メリークリスマス!
今日は、クリスマスイブですね。
クリスマスは、どう過ごしますか?
私は、年末年始は、日本中を地上絵の調査で、飛び回っています。
先日、都内を散歩していたら、パチンコ屋さんの前で、ユーモラスなサンタさんのロボットが踊っていました。
12月16日(日)は、セミナーで北海道に行ってきました。
写真は、千歳空港です。
セミナーの後の懇親会の時、私たちの店から、歩いてもいけるくらいの距離で、例の爆発事故がありました。
まったく気が付かなかったのですが、ホテルに帰ってから、ニュースで事故を知り、驚きました。
その翌々日くらいに、車で、事故現場の前を通りました。
まだ、通行止めの状態で、警官が交通整理をしていました。
黄色のテープを張られていて、消防車も停まっていました。
さて、大反響のビジネスの話題の続きです。
先日、私が、パワーリフティングの選手だったことを書きましたが、このように、元々は、「精神世界」の住人ではなく、「肉体世界」のほうが得意だったし専門だったのです。
そして、ビジネスでの起業も、「肉体世界」のほうでやろうと思っていました。
トレーニングジムを、経営するつもりだったのです。
しかし、思ってもいなかったことがたくさん重なり、なんとなく自然に、「精神世界」のほうへ、導かれるように入ってきました。
現在の本業である、筋肉を使って潜在意識を読み取る、「キネシオロジー」は、私が今までに学んできた、「肉体世界」と「精神世界」の二つを、見事に融合させるヒーリングなので、そういう点では、自分にピッタリのライフワークを見つけたと思っています。
余談ですが、パワーリフティングの競技を、15年間やりましたが、この競技は、ほとんど、女性がいなくて、いつも、すね毛丸出しで、筋肉ムキムキのオッサンばかりに、囲まれて、
「俺の酒が、飲めないのかー!」
と怒鳴られながら、お酒を飲み、
「どうして自分は、ここまで恋愛運がないのかな…? とほほ…」
なんて思いながらも、楽しい日々を過ごしていました。
バーベル仲間たちからも、酒の席で、
「俺たちは、女の子にはモテないけど、重たいバーベルはモテるぞー!」
なんていうワケのわからない自慢話を聞かされて、苦笑したりしていました。(笑)
それが、精神世界の業界で起業すると、逆に、女性ばかりに囲まれて、けっこうモテるようになり、今度は、
「こんなにモテていいのかな…? あはは」
と思ったりしました。
まあモテようと思って、精神世界の業界を選んだわけではありませんが、結果的には、よかったみたいです。(笑)
人生って、なんだかんだで、バランスがとれるように、できているかもしれませんね。
1997年あたりから、パソコンを買い、やりはじめたのですが、当時、インターネットの業界は、いきなり拡大したので、メールの書き方などのマナーなどは、指導者などいなくて、自分たちで、いろいろ失敗しながら、試行錯誤して学んでいくしかなかった覚えがあります。
そういう点では、「精神世界」の業界も似ています。
いきなり、ブームになったので、ヒーリングやカウンセリング、講演やセミナーなどのマナーなども、それぞれが個人で、試行錯誤しながら学んでいくしかなかったのです。
私が、精神世界の業界で起業してからは、20年以上になりますが、やはり、初期の頃はトラブルばかりでした。
それでも、いろいろ試しながら、なんとかやってきました。
最初に、悩んだのは、やはり、「お金」の問題でした。
現在でも、この問題で悩んでいるヒーラーさんは、多いと思います。
ヒーリングをビジネスとして考えた場合、どうしても、お金をいただかないと、やっていけないのです。
