前回は、一休さんの話題で終わりましたね。
今回は、その続きです。
一休さんのような落とし子や私生児は、大昔からいました。
こういう人たちが、裏の日本史でも、重要な働きをしていたようです。
つまり、表の社会には、出てこれないような人たちが、裏社会を築いたのです。
いつの時代かはわかりませんが、おそらく、平安時代よりも前だと思います。
当時の天皇のお后が、現在のモンゴルから、身体の大きな屈強な男たちを、自分のボディーガードのようなかんじで、大勢雇ったことがあったそうです。
すると、寂しい夜などに、その男たちと肉体関係をもってしまうこともあったそうです。
必然的に、私生児が生まれるのですが、ちょうど、一休さんのように、お寺にあずける子供が、ほとんどだったようです。
しかし、中には、寺の修行などが嫌いなやんちゃ坊主も、たくさんでてきたそうです。
そういう不真面目で気性の激しい若者たちが、だんだん、徒党を組んだりしはじめたようです。
それが、「ヤクザ」の始まりだそうです。
たくさんの系統がありますが、その中の一つには、こういう流れもあったようです。
日本のヤクザというのは、裏天皇家だということです。
そういえば、反社会的だと言われている彼らも、天皇家だけは、攻撃したりしませんね。
それどころか、右翼みたいなヤクザも、たくさんいますね。
もう一つの天皇家が、ヤクザだということです。
戦争なども、裏で仕切っているのは、本当の天皇家ですが、実際に動いている実働部隊は、やはり、好戦的なことが好きな裏天皇である、ヤクザがやっていたと思います。
そこで、今まで疑問だった、
「どうして、同じ日本人が、日本人を原爆などで殺したのか?」
という説明ができます。
前回の旅行記、「瀬戸内ピースツアー」や「九州ピースツアー」では、「一家心中」や「集団自決」を例え話にしたのですが、ヤクザの論理で考えると、さらにわかりやすいことを、最近発見しました。
日本のヤクザは、歴史を見てもわかるように、アメリカなどの欧米諸国のマフィアやギャングとは、構造も違うし特質も違います。
私自身は、裏社会の人間ではないので、詳しくは知りませんが、映画やドラマ、それからマンガなどの知識から推察しますね。
まず、アメリなどのギャングは、外での銃撃戦をやったり、けっこう派手に暴れますね。
昔の西部劇で、バーなどで、いきなり殴り合いが始まったり、撃ち合いがあったりするシーンが多いのを思い出してもらうと、わかりやすいと思います。
ギャングは、自分から敵の陣地へ向かって、襲ったりすることを、頻繁にやるのだと思います。
一方の日本のヤクザは、昔から事務所が、普通の住宅街や商店街にあることも多かったですね。
だから、なるべくなら、派手な暴力沙汰や銃撃戦は、外ではやりたくなかったようです。
じゃあ、どうするのかというと、気に入らない堅気の人や敵対するヤクザの組員などを、
「ちょっと、事務所に来い!」
と連れてきて、事務所の中で脅すことが多かったようです。
これは、今でもそうだと思います。
そして、応接室で待ち受けているのです。
その時、映画などで、よくあるシーンですが、一番下っ端の若い組員が、お茶を運んでくるのです。
そこで、お茶を置くときに、
「アッ!」
と呟きながら、わざとお茶をこぼします。
すると、組長や若頭が、
「我~、何さらしとんじゃ! ボケが!」
こう叫んで、目の前にある灰皿などで、その組員の頭を、
ゴツン! ゴツン!
という音をたてながら、数回殴打します。
さらに、気絶して寝転がっている組員の腹などを蹴り上げ、血だらけになって気絶しているのを、別の組員に運ばせ、別の部屋に連れていきます。
そのあと、目の前でそれを見ながら、恐怖で震えている客人たちを見て、
「えらいすんませんな~、かんにんやで、これで許したって下さい」
微笑を浮かべながら、こう言います。
これの意味がわかりましたか?
