先月、仲のいい友人に誘われて、箱根に行ってきました。
久しぶりの箱根でした。
箱根神社です。
ここの駐車場の近くのお店には、とても美味しい餅があります。
拝殿に向かう場面です。
摂社の九頭龍の祠です。
箱根神社からちょっと離れた所にも、九頭龍神社があります。
近くにある芦ノ湖です。
この九頭龍神社から、少し歩いたところに、白龍神社もありますが、私には、こちらのエネルギーのほうが、心地よく感じました。
ロープウエイで、山の頂上に行きました。
パワースポット箱根神社の奥宮である、箱根元宮に初めて行きました。
そこの拝殿の裏の記念撮影です。
雲の隙間から、富士山が見えました。
ここの山も、最近のマイブームである、「超巨人の寝姿」に見えました。
左側が頭部で、胸の膨らみもあります。
女神ですね。
この日は、3人だけの少人数で、いろいろまわりました。
ホテルのカフェでお茶しながら、いろいろな話題で盛り上がりました。
その時に、現在の学校教育の話題になりました。
私は、独身で、子供のいないので、最近の学校現場のことは、ほとんど知らないのですが、昔とは違った問題も、新しく出てきているようですね。
特に、意味のない校則や大量の宿題で、子供が苦しんでいるケースも、多いそうですね。
私は、細かい校則などが増えた背景には、「体罰」が無くなったことも、要員の一つだと思っています。
つまり、昔は、教師が、殴ったり、怒鳴ったりして、静かにさせたことが、できなくなった代わりに、細かいルールで、生徒たちを大人しくさせようとした試みが、これらの校則や宿題の増大に繋がったのかもしれません。
テレビなどを見ていても、「いじめ」や「体罰」が、また問題になっていますね。
こういう社会問題は周期性があって、皆が忘れた頃、それを思い出させるように表面化するみたいです。
問題自体は、いつの時代も、どこの土地でもあるのですが、表面化する頃には、それが、とても酷くなっているということです。
どの社会問題にも言えることですが、親や学校、そして、一般の人が気がつく頃には、だいたい、もう手遅れな状態になっているということです。
私が感じているところでは、教育問題は、その国の政治に強い影響を受けます。
つまり、現在の日本は国家のレベルで、おかしくなっているのです。
国ぐるみで、弱い者いじめをしている状態なので、それが学校などの教育現場にも、現れるのです。
日本の歴史を振り返ってみても、いろいろ気がつくことが多いです。
ただ国も学校も、本当の歴史はなかなか教えません。
現在は、いい時代になりました。
インターネットのおかげで、自分で問題意識をもって、気合いをいれて検索すると、いろいと真実の情報が出てきます。
ガセネタも多いですが、本物も多いです。
どこの国でも、「体罰」や「いじめ」の問題が増えるのは、国が、「軍国主義」に傾いた時です。
日本の場合も、たとえば、江戸時代の後に明治時代になり、「富国強兵」の政策を国が掲げてから、教育現場に、「体罰」などが入ってきたようです。
つまり、学校現場が、「軍人育成の場所」になったということです。
あまり、知られていない歴史みたいですが、この時期に、日本中の学校で放火や焼き討ち事件が多発したそうです。
日本中の親たちが、放火事件を起こしたのだそうです。
いきなり国家によって、大事な子供を、人質みたいに学校にとられ、一日中役に立たない学問を詰め込まされ、しかも殴ったりするという教育のやり方に腹を立てて、学校を燃やしたりしたそうです。
あまり資料が残っていないようですが、その痕跡は、現在でも少し残っているみたいです。
たとえば、京都の「有済小学校」には、現在でも屋上に、「望楼」、つまり、「火の見やぐら」があるそうです。
これは、学校に放火しにくる親たちを、見張るための建造物だったそうです。
京都は明治2年に、番組小学校とよばれる、64の小学校がつくられたそうですが、この学校もその中の一校みたいです。
正式には、「太鼓望楼」というらしいのですが、火事を見つけたら、太鼓を打って知らせたそうです。
考えてみれば、自分の子供が戦場に連れていかれるための教育を、朝から夕方までされて、理不尽な暴力で、毎日苦しんでいると思ったら、親は怒って当然ですよね。
現在では、日本の親は長い時間かけて、国家から洗脳されているのか、これに怒らない親ばかりというのも、不気味な感じがします。
それに比べると、江戸時代の寺小屋などは、まだ人間味があった教育現場だったのかもしれません。
現在は、日本中の学校が、明治の頃の富国強兵の軍人教育の場に戻ろうとしているみたいです。
「私たちの大切な子供たちに、無駄な軍隊教育なんかやらせるなんて、ふざけるな! 学校は、子供たちを返せ!」
こう言って、学校に放火してまわった明治時代の親たちと、
ただ無言で、
「…。…。…」
と、耐えている現代の平成時代の親たちでは、いったいどちらが、頭が狂っているんでしょうか?