田舎で暮らすか、あとは、親が金持ちとか、不動産などからの不労所得があるなど、他からの収入がないと、生活を維持できないのです。
キネシオロジーというヒーリングで、起業したばかりの頃も、
「有料でヒーリングすると、ヒーリングパワーが落ちますよ」
「有料で癒しの仕事すると、悪い霊にとりつかれますよ」
などと、ネガティブなアドバイスをしてくる人も、けっこういました。
こういう人たちは、
「ヒーリングは、無料でやらなくてはいけない」
という思い込みを、もっているようでした。
しかし、
「では、どうしたら、いいのですか?」
と聞いても、納得する答えは返ってこないのです。
「あなたが、私の家賃や食費などの生活費を、援助してくれるんですか?」
と聞いてみると、
「そんなことはできません」
と言われます。
ある宗教団体の人も、上記のような思い込みをもっていたのですが、ある時に、
「どうやって、その教団を維持しているだろう? どこから、お金を調達しているんだろう?」
という好奇心から、その人にいろいろ質問してみました。
すると、
「ヒーリングしても、料金はいただきません。そのかわりに、寄付をしていただいています」
と言いました。
この答えに、まずビックリしました。
「料金を、とっているんじゃないですか?」
と言っても、
「寄付だから、料金を取っているわけじゃない」
と言ってきて、水かけ論になりました。
それから、具体的な寄付の相場を聞くと、
「1年間に年収の10%を、寄付していただくだけでいいのです」
と言ったので、さらにビックリしました。
この宗教団体は、無料ヒーリングした後に、心や身体が改善した人には、寄付を勧めることによって、団体を維持していたということがわかったのです。
その人に、
「無料でヒーリングしたくらいで、そのパワーが無くなったり、悪い霊に負けるなんて、そのヒーリングは、たいしたヒーリングではないんじゃないですか? その程度で、力が無くなるなんて、パワーが弱すぎますよ」
と言ったら、怒って帰って行きました。(苦笑)
ご存知のように、仏教というのは、インドで誕生したそうですが、開祖のお釈迦様たちの生活していた土地は、比較的温暖な気候だったそうです。
だから、清貧でもやっていけたみたいです。
着物一枚でも生活できたのです。
しかし、仏教が、中国あたりの寒い土地で普及するようになると、どうしても、建物が必要になってきて、清貧の生活では、布教活動ができなくなってきたそうです。
それで、中国あたりから、お寺も豪華な建物になったようです。
日本も、比較的寒い土地なので、仏教が伝来した時に、中国のように、わりと豪華なお寺を建てるようになったという説を、何かの本で読んだことがあります。
昔から、様々な宗教で、「欲望」についての考察が行われましたが、面白いのは、
「全ての欲望は悪いものである」
と言って、「欲」というものを全否定した宗教団体は、時間の経過とともに消滅しているという事実です。
考えてみればわかるのですが、「性欲」を否定していまうと、子供が生まれなくなるので、人口が急激に減り、その宗教団体の教えを継いでいく人が、いなくなってしまうのです。
だから、欲を否定するということは、自分で自分の首を絞めるという自滅を招くのです。
「正しい教えでも、続かなくては意味がない」
ということです。
「ヒーリング」の仕事をしてる人たちを、たくさん見てきて、面白いことに気がつきました。
「ヒーリングは、無料でやるべきだ」
こう言っていた人で、その仕事が、その後、何年も続いている人は、とっても少ないということです。
