精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

キリスト教とサッカーによる植民地支配

世界中を熱狂させた、「2018サッカーW杯ロシア大会」も終わりましたね。

私は、忙しくて、日本の試合も含めて、まったく観てなかったのですが、都内のサウナの中のテレビで、フランスが優勝したというニュースを、ちょっとだけ見ました。

 

タイムリーな話題だと思うので、世界史における、「サッカーの歴史」について、再掲載します。

 

 

私は、一人で過ごす時間が長いのですが、その大半の時間は、カフェでの読書です。
他には、DVDを借りてきて、家でゆっくりと映画鑑賞することも多いです。

その中では、友人から薦められた作品を借りてきて観た後、その友人と、その作品について感想を語り合ったりすることが、とても楽しいです。


以前に、映画「沈黙 ーサイレントー」を観ました。
これは、有名な遠藤周作さんの小説、「沈黙」を原作として、外国の監督が作った作品だそうです。

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舞台は、17世紀、江戸時代初期―に、ポルトガルで、イエズス会の宣教師である、2人の神父が、日本行きを決意する場面から始まります。
日本でのキリスト教の布教を使命としていた師匠が、日本で棄教したという噂が届き、その尊敬していた師が棄教したことが、どうしても信じられず、それを確かめるために、2人は日本へ渡るのです。


2人は、中国で、日本人のキリシタンの男の手引きにより、日本に密入国します。
そこでは、隠れキリシタンが、奉行の弾圧に苦しみながらも、信仰を捨てずに、祈り続けていました。
2人は、村人達と交流を交わし、布教活動を行っていきます。


しかし、キリシタンが、村に潜んでいることを嗅ぎ付けた長崎奉行が、村に訪れ、2人の宣教師の身柄を要求します。
村人達は、必死に匿うのですが、代償として、敬虔な信者であった村人たちが人質となります。


奉行は、踏み絵などを強要したりして、キリシタンをあぶりだし、処刑します。
自分達を守るために苦しむ信者達を見て、主人公の宣教師は苦悩します。
「なぜ神は、我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか?」

だいたい、こういうストーリーです。


磔にされたキリシタンたちです。

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踏み絵です。

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歴史について考察する場合、いろいろな角度から見なくてはいけません。
一方的で偏った視点からでは、真実は見えてこないのです。

この映画は、
「善良なキリシタンたちが、日本の悪い武士たちに弾圧されて、それを見た外国から来た宣教師たちが苦悩する」
こういう前提で、ストーリーが作られています。

でも、ここで大切なことは、
「どうして、この時代に、武士たちは、キリシタンたちを弾圧したのか?」
その理由を知ることです。

 


世界地図を眺めていて気がつくことは、「国境」の存在です。

「アフリカ」と「中近東」に描かれている国境線を見てください。

何か感じませんか? 

それは、

「アフリカと中近東の国々の国境が、直線で描かれている」

ということです。

 

私たちは、これを何気なく見ているのですが、よく考えてみると、これは極めて不自然な国境なのです。

通常、他の国々などは、海岸線か山脈、河などに沿って、国境線は線引きされるものです。

結果として、その線は、「曲線」になります。

 

それに対して、「アフリカ」と「中近東」の線が、「直線」なのは理由があります。

それは、「アメリカ」の存在です。
アメリカは、自分の国の州も、直線で分けていますが、外国に対しても、こういう強引な価値観を押しつけているのです。

結論から言うと、

「アフリカや中近東の国々の国境は、アメリカを拠点に世界を支配している人たちが、自分たちの都合で、アメリカ流に勝手に強引に引いた線である」

ということです。


地球という惑星は、欧米人など、先進国といわれている国々に住んでいる人たちの侵略の歴史だと、言ってもいいと思います。

それは今でも、「直線」で表現されている「国境」に現れています。

 

