ここで、宇宙考古学の復習をしておきましょう。
何度も書いているように、「アヌンナキ」の一族が、地球の歴史には一番影響を与えていたようです。
その最高権力者だった「アヌ王」が、特に活躍していたのは、シュメールの神話によると、今から、ざっと50万年前の出来事みたいです。
様々な説がありますが、一説によると、この一族の中で、中心的な位置にいた、「アヌ王」という宇宙人は、地球に来る前に、すでに正妻がいたそうです。
しかし、宇宙を旅している時に、どこかの惑星で好きになった女性がいて、妾の子ができたそうです。
今、地球でも流行の「不倫」というやつですね。(笑)
その惑星は、「竜座」という所にあり、このあたりの宇宙人たちは、「龍神様」の姿をしている存在が多いそうです。
「アヌ王」には、「エンリル」と「エンキ」という二人の息子がいたそうです。
「エンリル」は、人間の姿だったようです。
これは、「エンリル」の母親が、人間のような姿をしていたからだと言われています。
一方で、「エンキ」は、「人間+竜(蛇)」の姿だったとも言われています。
これは、父親である、「アヌ王」が、「竜座」と呼ばれる宇宙空間にある惑星の女性の宇宙人と恋をしたことが、その理由みたいです。
この星座に住んでいる宇宙人たちは、「竜(蛇)」の姿だそうです。
正妻の子が、「エンリル」で、妾の子が、「エンキ」だったそうです。
正妻が、「人間」の姿に似ていて、妾が、「龍(蛇)」の姿をしていたそうです。
だから、正妻の息子である「エンリル」は、「人間」の姿で、妾の子である「エンキ」は、「人間+龍(蛇)」の姿だったようです。
父の「アヌ王」は、「エンリル」のほうを、地球の王様にして、「エンキ」を、日陰のような存在にしたようです。
「エンリル」=「表の王様」
「エンキ」=「裏の王様」
太古の昔に、地球には、こういう二人の王様が、支配者として君臨したようです。
二人の息子は、仲が悪かったそうです。
どうして、仲が悪かったかというと、当時の「人間たちの扱い」について、価値観や意見が、合わなかったようです。
この二人の関係を、もう一度、簡単に説明すると、下記のようになります。
エンリルの姿は、「人間型」で、現在の私たちと、変わらない姿だったようです。
この宇宙人は、
「人間たちを、奴隷のままにしておこう」
と考えていたそうです。
そうやって、何も考えないほうが、幸せだと思っていたのかもしれません。
また、奴隷にするかわりに、サポートも、熱心にしていたようです。
見方を変えると、ある意味、過保護だったのかもしれません。
一方の「エンキ」は、「人間と爬虫類」が、混じったような姿だったそうです。
上半身は人間で、下半身がヘビのような爬虫類の姿だったそうです。
この宇宙人は、
「人間たちを、少しづつ教育していって、いつかは、宇宙人のと同じくらい賢い存在になってもらいたい」
と考えていたそうです。
知恵を与えることによって、だんだん自立していくように、願っていたのかもしれません。
だから、サポートは、必要最小限にするというのが、基本的なスタンスだったみたいです。
ある意味、放任主義ですね。
左の人間の姿の宇宙人が、「エンリル」です。
右の下半身がヘビの姿の宇宙人が、「エンキ」です。
これは、シュメール文明の壁画の絵ですが、ここでも喧嘩していますね。
身体の下半分がヘビだった、「エンキ」が、聖書の中で、「アダムとイブ」に、知恵を授けた、「ヘビ」です。
当時、「エンリル」のほうが、父親である「アヌンナキ」から、「エデンの園」と言われている場所で、「アダムとイブ」の管理を任されていたようなのです。
「エンキ」のこの行為に対して、「エンリル」が激怒したようです。
それで、「アダムとイブ」を、エデンの園から、追い出したようです。
「追い出した神」が、「エンリル」です。
その頃から、人間の姿をした「エンリル」という宇宙人が、半分ヘビの姿をした「エンキ」という宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。
なるほど…、ですね。
つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。
「エンリル」の価値観に合わない「エンキ」を、悪者にしたということです。
中央で、木に巻き付いているのが、「エンキ」です。
「蛇(龍)」の神様です。
「アダムとイブ」に、知恵の実を勧めている場面です。
その後も、人間の歴史は、「エンリル」と「エンキ」という二人の兄弟の喧嘩の影響を受け続けます。
「アダムとイブ」の10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が一度頂点に達するみたいです。
「エンリル」は、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。
天変地異を起こし、人間たちを全員殺そうとしたようです。
それが、「ノアの大洪水」の話です。
しかし、結果的には、「エンキ」が、「ノア」を含む一部の人間たちを助けたみたいです。
このように、地球の宇宙人グループには、「エンリル派」と「エンキ派」という二大グループができて、両者が争いながら歴史が展開していったようです。
「人間を、奴隷にしたままにしておこう」
という価値観の「エンリル」がつくったのが、「ユダヤ教」や「キリスト教」、「イスラム教」などの「宗教グループ」みたいです。
一方、
「人間は知恵をつけながら、いつかは自立するべきだ」
という価値観の「エンキ」が、つくったのが、「ゾロアスター教」や「ミトラ教」、「グノーシス主義」、「フリーメーソン」や「イルミナティ」などの「秘密結社グループ」という流れみたいです。
「地球の歴史の様々な出来事に、この二人の宇宙人兄弟の価値観の違いが、間接的に遠因として、影響を与えてきた」
ゼカリア・シッチン博士は、こう主張していたようです。
宗教戦争などの虐殺の遠因を辿っていくと、最終的には、
「エンリル VS エンキ」
の喧嘩に行きつくことが多いのです。
これは単純に、
「どっちが、正しいか?」
という簡単な問題ではありません。
たしかに、人間は、バカなままでも、戦争をしますが、賢くなっても、もっと高度な戦争をやるからです。
どうですか?
どちらの意見も、正しかったのです。
だから、これだけの長い期間、対立していたのです。
太古の時代から、地球を支配していた、二人の宇宙人兄弟は、二つのタイプに分かれています。
「エンリル」は、人間を規律などで縛り、なるべく一緒にして、全員を平等に扱うほうがいいと思っていたようです。
一方の「エンキ」は、人間をなるべく各自の個性を生かして、自由にしたほうがいいと思っていたようです。
これは、どちらがいいという話ではありません。
好みの問題です。
「団体旅行がいいと思うのか? それとも、個人旅行がいいと思うのか?」
または、
「団体競技がいいと思うのか? それとも、個人競技がいいと思うのか?」
くらいの違いだと思います。
仕事でも、例えてみましょう。
「エンリル派」の人たちは、公務員や大企業の正社員などの「安定」を好む傾向があります。
「皆と、一緒に行動するほうがいい!」
こう考えるのです。
「エンキ派」は、個人事業主や起業家が、向いているようです。
「自分らしく生きたい!」
こういう姿勢ですね。
他にも、「エンリル派」は、宗教団体に属し、教義などで生き方を律するのが、向いていると思います。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、それから、仏教などは、どちらかというとここだと思います。
日本においては、「寺」は、「エンリル派」だと思います。
お坊さんに、修行をさせたり、いろいろな教えがあるからです。
一方の「エンキ派」は、「神社」などに参拝しに行きます。
ご存知のように、神社には、修行や教義もなく、まったくの自由な空間です。
精神世界も、そうだと思います。
「エンリル派」は、 決まりに従いながら競ったり楽しんだりする、 ルールのあるスポーツみたいな生き方です。
「エンキ派」は、 決まりなどなくノールールで、ブラブラする野山のハイキングみたいな生き方です。