無料というのは大変です。
前述したように、よっぽどのお金持ちが趣味でやっている時だけ、続いているようです。
普通の庶民には、都会で暮らしながらの無料ヒーリングは、ほとんど不可能だと思います。
同様に、安い料金でヒーリングしている人も、続いている人は少ないです。
「性欲」と同じように、「金銭欲」も、否定すると続かないようです。
全員ではありませんが、無料や安い料金に、こだわる人の中には、別の欲をもっている人も、多いみたいです。
たとえば、ヒーリングの仕事で、適正価格や相場が、5千円なのに、1万円の値段をつけようとする人は、
「高い値段をとって、お客さんから、ボッたくってやれ!」
という欲をもっているでしょう。
ただし、こういう場合は、だいたいの場合、その欲がお客さんに伝わるので、だんだん、皆来なくなって、お店はつぶれます。
一方、適正価格や相場が5千円なのに、無料でやろうとしている人は、
「無料でやって、お客さんから、いい人だと思われたい…」
という欲をもっていることもあるのです。
「無欲」の人の中には、
「無欲になりたい」
という欲をもっている人も、多いのです。
この場合も、その欲は自然なものではなく、無理しているので、続かなくなってきて、お店は、つぶれることが多いです。
「価格」や「料金」というものは、お店側もお客側も、両方が納得するようなバランスのとれたものでないと、続かないのです。
「その価格は、どうやって決まるのか?」
という問題ですが、この答えは、経済学者たちの間でも、いろいろな意見があって、実は、よくわかっていないそうです。
特に、大企業が製造するような製品と違って、「ヒーリング」のようなサービス業、しかも、目に見えないエネルギーを使うものは、原価なども、様々な解釈ができるので、適正価格なんて、サッパリわからないのです。
そのヒーラーさんが、仕事しているお店の家賃や電気代などは、原価でしょうが、そのヒーラーさんが、受講したセミナーや講演会の値段も、原価に入るのかどうかは、わからないのです。
その人が、読んだ本、映画なども、そのヒーリングに役だっていれば、原価に入るかもしれないというような、かなり曖昧なものなのです。
「では、どうするのか?」
ということですが、結論から先に言うと、ヒーラーさんが、各自で試行錯誤しながら、その料金を、考えるしかないのです。
私の個人セッションでは、そういうヒーラーさんの魂が欲している料金を、キネシオロジーで、読み取るようなことも、やっていますが、こういう特別なことをしなくても、やっていくうちに、自然にわかってくるものなのです。
料金が高すぎると、お客さんが誰も来なくなります。
安すぎると、自分に負担がかかるので、お店が維持できなくなります。
結局、結果論になるのです。
「適正価格のヒーリング料金だから、長年続くだろう」
という見通しは、成り立たないのです。
最初から、わかることは、あまりないのです。
実際には、5年くらいお店が続いた後に、
「これだけ続いたということは、やはり、このヒーリングの料金は、適正価格だったんだな…」
と、しみじみと思うものなのです。
他にも、長年、いろいろなヒーラーさんを見てきて、気がついたことがあります。
これも、皆ではなくて、だいたいの傾向です。
たとえば、まったく同じヒーリングのセミナーを受講して卒業した後、開業した3人がいたとします。
1人目は、1回につき、無料でヒーリングしています。
2人目は、1回につき、3千円でヒーリングしています。
3人目は、1回につき、1万円でヒーリングしています。
この3人が、5年たったら、どうなったと思いますか?
