人類創世マジカルツアー 5 産土神
前回の記事、大反響ですね。
たくさんの感想メールも、ありがとうございます!
いつものことですが、多すぎて全員には返事できませんが、全部読ませていただいています。
まとめて、お礼を述べさせていただきます。
ありがとうございます!
昔から、神社やお寺巡りが大好きだったのですが、それまでは、真面目に参拝していたのですが、前述したように、先月から、面白い気づきがあった後は、クソ真面目に参拝しています。(笑)
友人たちと、一緒に、境内を歩きながら、冗談を言い合いながら、大笑いしたりして、参拝しています。
「神様って、とても愛とユーモアに溢れた存在だったんだな…」
最近は、こういう認識に変わりました。
どんなお笑いタレントも、太刀打ちできないようなギャグとジョークのセンスがあるのが、神様なのかもしれません。
一つ、例をあげますね。
これは、2017年の春に、伊勢にある「伊雑宮」に行った時の話です。
「伊雜宮」の隣に、「神宮御料田」があります。
ここにも、行ってみました。
「御田植式」という祭りが、有名ですね。
日本三大御田植祭の一つだと言われているそうです。
着いてからビックリしました。
今までに、いろいろな神社をまわったのですが、普通は、「拝殿」や「本殿」があります。
変わった所では、「山」や「岩」が御神体で、それを拝む場所はあるのですが、どうやら、ここは、「田んぼ」が御神体のようです。
なんにもないのです。
それが、とても新鮮で驚きなのです。
参道から鳥居にかけての景色です。
「御田植祭」の様子です。
この写真を見た時に、
「うわーー!!」
と、声を上げてしまいました。
見てください。
田んぼの中で、人々が、泥だらけになっていますね。
これの意味がわかりますか?
ただ単に、泥にまみれているわけではないと思います。
そうです。
「人類創世」
この時の様子を、表現している祭りなのだと思います。
つまり、「神が、アダムを土から創造した」と、「旧約聖書」に書かれているように、「土人形」たちが、「神」から「生命」を吹き込まれ、この世界に誕生して、その誕生を、喜んでいる場面などだと感じました。
お祭りに参加している人たちが、「土人」に見えたのです。
「どじん」ではなく、「つちびと」ですよ。
「太古の昔に、土人形たちが生まれてきて、彼らがその誕生を神に感謝している様子を再現している祭り」
これが、その祭りなどだと思います。
そう考えると、あらゆる祭りの中でも、最重要の祭りですね。
ここで、掲げられている文字の「太一」というのは、「大」が、「☆(星・宇宙)」を表現していて、「、」は、「創造主」だそうです。
「一」は、「始まり」なので、「宇宙の唯一の創造神」という意味になります。
この「神」は、「アヌンナキ」などの宇宙人の一族とは違います。
「アヌンナキ」のグループも、人間よりは、はるかに凄い科学力をもっていたとは思いますが、本当の神ではありません。
彼らも、「人類創世」には、関わっているのですが、そのやり方を知っていただけだと思います。
もっと根本的な、「生命の源」のようなエネルギーは、この「宇宙の唯一の創造神」のような究極の存在が、創造に関わっていたと思います。
この創造神は、宇宙に存在している、ありとあらゆる宇宙人たちも創造してたのだと思います。
「人間」だけでなく、宇宙人たちも創造したということです。
だから、宇宙人や天使などを、はるかに凌駕する凄い存在なのです。
そして、この話を、ある友人とやっていたのですが、この友人が、話を聞いた後、面白いことを言いました。
「私には、この太一という文字は、別の意味に感じます。もしかしたら、これは、『一番太いのが出た』という意味じゃないでしょうか?」
こう言ったのです。
これを聞いて、私は、久しぶりに腹を抱えて、涙を流しながら大笑いしました。
前回、最初の人間は、神様の大便から創られた可能性もあるという話をしましたね。
つまり、この友人は、
「この祭りは、神様の肛門から生まれ、大便からできた土人形たちが、生まれたことを喜んで、祝っている場面である」
こう解釈したのです。