こういうことです。
まず、外からは見えないような密室で、敵と会うことによって、第三者的な目撃者をつくらないようにしています。
後から裁判で、客観的な証言をされないためです。
そして、相手をその場で射殺してしまったら、死体の処理などの証拠隠滅も大変だし、何よりも、殺人罪になります。
殴っても、傷害罪です。
怒鳴ったりしても、恐喝罪です。
そいうときに、若い組員である身内を、半殺しにするのです。
これだと、
「疑似家族である身内に、教育的指導をした」
ということで、あまり罪にはなりにくいのです。
でも、当初の「敵を脅す」という目的は、合法的にしっかりとやっています。
「俺の言うことをきかないと、オマエらも同じ目に遭うぞ!」
遠回しに、こう言っているのです。
これは、「イジメ」の問題でも、使えるテクニックだそうです。
昔、島田紳助さんの本に、似たようなことをやった話が書いてありました。
紳助さんも、ヤクザたちと付き合いがあったために、この技を知っていたようです。
うろ覚えですが、だいたいこういう話だったと思います。
ある時、紳助さんの娘さんが、学校で酷いイジメに遭っていたそうです。
理由は、有名人である紳助さんの娘だからです。
それを知った紳助さんは、激怒したそうです。
そこで、娘さんに、
「こういうことは、中途半端にやってはダメだ! とことんやるぞ! オイ、この家に、そのイジメた子たちを全員呼んでこい!」
こう言ったそうです。
そこで、そのいじめっ子たちは、ある日、紳助さんの家にやってきたそうです。
玄関を閉めた後、紳助さんは開口一番、こう言ったそうです。
「オマエら、うちの子をイジメているそうだな。すまんかったな。それだけ、イジメたくなるということは、コイツの性格が、よっぽど悪いからや。コイツの性根を今から、叩き直してやる!」
こう言って、そのいじめっ子たちの前で、娘さんを、本気でボコボコに殴ったそうです。
血だらけになって倒れた娘さんを見て、いじめっ子たちは、恐怖のあまり、怖くなって帰っていったそうです。
そのあと、娘さんが、
「お父ちゃん、酷い、酷い!」
こう言って、泣き喚いたそうですが、紳助さんは、その娘さんを抱きしめながら、
「ごめんな~、ごめんな~」
こう言って、自分も一緒に泣いたそうです。
紳助さんが、もしも、いじめっ子たちを、殴ったり怒鳴ったりしたら、マスコミたちの餌食になります。
ここぞとばかりに、叩きにきます。
相手の親たちや学校と、裁判で争っても、何もメリットはありません。
結局、このやり方が、最終手段であり、被害を最小限度に食い止める方法なのです。
もうわかりましたね。
太平洋戦争においては、当時の天皇や大統領などのトップ同士は、最初から、全部話はついていたと思います。
しかし、ミドルクラスの将校たちは、おそらく、両国とも本気で戦っていたと思います。
そういうクラスの戦いは、八百長ではなく、ガチンコだったと思うのです。
アメリカは、ギャングの戦い方をして、日本は、ヤクザの戦い方をしていたと思えば、辻褄があうのです。
日本は、敵国のアメリカまで出かけていませんね。
ハワイから日本の領土内で、戦っています。
しかも、激戦は日本国内です。
それは、第三者の目撃を減らすためです。
わざと、敵を自分の家に引き込んでいたのです。
そして、同じ日本人であり、親である天皇家が、同じ日本人の子供である庶民を、原爆などの兵器で殺したのです。
外の敵である、アメリカに行って、民間人を殺したら、侵略戦争になります。
