瀬戸内ピースツアー 8 狭き門
「広島平和記念公園」を出て、しばらく歩くと、近くの橋の近くに、興味深い石碑が建っていました。
説明書きもありました。
川に架かっている橋です。
これは、原爆の熱で溶けたものかもしれませんね。
さて、ここからが本題です。
数年前から、ネット上で、秘かに囁かれている噂に、「原爆地上起爆説」があります。
簡単に言うと、
「当時のアメリカの技術では、空中から投下して、空中で爆発させるというような技術はなく、また、爆弾も、ちょっと動かすと、すぐにその振動で爆発する可能性があったので、飛行機で運ぶなどというのは、不可能だった。だから、広島も長崎も、実は、地上に爆弾が置かれ、地上で起爆された」
こういう説です。
たしかに、それを裏付けるような写真もあります。
しかし、この説には、反対意見もあります。
「もしも、地上で起爆されたのであれば、その土地の地面は、間違いなく、隕石が落ちた跡のように、クレーターのうような大穴が残っているはずである。その痕跡がないということは、やはり、地上ではなく、空中で爆発したはずである」
なるほど、これも、もっともな意見ですね。
今回の旅のメインは、実は、この説を検証するために、現地調査をしたかったのです。
小雨の降る中、しばらく、川沿いを歩いていると、一つの橋が見えてきました。
「万代橋」という名前みたいです。
近くにあった、雨粒のついた説明書きを読んでみました。
なんと、読み方は、「よろずよばし」だそうです。
そうです。
「八百万の神々」
彼らの名前がついた橋だったのです。
この文章に注目してください。
「影の位置と形から爆発の方向を知ることができました。」
こう書かれていますね。
たしかに、パッと見ると、そう見えます。
つまり、一般的に言われている投下地点からの熱と爆風が来たことが、わかるのです。
人々の足元の影に注目してください。
たしかに、右側から左側に、影の線がありますね。
しかし、もっと注意深く、遠くのほうを見てください。
わかりましたか?
なんと、反対方向の左側から右側にも、影の線が伸びていることが、わかりますね。
そうなのです。
熱と爆風は、この橋を中心にした場合、最低でも二つの方向から来たということです。
だとしたら、広島市において、原爆の爆発は、複数あったということになります。
最低でも、2発。
もしかしたら、5~10発くらい、爆発していた可能性が出てきました。
これは、あくまでも可能性ですが、これまでに、こういうことを言った人は、一人もいなかったと思います。
一つ目の方角は、一般的な爆心地です。
「相生橋」の辺りです。
二つ目の方角は、橋を挟んで反側です。
その方向には、意味深な建物が見えました。
その橋から、離れようとした時に、橋の前に、興味深い石碑があったのが、目に留まりました。
その地味な石碑は、どうやら、戦時中の古い「万代橋」のようでした。
私は、これを見て、すぐに、
「聖書に出てくる狭き門みたいだな…」
こうつぶやきました。
この門を見ていたら、久しぶりに、「聖書」の言葉が、頭に浮かびました。
狭い門からはいりなさい。
滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。
そして、そこから、入って行く者が多いのです。
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。
にせ預言者たちに、気をつけなさい。
彼らは、羊のなりをして、やって来るが、うちは貪欲な狼です。
あなたがたは、実によって、彼らを見分けることができます。
ぶどうは、いばらからは、取れないし、いちじくは、あざみから、取れるわけがないでしょう。
同様に、良い木は、みな良い実を結ぶが、悪い木は、悪い実を結びます。・・・
こういうわけで、あなたがたは、実によって、彼らを見分けることができるのです。
「新約聖書 マタイの福音書」
有名な「狭き門」の話ですね。
「狭き門」という表現からは、一般的には、大学受験などでよく使われ、がんばって勉強して、難関大学に合格するようなニュアンスを感じる人が多いと思います。
でも、本来の聖書の意味は、「人目につかない」という意味で、使われていたようです。
イエス・キリストは、
「まことの救いは、人目につかなく、地味で目立たないところに、入り口がある」
と言っていたようです。
「人目につかない」とは、何を指すのでしょうか?
その事を説明するために、イエスは、にせ預言者の話を、例にあげたようです。
ある本に書いてあったことを、そのまま掲載しますね。
にせ預言書の心は貪欲であり、彼らは、羊のなりをして獲物を狙っている。
表向きは、羊のような良い行いをし、良い様相をしているが、心の中は、自らの欲(ほめられたい、認められたい、偉くなりたい等)に、満ちているということです。
イエスは、当時、
「にせ預言者に、気をつけなさい」
と繰り返し言っていたようです。
にせ預言者かどうかを見極めるには、良い実をならすかどうかで、わかると言われ、良い実をならすなら、良い木につながっている証拠だと、言っていたようです。
ここでいう良い木とは、神のことみたいです。
神につながると、神からの実がなるので、判別できるというものです。
この神からの実のことを、「御霊の実」といい、聖書に九つ書かれています。
「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です」
「新約聖書 ガラテヤ人への手紙」
ここに書かれている実は、全て心の中になるものですね。
もし、本当に、神とつながっているなら、この様な実が、心の中になっていくというのです。
イエスが言った、「人目につかない」とは、心の中を指していたようです。
心の中は、人目につかないが、心の中に、こうした実がなると、自然と行いにも変化が生じてくるというのです。
要するに、
「本性が良い人は、世の中に良いことをするし、本性が悪い人は、世の中に悪いことをする」
ということです。
言っていることよりも、やっていること、そして、その人が、最終的に残した結果で、判断しなさいと言っているのです。
たしかに、現代の世の中でも、派手な人や目立つことには、本物は少ないかもしれません。
私が、今までの人生で出会った、「本物」の人物は、地味で謙虚で、人目につかない場所で、ひっそりと普通に生きている人が多かったです。
そして、そういう人は、たしかに、
「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」
といいう九つの実を、心の中に、宿していました。
まさか、この橋のそばに、聖書の「狭き門」が、隠されていたとは…
いったい、これまでの間に、この門の存在に、どれだけの人が気がついたんでしょうね?