さらに、深く考察してみましょう。
「メソポタミア文明」の古代遺跡には、いろいろな動物が描かれています。
「ライオン」です。
これは、シュメール文明の頃に、その土地に存在していたと言われてる霊獣です。
これが、「ユニコーン」の原型だと言われています。
頭に、角が一本生えているのがわかりますね。
「アヌンナキ」の宇宙人たちは、洋服やアクセサリーを取り替えるように、自由自在に、自分の身体を変えられるのが特徴です。
「エンリル」は、もともとは人間の姿をしていたのですが、おそらく威厳を保つためだと思いますが、ある時期から自分の頭部を、「ライオン」の姿にすることを好んでいたようなのです。
「ライオンが、地球の地上の動物で一番強そうだ。人間たちにナメられないように、ライオンの顔をしてやれ!」
こう思ったかもしれません。
プロレスラーが強そうに見せるために覆面をかぶり、「覆面レスラー」になるようなものです。
「シュメール文明」の壁画に描かれている、この時代の宇宙人たち(神々)の姿です。
遺伝子操作で、頭の部分を、「ライオン」にしたばかりの「アヌンナキ」のファミリーの姿だそうです。
もっと古いものもあるかもしれませんが、一般的には、このあたりから、「エンリル」と「エンキ」が動物に変身して、人々の前に姿を現した痕跡があるのです。
まずは、「エンリル」の話です。
これも、「メソポタミア文明」の壁画に、描かれていた絵です。
「エンリル」だと思います。
頭部が、「ライオン」ですね。
ライオンのような顔をしていて、剣を持っているのが、「エンリル」の特徴です。
日本では、誰だと思いますか?
それは、「不動明王」だと言われています。
たしかに、顔がライオン顔をしていますね。
一方の「エンキ」です。
「エンキ」のほうも、最初は、「半分人間で半分蛇」の姿だったそうですが、次第に、いろいろな姿を試し始めたようです。
途中までは、「エンリル」の真似をして、「ライオン」の頭部にしていたようなのですが、あとから、キャラがかぶったのを嫌ったのか、他の姿に変えています。
その姿が、前述の霊獣、「ユニコーン」だったようなのです。
詳しいことは、長くなので割愛させていただきますが、日本では、「毘沙門天」みたいです。
ある時期から、この二人は、それぞれ、
「エンリル」=「ライオン」
「エンキ」=「ユニコーン」
というシンボルマークを、使い始めたのです。
他にも、形を変えて…
「エンリル」が、角のない霊獣。
「エンキ」が、一本角のある霊獣。
こういう象徴も、よく使われています。
いくつか、例をあげていきますね。
「ライオン」と「ユニコーン」を国章にしているのが、「イギリス王室」です。
左右に、それぞれいますが、「ユニコーン」のほうが、鎖で繋がれていることに、注目してください。
さらに、小さな「ライオン」が、トップに立っていることから、この国は、「エンリル」の国だとわかります。
こちらは、「日本の天皇家」の紋章です。
「一角獣」と「獅子」が描かれていますね。
「ユニコーン」と「ライオン」の位置が、イギリスとは、逆になっているところが、興味深いです。
さらに、トップには誰もいないので、この両者は対等の関係だということがわかります。
「二本立て」ということです。
だから、「日本(二本)」という国名なのかもしれません。
今度は、別の角度から、この二人の神様について、考察してみましょう。
古代において、「ミトラ教」の地下の神殿で行わていた儀式の絵です。
この宗教には、多くの宗教の源のような思想体系があるようです。
特に、「キリスト教」や「密教」の原型とも言われている古い宗教です。
正面の大きな絵は、「ミに大きく飾るようなものは、大して意味がなかったりします。
ちょっとわかりにくいですが、部屋の中央に祭司のような男性がいて、いくつかの場所に、煙のようなものが、もくもくと上がっています。
その「小さな炎」が、地球の支配者だった「アヌ王」だそうです。
「アヌンナキ」の一族の中でも、トップだった存在ですね。
それから、左側に飾ってあるシンボルが「ライオン」で、息子の一人、「エンリル」の象徴です。