また、アメリカ本土を、空襲や原爆で攻撃したら、報復合戦になります。
下手したら、そのあと、地球全体を巻き込むような全面核戦争になり、最悪の事態である、地球が破壊され、粉々になり、宇宙の塵になるという結果になったかもしれません。
だから、身内である広島と長崎を攻撃したのかもしれません。
それが、最終手段だったのだと思います。
おそらく、この街が、絶対平和主義で報復をしない、「天照派」の人たちの割合が、一番多かったからだと思います。
前述した島田紳助さんのように、一番心が痛かったのは、その攻撃をした本人たちだったと思います。
もちろん、いいなんて言いません。
しかしそれが、当時の最終回答だったのだと思います。
神人や神の心をもっている人たちは、未来がわかるのです。
それに対して、一般の人々には、未来はわかりません。
この両者の意識のズレが、大昔から、ずーっと悲劇をうんできたのかもしれません。
大切なことは、過去ではなく、未来です。
私たちは、もう二度と、そういう悲劇を繰り返さないようにすればいいのです。
一説によると、第二次世界大戦で死んだ人数は、8000万人だそうです。
しかし、その犠牲によって、戦争の愚かさを知った人間は、とりあえず、その後、全面核戦争だけは、避けることができました。
それによって、現在、80億人になりそうな人間が、生かされているのです。
「1%の人間の犠牲によって、99%の人間が生かされた」
地球を管理している神々は、どうやら、そう判断しているようです。
私は、こういう考え方は、好きではありませんが、ある意味、その時点では、しょうがなかったのかもしれません。
実は、これだけの犠牲を払って、得た報酬があります。
それが、「憲法第九条」です。
この平和憲法を、私たち日本人は獲得したのです。
これが、戦争があったから、価値をもったのです。
平和な世の中では、価値はわかりません。
子供に向かって、
「火傷をするから、ストーブを触ってはいけません!」
口でこう言っても、子供は聞きません。
むしろ、触りたくなるはずです。
やはり、2回くらい触ってから、軽い火傷をして、初めてその怖さがわかり、触らなくなるのです。
人類にとって、それが、「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」だったのかもしれません。
この平和憲法は、日本の「天照派」がつくったと思います。
「絶対平和主義」は、もともと、彼らのポリシーだからです。
しかし、表向きは、
「アメリカに押し付けられた憲法」
こうなっています。
実はこれも、深いカラクリがあるみたいなのです。
1970年代のベトナム戦争の時、総理大臣だった田中角栄は、何もかも知っていたようです。
その当時、アメリカから日本に対して、ベトナム戦争派兵への圧力が強まった時があったそうです。
総理だった角栄は、
「どんな要請があっても、日本は、一兵卒たりとも戦場には派遣しない」
と答えたとそうです。
アメリカからの強い要請を、角栄は、
「そういう時には、憲法9条を使えばいい」
こう言ったそうです。
そして、アメリカに対して、
「いや~、私もベトナムに自衛隊を派遣したいのだけど、あなたちアメリカから、押し付けれた平和憲法というやつのせいで、派遣できないんですよ。どうしてくれるんですか? なんとかしてくださいよ!」
こう返答したそうです。
言われたアメリカのほうは、何も言えなくなって、黙ってしまったそうです。
凄いですね~!