そう思って、この写真を見たら、最高に笑えるのです。
「そんな神様に対する冒涜的な発言は、どうかな?」
と思って、笑いをこらえようとすればするほど、また笑えるという展開になりました。
人間というのは、
「笑っちゃダメだ」
と思うと、ますます、笑いたくなるものです。(笑)
「太一」というのは、「一番の太陽」という意味にも解釈できますが、ここで、気が付いたのは、「太陽」と「大腸」という二つの単語の漢字が似ているということです。
もしかしたら、人間の身体の中で、「大腸」というのは、宇宙における、「太陽」のような役割をしているのかもしれません。
考えてみれば、畑の野菜などを育てる肥料になる大便を、創造しているわけだから、ここが、「生命の泉」だという捉え方もできます。
さらに、スピリチュアルな意味でも、「大腸」のあたりに、「第一チャクラ」があることからも、ここが、一番重要なエネルギーセンターであることは、間違いありません。
前回の記事で紹介した「スカラベ」というエジプトの神様は、よく頭上に丸いイ球体のようなものと一緒に、描かれていいます。
この球体を、エジプト考古学者たちは、「太陽」だと解釈しているようですが、そもそも、「スカラベ」というのは、「フンコロガシ」なので、この球体が、「糞」であっても、おかしくはないはずです。
だとしたら、古代エジプトにおいては、
「太陽」=「大腸から創られた物(糞)」
こういう認識があったのかもしれませんね。
「土人形」について、再度、考えてみましょう。
これは、人類最古の文明と言われている、「シュメール文明」の粘土板に描かれた、「アヌンナキ」のファミリーが、人間を創っている場面です。
どうやって、やったのかは、わかりません。
このあたりからは、「科学」ではなく、「魔法」の話なのです。
抱かれている小さい人間が、「アダム」だと言われています。
シュメール神話によれば、
「神様は、粘土をこねて、人間を創った」
と言われています。
そして、その神話には、粘土板に人類創造の理由が、
「神々が働かなくてもよいように、労働者として人間は創造された」
と、明記されています。
太古の昔、つらい農作業や、治水事業に従事していた宇宙人たち(神々)からは、不平不満が絶えなかったそうです。
「こんなに俺たちを、働かせやがって、どういうつもりだ、コンチクショー」
と怒っていたようです。
神話の続きでは、原初の母なる女神、「ナンム」は、この事態を深く憂慮していたが、当時、「神々の中でも、頭ひとつ抜けた知恵者」と評判の高かった、エンキは、そうともしらずに眠りこけていたそうです。
あるとき、ナンムが、エンキをたたき起こして言ったそうです。
「息子よ起きなさい。あなたの知恵を使って、神々がつらい仕事から解放されるように、身代わりをつくりなさい」
母の言葉に、あわてたエンキは粘土をこねて、人間を創ったそうです。
おかげで、神々に代わって、人間が働くようになり、宇宙人たち(神々)は、めでたく労働から解放されたとのことです。
最高神であるエンキの父「アヌ王」、それから、その兄「エンリル」も、これには大喜びしたようです。
その後、宇宙人たち(神々)は祝宴を開き、したたかにビールを痛飲して、人類創造を祝ったというのが、その内容です。
「旧約聖書」の中でも、
「主なる神は、土(アダマ)の塵で、人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた」
と書かれています。
さらに、
「神は、人をエデンの園に住まわせ、人々がそこを耕し、守るようにされた」
とあります。
神は、土で人間を創造して働かせたのです。
シュメール神話の人類創造ストーリーは、旧約聖書にも継承されています。
ここにも、太古の昔、人間は働くために創造されたと書かれています。
文明発祥の地の古代人たちが、世界中で、そう書き記しているところからすると、それは本当なのでしょう。
これは、私の主観ですが、世界中で、「土人形」は創られたと思うのですが、日本人には、「労働」を喜びと感じたり、感謝したりすることもできる特別な遺伝子が、入ったのではないでしょうか?