高校生の頃、アンドレ・ジイドの「狭き門」を読んで、
「いつか、自分にとっての狭き門を、この目で、見てみたいな…」
と思っていたのですが、この日、ここでも出会えました。
以上の考え方からすると、私は、現在の地球を支配している存在が、もしもいるとすれば、その存在は、神々であれ、人間の権力者であれ、それほど悪い存在ではないと思っています。
本当の極悪な存在であれば、今頃、地球は消滅していると思います。
だから、地球で一番権力や権威を持っている存在は、善だと信じているのです。
なによりも、私個人は、毎日、自由で楽しく、ワクワクするような人生を生きています。
自分にとっては、それが、何よりの証拠なのです。
さて、私は、この後、一人でまわるつもりだったのですが、喫茶店でお茶していたら、フェイスブックで繋がっている、一人の男性から、メールが届きました。
「今、近くにいるので、一緒にまわりませんか? 車も出しますよ」
嬉しい提案でした。
「雨も降っているので、歩き回るのは大変だな…」
と思っていた時に、天の助けがやってきたと感じました。
なんと、お名前が、「三輪さん」でした。
「天照派」のシンボルが、「三つ巴」や「三つ石」などの「三」の数字なので、驚きました。
話をしてみると、三輪さんは、私がまわりたかった場所に、学生時代住んでいて、現地に詳しかったのです。
これは、もう神様の導きだとしか思えません。
さっそく、二人で、いくつかの場所をまわりました。
重点的にまわったのは、「千田町」という町です。
神社もありました。
祭られている神様は、「恵比寿様」みたいです。
「イザナギ」ですね。
「このシンボル、何かに似ているな…、何だったかな?」
こう思っていたら、後から、わかりました。
逆にすると、 「放射線」などの危険な所を表すマークにも、似ていますね。
この近くには、原爆の痕跡が、現在でもたくさん残っています。
「千田公園」という所にも行きました。
「千」という文字を分解しますね。
「千」は、「三」になります。
そして、「田」は、外郭の線の交わる個所が、八か所あり、「八角形」の意味もあるみたいです。
だから、ここは、「三十八の公園」だということです。
このエリアは、「千田町」というそうですが、「天照派」の天皇家、つまり、「南朝」であり、「ミカン=海のグループ」だということです。
着いてみて、驚きました。
見てください!
円墳のような形の奇妙な建造物が、三つあったのです。
しかも、「柱状節理」のようなものもありました。
これらの意味が、よくわかりませんでした。
よく見ると、公園内には、「凸」の円墳が二つ、それから、「凹」の円墳が一つ、合わせて、三つの円墳がありました。
特に、「凹」の円墳が気になりました。
中に入ってみました。
そして、直感的に、
「ここが、地上起爆の場所だったんじゃないかな…?」
こう思ったのです。
もちろん、これは、証拠などありません。
なんとなくの直感です。
でも、いろいろな状況証拠から、自分的には、そう思えたのです。
どこから、その原爆を運んできたかは、もうわかりますね。
そうです。
広島市から、すぐそこの呉市の港からです。
「戦艦大和」の船内から取り出して、おそらく、潜水艦で、ここまで、秘密裏に運んできたのだと思います。
ここが、地上起爆の場所だったのであれば、米軍の投下が、一つで、ここが、もう一つだということになります。
しかし、前述したように、もしも、原爆が爆発したとしたら、この程度の穴ではすみません。
ここで、一つの仮説を立ててみましょう。
「ここで、地上起爆したのは、原爆ではなく、もっと高度な超兵器だったのではないだろうか?」
という視点です。
つまり、人知を超えるような、ちょうど、聖書に出てくる、「ソドムとゴモラ」で使用されたような神々が使うような兵器、ちょうど、現代の「プラズマ弾」のような爆弾だったのではないでしょうか?
実際に、1940年代に、アメリカやナチスで、そういう兵器が開発されていたという記録もあります。
また、ある方から、日本でも戦前に、東北地方で、そういう実験をやっていたという話を聞いたことがあります。
この近くに、似たような名前で、「千田第一公園」という公園もあります。
一説によると、ここも、地上起爆の地だったとも言われています。
小さな公園です。
公園の隅には、三つの石が、置かれていました。
「天照派」のシンボルですね。
そして、ここにも、何かの記念碑が建っていました。
こういう記念碑の場合、表ではなく裏側に、本当に意味のある文字が書かれていたりします。
やはり、ありました。
「橘香会」と書かれています。
「天照派(ミカンのグループ)」ですね~!
なんと、隣には、柑橘系のフルーツ、おそらく、ミカンの一種がありました。
大感動しました。
この公園の近くは、ある超巨大な団体が、この土地を持っているみたいです。
もしも、ここも、地上起爆の場所だったのであれば、この土地をもっている団体や組織、それから、その実質的なオーナーが、「原爆」の本当の黒幕であり、実行者だということになります。
あれだけの兵器を仕掛けられて、そのオーナーが知らなったということは、ありえないからです。
では、この土地のオーナーは、誰なのでしょうか?
それは、公園から見える景色の中に、その答えがありました。
次回、「瀬戸内ピースツアー」、感動のフィナーレです。
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