜伝は、「戦わずして勝つ」というポリシーをもっていた剣豪として、有名ですね。
だから、「剣聖」ともいわれているんだと思います。
二つの話を紹介します。
まず、一つ目。
卜伝の弟子の一人が、馬の後ろを歩いていた時、急に馬が跳ねて、蹴られそうになりました。
弟子は、とっさに身をかわして避けると、民衆は、卜伝の弟子を褒め称えます。
しかし、卜伝の評価は違っていました。
「馬は、はねるものということを忘れ、うかつにも、そのそばを通った弟子が悪い。はじめから、馬を大きく避けて通ってこそ、わが弟子である」
こう言ったそうです。
卜伝の重んずることは、戦わずして勝つことです。
「無用のリスクは背負ないことが、名人の条件である」
と考えていたようです。
二つ目です。
塚原卜伝の逸話の中で有名なのが、「無手勝流」の話でしょう。
卜伝は、琵琶湖の船で乗り合わせた若い剣士と知り合います。
彼は、相手が卜伝と知ると、決闘を挑んで来ました。
卜伝は、のらりくらりと、相手をかわしていたのですが、その剣士は戦う気満々で、血気にはやっています。
仕方なく応じた卜伝は、
「この船の中では、他の人に迷惑になる」
と言って、二人だけで小舟に乗り移ります。
近くの小島まで行き、舟を寄せると、若者は急いで、舟を飛び降りて島へ行こうとしました。
卜伝は、そのまま小舟を漕いで、島から離れていきました。
若者は大声で、卜伝を罵倒しましたが、卜伝は、
「戦わずして勝つ、これが無手勝流だ」
と言って、去っていきました。
こういう小島だったと思います。
どうですか?
これが、武道的な戦い方であり、「戦略」ではなく、「智略」を使って勝つということです。
古来から、日本という国は、こういう戦い方をするのです。
神社の参道にある喫茶店で、皆で、モーニングを食べました。
なんと、私たちが座った席の前には、明らかに、「アヌンナキ」の一族だと思われる、エジプトの絵が置かれていました。
こういうシンクロにも、「宇宙の采配」を感じました。
先日書いた旅行記、「天皇シークレットツアー」では、天皇のシンボルナンバーが、「38」で、「北緯38度線」を旅行した話でしたね。
古代において、「イザナギ」と「イザナミ」の最初の子供たちの数が、38人だったそうです。
そして、最初の長男と長女の二人が、「天皇家」のポジションになり、残りの36人は、その守護の役割だったそうです。
そこで今回は、ふっと、
「では、北緯36度のラインには、何があるのかな?」
こう思って、調べ始めたのが、この調査の始まりだったのです。
すると、驚愕の事実が、わかりました。
なんと、「北緯36.0度」、つまり、「天皇や国家を守護する役割」の意味の緯度が、「鹿島神宮」の近辺にあったのです。
日本の中心でもある都市、「明石」と同じ名前の地名ですね。
近くには、「鹿島サッカースタジアム」もありますね。
つまり、「鹿島神宮」というのは、「36」の数字の地点にあるのです。
それは、我が国を護ってる役割の神社だという意味なのです。
「38」=「天皇」
「36」=「守護」
こういう意味なのです。
「鹿島神宮」のエリアの地上絵は、すぐにわかるのですが、そのまんま、「鹿」の形になっています。
緑色が、頭部を含んだ上半身ですね。
そして、茶色が、二本の角ですね。
右を向いている鹿が、わかりましたか?
ここで、ちょっとだけ、おさらいです。
二つやっておきましょう。
一つ目です。
「アヌンナキ」という宇宙人グループが、太古の時代には、地球を管理していたのですが、だいたい、こういうシンボルで分けられます。
諸説ありますが、私が信じているものです。
詳しく知りたい方は、私のセミナーを受けてくださいね。
〇「アヌ王」=「アフラ・マスダー」=「八咫烏」=「巨人」=「地球の最初の王様」
〇「エンリル」=「ヤハウェ」=「狛犬の阿」=「ライオン(獅子)」=「鳥類の神様グループ」=「人の姿」=「福禄寿」=「アヌ王の正妻の息子」=「地球の表の王様」
〇「エンキ」=「プロビデンスの目」=「イザナギ」=「狛犬の吽」=「ユニコーン(一角獣)」=「宇賀神」=「爬虫類の神様グループ」=「龍(蛇)の姿」=「毘沙門天」=「アヌ王の妾の息子」=「地球の裏の王様」
〇「ニンフルサグ」=「シュメールの女神」=「イザナミ」=「弁天様」=「木花咲耶姫」=「アヌ王の妾の娘」
〇「イナンナ」=「シュメールの女神」=「稲荷神」=「聖母マリア」=「エンリルとエンキの孫娘」
特に、「アヌ王」と「エンリル」と「エンキ」と「イナンナ」は、地球の四天王であり、世界中の神々は、だいたい、この四人の変化した姿だと思ってもいいと思います。
二つ目です。
「天皇シークレットツアー」で詳しく書いたので、今回は、あまり説明しませんが、太古の時代、西日本から東日本へ、「補陀落渡海」と言って、小舟によって、太平洋の黒潮に乗って、亡命してきた人たちが、たくさんいたようです。
主に、「熊野」から「銚子」を経由して、利根川から「日光」まで逃亡していたようです。
そうなのです。
「鹿島」や「香取」のエリアは、そうやって、亡命してきた人々が、辿りついた土地でもあったのです。
その小舟が上陸した場所だと思われる所です。
だいたい、こういう重要な箇所には、海岸に鳥居が残っています。
そこにも、行ってきました。
ここも、「北緯36.0度」の辺りです。
太平洋です。
熊野から、ここまで流れてきていたようです。
この流れ着いた人々は、「天照派」と呼ばれています。
「鹿島神宮」も、その重要な拠点の一つだったようです。
入口の前で、記念撮影しました。
門です。
拝殿です。
参道を歩いていきました。
これは、「エンリル(人)」と「エンキ(龍)」が、合わさった様子を、比喩的に表現した石碑だと思います。
「統合」のシンボルでもあると思います。
「要石」です。
鹿島神宮の境内にある池です。
おそらく、補陀落渡海で流れ着いた人たちは、ここの真水で、身体の汚れを洗い清め、新天地で暮らすことを、決意したのだと思います。
近くにある、こういう石碑は、「小舟」を表現しているのです。
祠もありました。
そして、その横には、お地蔵さんがいました。
これは、珍しいです。
犬を連れています。
もしかしたら、補陀落渡海僧の中に、小舟の中に、自分の飼い犬も一緒に乗せて、航海した人がいたのかもしれません。
皆で、くつろいで、お茶している場面です。
次回は、「鹿島神宮」のさらなる秘密を、初公開します。
やはり、それは、地上絵に描かれていました。
お楽しみに!
<オマケ>
2003年の秋に書いた、エッセイです。
私が、ソウルメイトに出会った体験談です。
懐かしいな…
〇「ソウルメイト(前編)」
http://www.tomaatlas.com/lib120.htm
〇「ソウルメイト(中編)」
http://www.tomaatlas.com/lib121.htm
〇「ソウルメイト(後編)」
http://www.tomaatlas.com/lib122.htm
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