「労働」にも、いろいろな種類があります。
嫌々ながら、やらされる苦役で、奴隷の労働もあれば、人々に愛を与え、喜ばれて感謝され、自分も嬉しくなる仕事もあります。
詳しいことは省略しますが、私が今までに、いろいろ調べた結果、日本人は、やはり、特別な民族のような気がします。
私たちは、人類の中でも、ある程度、「宇宙人たち(神々)」に近い存在として、創造された存在だったようなのです。
日本人は、辛い農作業も、昔から積極的に、喜んでやっていたのだと思います。
そして、「苦役」ではなく、純粋に、「喜び」を感じていたのだと思います。
毎日毎日、汗を流して働き、そして、年に数回は、お祭りをして、お互いに喜びあい、神様にも感謝する。
こういう人生を、何万年も繰り返してきたのが、日本人なのだと思います。
これも、その祭りの場面です。
被っている笠の上に、「DNA(遺伝子)」のような模様が、描かれていますね。
まるで、映画、「君の名は。」みたいですね。
もしかしたら、伊勢の土地も、「エデンの園」だったのかもしれません。
田んぼの近くに、「磯部の御神田」と書かれた石碑がありました。
「御神殿」ではなく、「御神田」なんですね。
「田(デン)」は、「エデン」の「デン」の音と関係あったかもしれませんね。
「土人形」には、外国では、そのまま、ズバリ、「ゴーレム」という単語がありますが、日本の「埴輪」や「土偶」なども、それに含まれます。
繰り返しますが、「埴輪」などは、特にそうだったと思います。
「埴輪」に、「生命の源」を吹き込んで、「弥生人」などは創られたのかもしれないと、私は推測しています。
これは、余談です。
いくつかの神話や伝説の中に、「ルシファー」という天使が、登場しますね。
たくさんの解釈があるのですが、一説によると、ルシファーは、かつて、他のどの天使よりも美しく強くて、神に愛されていそうです。
「明けの明星」と呼ばれるくらい、輝くような美しさだったそうです。
しかし、ある日の事、神は、土から人型の2人を造り、「アダム」と「イヴ」と名付けたそうです。
そして、管理や監視に困っていた神は、自身が、最も優秀だと思った、ルシファーに、2人の世話係にしようと、彼に提案したそうです。
しかし、彼は、
「こんな下等な土人形を、なんで、俺様が世話しなくてはいけないんだ?」
と、言って、不満を述べたのだそうです。
神に向かって、初めて反論したのが彼だったのです。
その後、大人しく了承しなかったルシファーに、神が激怒して、それから、天界から、追放されたのだそうです。
それから、「堕天使」になったというのです。
神が、これほど怒ったということは、おそらく、それが、本当のことだったからだと思います。
そして、何か複雑な事情があって、それは、天使たちの間では、「言ってはいけないタブー」だったのだと思います。
こうやって、いろいろ考えると、面白いですね。
「伊雑宮」から、車で数分の所にも興味深い場所があります。
鳥居があり、写真のように、左下に、「上之郷の石神」と書かれていました。
「神の故郷の石の神」という意味ですね。
近くには、「産土神」とも書かれた立て札も立っていました。
「土から人間を産んだ神」という意味ですね。
奥のほうにも、いくつかの立て札がありました。
たくさんの石が、置かれていました。
ここも、聖地だと思います。
そして、おそらく、これらの石たちも、太古の時代、「人間の卵(カプセル)」だったのだと思います。
そして、今は、ただの石に見えますが、その時代には、この石の中から、「土人形」が、石をパカーンと割って、生まれてきて、それから、人間として動きだしたのかもしれません。
「人間は、土から生まれた」
こういう明確な記述は、日本では少ないです。
しかし、日本には、大昔から、「産土神」と言って、「産土信仰」というのがあります。
「ウィキペディア」には、だいたい、こういうふうに書かれています。
産土神(うぶすながみ)は、日本の神の区分のひとつ。
単に産土ともいう。
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指し、その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても、一生を通じ守護してくれると、信じられている。
産土神への信仰を、産土信仰という。
私は、「産土神」の本来の意味は、
「神が、土から人間を産んだ」
これだったと思います。
そして、このことは、これからの日本でも、もう一度、見なおされてくると思います。
特に、スピリチャル業界では、今でに、人間の霊的な部分にばかり、焦点を絞ってきました。
「愛」
「光」
「霊」
「神」
こういう単ばかりを、考えることに、偏っていたのです。
ですが、これからは、もっと物質的なことや肉体的なことにも、言及したり考えたりすることも必要になってくると思います。
「脳」
「筋肉」
「内臓」
「排泄物」
このあたりのことも、視野にいれて、トータルな人間像を考えることが、これからは、さらに重要になってくると思います。
人間という存在は、「霊体」と「肉体」の両方が、同じくらい大切なのです。
5月から6月にかけて、私は、京都府、鳥取県、島根県、千葉県を、主にまわりました。
他にも、いろいろまわったのですが、この4カ所を重点的にまわりました。
その中でも、特に、丹後半島で、いろいろな探索をしました。
次回は、まずは、丹後半島に行った旅の話題です。
お楽しみに!
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