つまり、太平洋戦争で失われた若者の命は、無駄じゃなかったということです。
それだけの対価を支払って得た、「憲法第九条」は、そのあとの多くの戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争など、たくさんの国際紛争に、日本の若者を送らないという防波堤になっていたということです。
もしかしたら、戦死した若者よりも、その後の未来に、命が助かった若者の数のほうが多いかもしれません。
日本という国は、こういう戦い方をやるのです。
知略で勝つのです。
「負けて勝つ!」
これが、日本の「奥の手」なのです。
アメリカは、「フェアプレイ」を重んじる国かもしれません。
つまり、ボクシングやレスリングのような格闘技の国です。
そこでは、ルールの範囲内で行う、最終手段があります。
それを、「切り札」と言います。
トランプの「ジョーカー」のような最強の札です。
しかし、日本は、もっと凄いです。
空手や柔道や剣道のような武道の国です。
そこは、ルールなしの無法地帯です。
しかし、その無法地帯でも、礼節を重んじ、なおかつ、
「そうくるか?!」
と相手が驚くような意表をついた攻撃をします。
これが、アメリカと日本の戦い方の違いです。
日本のほうが、はるかに高度なのです。
戦争に負けたと言いながら、アメリカ人よりも、豊かで幸せな日本人など、山ほどいます。
日本にとって、戦争での勝敗など、取るに足らない部分的なものだったのです。
さて、旅行記に戻りますね。
私たちは、大阪府枚方市にある、「王仁公園」という所にも立ち寄りました。
表向きは、いろいろな理由をつけていますが、明らかに、本当の名前の意味には、大本教の出口王仁三郎が関係していることは、明白ですね。
そこには、「核爆弾」を表現している記念碑が建っていました。
こんなものが大阪にあったなんて、初めて知りました。
間近で見上げると、凄い迫力です。
驚嘆したのは、この記念碑の隣に、なんと、「馬小屋」があったのです。
「もりの家」と書かれています。
大阪市の聖徳太子の神社、「森之宮神社」と同じ名前ですね。
本物の馬がいて、感動しました!
地球における最悪の武器である、「核爆弾」、それから、最高の愛の象徴である、「キリスト=聖徳太子」、この二つのシンボルが、ここで隣り合っているのです。
馬小屋の後ろにある塔が、原爆の記念碑です。
最近、仲のいい友人から教えてもらったのですが、正確には、イエスの誕生場面は、「ルカによる福音書」に書かれているそうですが、
「馬小屋で生まれた」
とは書いてなくて、
「ベツレヘムの宿が混んでいて、しかたなく、赤子であるイエスは、飼い葉桶に寝かされた」
と書かれているそうです。
最近になって、面白い解釈が生まれ、それは、星座のことを表現しているというのです。
星空は、こういう星の配置になっているそうです。
つまり、「オリオン座」の三ツ星の近くに、「馬頭星雲」という馬の首の形をした星雲があるのです。
そして、「ぎゃしゃ座」という星座の中には、「勾玉星雲」という星雲もあるそうです。
つまり、聖人である「イエス・キリスト」や「聖徳太子」の誕生の話は、これらの宇宙の星座のことだったというのです。
されを、さらに拡大解釈すると、面白い結論になります。
「馬小屋の近くで、救世主が生まれた」
というのは、これらの星座で解釈すると、
「馬頭星雲の近くで、命が生まれた」
ということで、
「オリオンの三ツ星で、生命が生まれた」
こうなります。
そして、「三ツ星」は、「シャンバラ」に繋がるのです。
絶対平和主義の地底王国、「シャンバラ」の想像画です。
チベットの「ポタラ宮殿」の地下に、この地底王国に続く、メインゲートがあるとも言われています。
そういえば、長崎県の「島原」も迫害の歴史がありますが、現在の「チベット」も中国から迫害されていますね。
もしかしたら、「絶対平和主義」というのは、対極の「究極の悪」を引き寄せるのかもしれません。
「シャンバラ」は、「三つ星に丸」が、シンボルマークみたいです。
愛と平和の王国の象徴が、これみたいなのです。
神社や寺でも、たまに目にしますね。
日本において、「三つ星に丸」の家紋は、とてもユニークなシンボルみたいです。
一般的には、この家紋の星が指すのは、「北極星」で、北極星を神格化した「妙見菩薩」への信仰に由来しているそうです。
最近、調べている、「妙見信仰」とも、ここで繋がりました。
オリオン座の「三つ星」とも関わっているようです。
つまり、「バシャール」の文明ですね。
あとは、「天照派」のシンボル、「三つ巴」とも関係していると思います。
昔、ヨーロッパの探検隊が発見したと言われている、「シャンバラ」の入口です。
シャンバラ王国では、このシンボルが、いたるところに描かれているそうです。
「聖母マリア」でもあり、「イナンナ」でもあると思います。
出雲大社の柱も、どうやら、このシンボルと関係しているみたいです。
どうですか?