うつ病になったり、登校拒否になったりする子供が多いという話は、よく聞きますが、私は、これは当たり前だろうと思っています。
世の中全体が、おかしくなっているから、おかしくなって当たり前なのです。
狂っている世の中の価値観に、無理やり合わせようとすると、人は狂うのです。
逆に言うと、今の世の中でおかしくならなかったり、狂わないほうがおかしいのかもしれません。
正常な価値観をもって、自分の感覚に敏感な子供は、
「この世の中は、絶対におかしい。何がどうおかしいのかは、わからないけど、親も先生も、世の中も、みんな絶対におかしい!」
と、心の中で、叫び声をあげているはずです。
私自身も、学生の頃そうでした。
高校3年生の頃、ついに、その我慢が限界に達して、精神的に壊れてしまい、しばらくは、精神科にずっとお世話になっていました。
ちなみに、私の母校です。
学校の勉強が好きな子供には、ああいう教育もあっているのでしょうが、学校の勉強が好きではない子供には、学校の授業というのは、「拷問」です。
戦争の映画などで、よく敵のスパイを拷問するシーンがありますよね。
ライトを顔に当てて、水をぶっかけたりしながら、眠らせないで拷問する場面です。
学校の勉強が嫌いな生徒にとっては、学校というところは、そういう場所になるのです。
小中高と12年間も、それをやられて、気が狂わない子供のほうが狂っていると、私は思います。
狂って当たり前なのです。
では、そういう社会で、どうやって生きていけば、いいのでしょうか?
私は、「疎開」をすすめます。
戦争が始まったら、昔は、どこの国でもやったのです。
ただ、「疎開」といっても、田舎に引っ越したりする必要はありません。
そういう戦いの場、つまり、学校や会社などの世間から、精神的に距離をおくのです。
しばらく、「休学」や「休職」して、長期間休むのもいいでしょう。
いっそのこと、自主的に、「退学」や「退職」してもいいと思います。
「戦わない」で、「逃げる」のです。
日本人には、この「逃げる」という戦いかたがあっていると思います。
私も、高校3年生の頃、しばらく学校を休みました。
あと卒業してから、「浪人」という立場になって、予備校に在籍だけして、ひたすら、怠けまくりました。
その後、サラリーマンになってからも、あまりにも職場が辛くなった時に、やはり辞めて、「失業」という生活を楽しみました。
人生には、「浪人」や「失業」というような「怠けまくる時期」が大切だと、私は思っています。
これは、けっして恥ずかしいことでもなんでもなく、「積極的な逃避」なのです。
世の中が、戦争状態になった時には、「戦う」という選択肢もあれば、「戦いを止める」という活動もあります。
または、「逃げる」という方法もあるのです。
逃げてそこで、人生をいったんリセットして、英気を養うのです。
狂っている集団の中で、無理して我慢する必要もないのです。
自力で逃げられる人は、それでもいいのですが、そうじゃない場合、やはり、最後に頼れるのは親だけです。
本当に苦しかったら、ぜひ両親に助けてもらいましょう。
または、祖父母でもいいと思います。
信頼できる人であれば、誰でもいいです。
頼って、甘えましょう。
その時に、
「ああ、自分のことを、こんなに無条件に、愛してくれている人が、世の中にはいたんだな…」
と、しみじみと感謝の気持ちが、湧いてくると思います。
現在、苦しんでいる人は、ぜひ、精神的な「疎開」をやってください。
狂っている世の中から、逃げてください。
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