こういう「ライオン」の姿をしていたようです。
右側に飾ってあるのが「プロビデンスの目」で、もう一人の息子、「エンキ」の象徴です。
三角形の真ん中に、「・」が打ってありますね。
有名な「片目」のシンボルです。
ご存知のように、エジプトの「スフィンクス」と「ピラミッド」は、この二人の神様(宇宙人)の象徴です。
太古の時代、地球を支配していた王たちです。
神社の入口に置かれている、二頭の狛犬でもあります。
「エンリル」が、口を開けた「阿」のほうで、「エンキ」が、口を閉じた「吽」のほうです。
これは、「靖国神社」の狛犬です。
口をあけているほうが、「エンリル」です。
「ライオン」を表現しています。
だから、角が無いものが多いです。
口があいているのは、父親から、
「オマエが、人間たちに、いろいろ命令しろ!」
と言われたからかもしれません。
「阿」の狛犬ですね。
口をとじているほうが、「エンキ」です。
「ユニーコーン」を表現しています。
だから、角が有るものが多いです。
口がとじているのは、父親から、
「オマエは、黙っていろ!」
と言われたせいかもしれません。(笑)
「吽」の方の狛犬です。
このように、歴史の古い神社は、だいたい、こうやって、「口のあいた狛犬」と「口の閉じた狛犬」の二体がいます。
父親の「アヌ王」から生まれた、二人の息子、「エンリル」と「エンキ」は、いろいろな時代に、世界中を、まわっていたようです。
それが、世界中に伝わる「二体の神様」の神話や伝説の原型になっているようです。
これは、「UFO」にシェイプシフトした父親の「アヌ王」が、上空に滞空して、その下の地面に、「エンリル」と「エンキ」の二人の兄弟がいる場面の壁画です。
「天使」のように、「羽根のある狛犬」ですね。
東京都の築地にある「築地本願寺」には、「羽根のある狛犬」が置かれています。
これはオマケの話ですが、なぜか、「茨城県」は、この狛犬がシンボルみたいです。
見てください!
茨城県は、この形で構成されています。
口が閉じていて、角があるので、「エンキ」ですね。
「神奈川県」も、狛犬がシンボルみたいです。
口が開いている「エンリル」と、角のある「エンキ」の融合型だと思います。
この二体の神様像は、大昔から世界中にあります。
一番有名なのは、「シュメール」の文明に関係している「人面有翼牡牛像」ですね。
日本では、「仁王像」などでも表現されていますね。
こういう聖地や神社や寺などの門に立っている二人は、
「神様の護衛であり、門番である」
というのが、定説のように考えられてきました。
しかし、よく考えてみてください。
「全知全能の神に、そもそも、護衛や門番が必要なのか?」
ということです。
必要ありませんね。
そうなのです。
実は、この二人が、「神様」なのです。
世界中のあらゆる聖地で、「門番」のふりをして、入口で私たちに最初に挨拶しているのが、この「二人の神様」なのです。
「エンリル」と「エンキ」だということです。
これは、奈良県の興福寺にある不思議な姿をした仏像たちです。
とても興味深いものばかりです。
これらは、「エンリル」と「エンキ」が、日本に来ていた時の姿だと思います。
アニメの「ガッチャマン」のように、ヘルメットが、「ライオン」になっています。
「エンリル」ですね。
赤い顔なので、これが、「赤鬼」の原型だと思います。
これは、おそらく、一本角があったのが、折れたのだと思います。
「ユニコーン」で、「エンキ」ですね。
黒い顔ですが、元々は、青かったのかもしれません。
「青鬼」の原型だと思います。
これも、興福寺の仏像です。
赤い顔で、二本の角がありますね。
「エンリル」ですね。
これは、「エンキ」です。
青っぽい身体に、「蛇」が巻き付いているのが、印象的です。
どうですか?
昔から日本にある、「赤鬼と青鬼」の伝説の真実が、ここにあったのです。
感動しますね。
まとめます。
「赤鬼」=「エンリル」
「青鬼」=「エンキ」
こうなるようです。
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