面白い流れですね。
これらは、今までに私が探求していた、宇宙考古学と古代史、さらには戦争などの「悪の根源」とも、見事に全てが繋がるのです。
その最重要なキーワードが、「三つ星」のシンボルなのです。
つい最近の話です。
9月27日(金)、その日、アメリカから、私のキネシオロジーの師匠である、ドクター・本間が、来日していました。
お互いに忙しいので、何年も会っていなかったのですが、たまたま、この日だけが、時間が空いていたので、久しぶりの再会になりました。
いろいろな昔話に花が咲いたのですが、その時に、「生き方」についての話題になりました。
本間先生曰く、
「人間は年を取ると、生き方が、ハッキリと二通りにわかれるみたいだね。具体的には、車椅子に乗って人からお世話される人、それから、その車椅子を押して、人のお世話をする人、こう分かれるね」
続けて、
「車椅子に乗っている人よりも、車椅子を押している人のほうが、確実に元気だし、幸せそうに見えるよね。どうせ人生を生きて、どちらかになるんだったら、私は、押すほうの人になりたいね」
こう言ったのです。
思い出しました。
2001年に、私が、21世紀を記念して、何か新しいことを始めようと思った時にも、本間先生から同じことを言われて、始めたのが、
「インターネットで、情報発信をする」
ということでした。
それから、自分のサイトを製作して、エッセイを書き、それが現在のブログの執筆活動に繋がっています。
自分が、世の中の人々に喜んでもらえる仕事を考えた時に、一番いいのが、自分が苦しんだり悩んだりして気が付いたことを、広くシェアすることだったのです。
当時も、本間先生から、
「ヒーリングの奥義は、人から癒されることじゃないよ。人を癒すことだよ」
こう言われて始めたのが、ブログだったのです。
「人から助けてもうらおうと考えるのではなく、人を助けようと思った時に、人は、元気で幸せにななれる」
こういうことです。
たまに、
「人を癒す前に、自分が癒されてからのほうが、いいのではないですか?」
という意見もありますが、それは理想ではあるけど、完全に癒されている人は、そもそも、ヒーリング業界などには入ってこないのです。
癒されたいから、入ってくるのです。
でも、皮肉なことに、それは順番が逆で、癒されようとすればするほど、苦しくなるのです。
理由は、生き方が受け身だからです。
昔、ケネディ大統領が、名演説をしましたね。
「国家が私たちに、何をしてくれるかではなく、私たちが国家に、何ができるかを考えようではないか!」
こういうことなのです。
「人から救われることを考えるのではなく、人を救うことを考えたほうが、幸せになれる」
ということです。
自分自身が、10代や20代の頃、自分自身が、人生に行き詰っていた頃のことを、たまに思い出すことがあります。
誰でも、経験あると思いますが、そういう時はかなり辛いです。
何もかもが、行き詰ってきている場合、ほとんどのケースが、視野が狭くなっていることが、大きな要因の一つです。
さらに、具体的に言うと、
「自分のことだけを考えている」
という意識状態だということです。
いろいろな方のブログ、ツイッター、フェイスブックを読んでいると、気がつくことがあります。
精神的に行き詰って、身動きがとれなくなっている人は、文章に特徴があるのです。
それは話題が、
「自分のことだけ、自分を見つめることだけ」
になっていることです。
極端な内観ばかりに、偏っているのです。
これは、特に精神世界系の人に多いみたいです。
悩んだり、苦しんだりした結果、自分の内側に閉じこもっているのですが、その結果として、ますます苦しくなるのです。
この世界は、自分以外にも、たくさんの他者がいます。
その他者の集合体が、社会であり、言い方を変えると世間になります。
そういう世界で、他者に目を向けないようにして、自分の中ばかりに閉じこもると、行き詰るのは、当たり前なのです。
特に、精神世界系の書籍やブログなどには、
「全ては、自分が創りだしている」
「この世界は全部、自分の映し鏡である」
というような内容が多いので、全ての原因を自分に向けがちです。
それはそうなのですが、こういう極論は、実生活には、直接は当てはまらないことも、多いです。
さらに、真理というものは、実は、現実の世界には、役に立たないこともあるのです。
だから、自分の内面を、とことん見つめた後は、世の中の動向や社会に、目を向けることも、大切なのです。
そもそも、この世界は、独学に向いていないのです。
本当に、自分一人だけで内観して、悟りが開けるのならば、誰もいない無人島に生まれてくるはずです。