1人目の人は、やはり、無料でやるような実力なのです。
2人目は、3千円の実力なのです。
3人目は、1万円の実力なのです。
どういうことかというと、3人の顔つきや発言の内容が違うのです。
1人目の無料でやっていた人は、どこか甘さがあり、仕事に対する姿勢がアマチュア感覚なのです。
2人目も、セミプロみたいなかんじで、ちょっと趣味的な感じで、仕事を捉えているのが、話の内容からわかりました。
3人目は、プロの顔になっていて、仕事の厳しさも知ってて、自分軸がぶれていないのがわかりました。
これは、おそらく、「料金」のせいだろうと思いました。
つまり、無料でやった場合、もしも、体調などが改善しなくても、お客さんは、
「よくなりましたよ。ありがとうございます」
とお世辞を言うことも、多いのです。
しかし、3千円あたりからは、しっかりと、お金を払っているので、改善が感じられないと、ある程度、文句を言ってくると思います。
「すみません、やってもらったのは嬉しいのですが、あまり効果は感じませんでした」
ちゃんと本音で、意見を言ってくれます。
これが、3千円という料金です。
1万円も払って、もしも、まったく改善が感じられなかったら、怒るでしょう。
「お金、返してください!」
厳しいお客さんだったら、こう訴えてくると思います。
実際に、3人目の人に話を聞いたら、
「最初の頃は、まったくダメで、お客さんから、批判や悪口ばかり言われました。でも、それが、ありがたかったことに気がつきました。そのおかげで、本気になれました。その後、ちゃんと実力がついたのです。今では、自信をもってお客さんに、1万円を請求できます」
笑いながら、こう答えてくれました。
このヒーラーさんは、最初に、高額の料金設定をして、しばらくは苦しんだのですが、最終的には、自分もお客さんも、皆がハッピーになったということです。
私が、見たところ、3人とも、ヒーリングの能力そのものは、それほど変わっていません。
でも、お客さんを楽しませるようなトークや気配りなど、サービス精神がまったく違うのです。
やはり、高額の料金をいただく場合には、それなりのサービスをしないと続かないのです。
そうなのです。
この3人目のヒーラーさんは、「お金」に鍛えられたのです。
最初の頃は、もしかすると、500円くらいの実力しか、なかったかもしれません。
それが、高額料金をとることによって、お客さんからの厳しい評価で、だんだん、2千円、3千円、5千円、1万円というふうに、実力がついていったのだと思います。
「実力があるから、高額の料金をとる」
というよりも、
「高額の料金をとることによって、だんだん、実力がついてくる」
という結果論的な話なのです。
パワーリフティングの選手だった頃も、ジムでたくさんの人を見てきました。
ジムに入会してきて、最初の頃に挑戦する重さで、その人の将来の身体の予想は、つきました。
30キロの重さの軽いバーベルで、ケガをしないように、安全に練習していた人は、5年後、身体がまったく変わっていませんでした。
健康にはいいので、趣味としては最高だと思います。
ちょっと頑張って、ようやく持てるような50キロくらいのバーベルで、真面目に練習していた人は、5年後、いわゆる細マッチョという身体になり、女性にモテるようになっていました。
こういう人は、筋トレの本当の面白さが、わかった人だと思います。
持てもしないような、100キロの重さを最初からセットして、ラックから外そうとしてみたり、その重さでつぶれてケガしたり、それでも、くじけずに挑戦しつづるような人は、5年後、ゴリマッチョになっていました。
女性にはモテませんでしたが、重たいバーベルはモテるようになって、パワーリフティングの選手になって大活躍しました。
ちなみに、この100キロの重さをセットした人は、私のことです。(笑)
「バーベル」も重たいほうが、気合いがはいって鍛えれるのです。
骨折するほどのケガはしてはいけませんが、ちょっとくらい、ケガするくらいのほうが、強くなれるのです。
「お金」も高いほうが、真剣に仕事できるので、能力が高まるのです。
ストレスで、心が押し潰されるほどの料金設定は、やってはいけませんが、ちょっとくらい、批判されるくらいのほうが、プロ意識は育つのです。
ぜひ、「お金」をとることに、必要以上にビクビクしないで、堂々と受け取ってください。
「ヒーリング」というものは、けっこう、「お金」と相性のいいものなのです。
自分のヒーリングを成長させてくれる、「愛」の存在でもあるのです。
くれぐれも、
「おかねは、おっかね~」
なんて脅えないでくださいね。
ダジャレでした。(笑)
札幌セミナーの様子です。
皆で、楽しく学んでいます。
懇親会です。
楽しかったですね~!
参加された方、ありがとうございました。
春になったら、また北海道に行きますね。
私は、20年間、有料でヒーリングしていますが、それによって、一度も体調が悪くなったり、悪い霊にとりつかれたりしたことなどありません。
自分も周囲も、いつもハッピーです。
お金ごときに、悪い影響を受けるようなヒーリングは、大したヒーリングでもないのかもしれません。(笑)
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