それが、大半の人は、たくさんの人が生活している「社会」という学びの場に、生まれてきます。
これは、人間が他者と関わって、悟りに至るという学びが向いていることを、示しているのです。
「押しても駄目なら、引いてみな」
と昔から言うように、自分の内側ばかり見つめて駄目な場合、答えは自分の外側にあるのです。
人生に行き詰った場合、ほとんどの突破口は、
「他人や世間に、目を向ける」
という方向にあることが、多いのです。
自分にばかり目を向けていると、まず最初に経済的に行き詰ります。
なぜならば、全ての経済活動や仕事は、他者と関わることによって、成り立っているからです。
山の中の洞窟で、瞑想ばかりやっていて、お金が入ってくることはないのです。
自分のことばかり考えている意識状態というのは、「子供の意識」でもあります。
子供というのは、自分のことばかり考えて、生活しています。
特に、幼ければ幼いほど、
「自分にしてほしいこと」
ばかり考えています。
赤ちゃんや子供は、それでいいのです。
親が、なんでもやってくれるからです。
しかし、この意識状態のままで、大人になった場合、人生が苦しくなります。
こういう人は常に、
「誰かが、自分に何かしてくれないかな?」
と考えています。
棚から牡丹餅ばかりを期待したり、何もしないで、一攫千金を狙ったりするのも、このタイプです。
「世の中に、貢献したい」
という意識が、まったくないのが特徴です。
こういう人は、本人は意識してませんが、周囲はすぐにわかります。
そして、
「あの人、まるで子供だよね」
と評価されます。
「貰うこと」ばかり、考えている意識状態が、「子供」の意識だということです。
「与えること」を考える意識状態が、「大人」の意識なのです。
もう一度、言います。
「子供は貰う」
「大人は与える」
このシンプルな公式を、よく覚えてください。
言うまでもないことですが、人生がどんどん苦しくなるのは前者であり、人生が、どんどん楽になるのは後者です。
これは、世の中のほとんどのことに、当てはまると思います。
だからもし、今、人生に行き詰っていて、苦しんでいたら、
「もしかしたら自分は、子供の意識状態なのではないだろうか? 貰うことばかり考えているのでないだろうか?」
と考えると、新しい展開が見えてくるかもしれません。
個人でも会社でも、経済的に行き詰った場合、これが、ほとんどの原因みたいです。
貧乏になったり、経営が行き詰っている時、世間に対して、いい商品やいいサービスを、提供していないのです。
逆に言えば、世間が欲しくてたまらない商品やサービスを提供して、とても喜ばれている状況の時には、貧乏になるほうが難しいのです。
2011年の東日本大震災の時の話です。
仮設住宅で、人々が、寒さで震えながら、夜を過ごしている時に、おにぎりを、待っている人は、不平不満ばかりで、イライラしている人が、多かったそうです。
でも、その時、同じ状況でも、そういう境遇で、同じくらい苦しいのに、皆のために、率先して、おにぎりを、にぎっているオバちゃんたちは、冗談をいいながら、笑顔で元気いっぱいだったそうです。
これは、いかに日本人が、周囲を幸せにすることに、喜びを感じる魂かが、よくわかる話だと思います。
「何か小さいことでいいから、周囲に提供すること」
このことから、人生は楽でハッピーになっていくのです。
行き詰っている時、周囲は、いきなり、
「なんでもいいから、仕事しろ!」
と言ってきたりしますが、これは、いきなりは無理です。
精神がボロボロの状態の時に、仕事などできないのです。
ちょっとしたアルバイトもできないのが、本当に行き詰っている時なのです。
そういう時、まずは、ボランティア的なことから始めましょう。
家の中や近所を掃除したり、犬の散歩をしたりするのもいいです。
それも、難しい場合は、何かを身近な人に、やってあげるといいです。
お年寄りの肩を揉んであげるくらいでもいいです。
昔の私のように、自分が主催して、食事会のようなものを、やるのもいいでしょう。
「誰かを、幸せにしてあげよう」
という気持ちが、結果として、自分自身の「救い」になるのです。
まとめると、人生が行き詰った時には、自分に目を向けるのを、いったん、お休みして、他者を思いやることをやると、人生が好転しはじめることが多いのです。
幸せになるコツは、一つだけです。
それは、「思いやり」です。
他者を思いやることができれば、幸せになれるのです。
これを究極までシンプルな表現で、漢字一文字にしたのが、
「愛」
なのです。
人生が苦しくなって、行き詰った時こそ試しに、自分ではなく、他人のことを考えてみましょう!
お腹が空いた時こそ、自分が、おにぎりを食べることでななく、他人のために、おにぎりを握ってみましょう!
これは、オマケの話題です。
9月29日(日)先日の東京セミナーの後、いつものように、懇親会も開催しました。
なんと、本間先生が、「悪の根源」という内容のセミナーも受講されたのです。
これは懇親会で、本間先生が撮影した写真です。
本間先生は忙しい方なので、この懇親会でも早めに退席されました。
しかし、その翌日、アメリカに帰った後、私に凄い写真を送ってきたのです。
見てください!
これは、本間先生が、金色の光が滞空しているのを目撃して撮影した写真です。
場所は、大田区西蒲田の東京工科大学の上空です。
明らかに、UFOですね。
愛知県の豊川稲荷の祭りの時に、出てくる御神体です。
この提灯が、御神体です。
「聖母マリア=イナンナ」の乗っているUFOでもあります。
レオナルドダビンチが描いた絵にもありますね。
これですね。
日本中の寺の天井にも、祀られています。
この建物には、巨大な「世界樹」の絵が描かれています。
これも、意味深ですね。
UFOというのは、未来の自分、もしくは、過去の自分の分身だそうです。
そして、姿を見せるときは、それを見せる人間を、100%選んで見せるそうです。
だとしたら、このUFOは、今、この写真を見た人々、全員の分身であり、過去と未来の自分の姿だということです。
つまり、今、このブログを読んでいる全員の心の中に、「聖母マリア」の意識があり、「イエス・キリスト」もあり、「聖徳太子」もあるということです。
では、「愛」のグループのリーダーである、聖母マリアは、何がいいたくて、UFOで出てきたのでしょうか?
それは、
「もうそろそろ、神様から救ってもらうのを待つのは、やめてください。これからは、全ての人間が、救い主になる時代ですよ。未来には、あなたたちが、マリアやイエスになって、戦争などで苦しんでいる惑星の人々を、救い主として助けにいくのですよ」
こう言っているのだと思います。
そして、その時に試されるのは、「愛」の大きさなのだと思います。
これからは、22世紀の未来に備えて、「愛」を与える側になるということです。
繰り返しますが、「愛」とは、「思いやり」です。
これをもっている人が多くなれば、地球上から、戦争などあっというまに無くなり、愛と平和の惑星になるのです。
ふーっ!
「関西ピースツアー」は、今回で最終回です。
どうでしたか?
関西でも、いろいろな新発見や気づきがありました。
一緒にまわってくれた皆さん、ありがとうございました。
いろいろ語り合って、とても楽しかったです。
さて次は、どこに行こうかな?
では最後に、恒例の締めの言葉です。
今回は、これですね!
きよし この夜 星は光り
救いの御子(みこ)は 馬槽(まぶね)の中に
眠り給う いと安く
「きよしこの夜」
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