おそらく、「アフリカ」や「中近東」に、住んでいる人たちは、そのような強引な「国境」は、望んでは、いなかったのではないかと、考えています。

21世紀に入っても、地球は相変わらず、「弱肉強食」の社会に変わりはないのです。

そして、いつの時代でも、自由を満喫できるのは、一握りの権力者たち、逆に、圧倒的多数の貧しいものたちは、一生不自由な生活を余儀なく強いられています。

 


不自由な状態の極めつけとして、「奴隷制」があります。
これを、生み出したのは、主に、現在の欧米人です。

 

もともとは、政治家であり、スポーツ人類学者でもある、松浪健四郎先生が、昔、著書の中で、面白い話を書いていました。

 

松浪先生の話によると、昔、欧米人が、インドや中南米、アフリカなどに植民地政策のために進出した時、いろいろと「策」をつくったそうです。

 

そのやり方は、いきなり、軍隊で攻め込むと、奴隷にしたい民族も抵抗するので、まずは、キリスト教の宣教師を送り込み、

「私たちはあなた方の味方です。私たちは皆、神の子です」

という「隣人愛」の教えを説き、そこの土地の人々と仲良くしたのだそうです。

 

それから教会などを建て、さらに「愛」を説いたそうです。

しばらく、「お祈り」などを、そこの土地の人々に教えるのですが、だんだん、皆が、この「お祈り」に飽きてくるのを見計らって、今度は、「スポーツ」を教えたそうです。

そのスポーツは、全員で楽しく協力してやるような、「サッカー」のような「球技」である場合が多かったようです。

 

その時、大切なことは、欧米人は決して、現地の人々と一緒にプレーすることはなく、あくまでも、試合のルールを教える、「審判(レフリー)」になるということだったそうです。

そして、そのルールの中に必ず、

「審判の命令には、絶対服従」

「雨の日でも、試合続行」

という、二つのルールを入れたそうです。


その後、その土地の皆が、スポーツの勝敗に夢中になっている間に、少しづつ自国の軍隊を入れて行き、その土地の人々を圧倒的な軍事力で支配するようになったそうです。

そして、ある時点で、「スポーツ」をする時間を少なくし、過酷な「農作業」などをやらせるように、切り替えたのだそうです。

 

その時の、農場の現場監督には、サッカーなどのスポーツで、「審判」をやっていた欧米人に、やらせたようです。

現地の人々は、逆らおうにも、「スポーツ」のゲームを通して、

「審判の命令には、絶対服従」

というルールが身についているので、「審判」である「現場監督」の命令の一言に、逆らえなくなっていたようです。

 

この時点で、完全に洗脳が成功していたのです。

さらに、

「雨の日でも、試合続行」

も身についているので、雨の日でも、農作業するようになったようです。

 

今でも、「サッカー」や「ラグビー」などの球技には、

「審判の命令には、絶対服従」

「雨の日でも、試合続行」

というルールが残っています。

これは、昔の欧米列強が、未開の民族に対してやった、植民地政策のなごりなのだそうです。

 

子供の頃から、

「どうして、サッカーは、雨の日でも試合しているんだろうか? サッカーの選手たちは、そんなに風邪をひきたいんだろうか?」

と疑問に思っていたのですが、こういうことだったのですね。

 

まとめると、欧米人の植民地支配は、「キリスト教」と「サッカー」と「軍隊」の3点セットで、行われたということです。


サッカーで、雨の日でも試合する理由は、植民地支配の時代にあったのですね。

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昔の日本も、他の国々のように、植民地にされそうになったのですが、その当時、日本にいた織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの武将たちが、この策略をすぐに見抜き、宣教師たちが来日した時点で、これを阻止するように動いたようです。

 

日本の場合、最初の「キリスト教」が入ってきた時点で、気づいたそうです。

だから、「キリスト教の弾圧」というのをやったのです。
意味なく、弾圧していたわけではないのです。

 

1990年代から、日本中がサッカーに夢中になって浮かれていますが、ご存知のように、この間に、少しづつ軍備の増大が進んでいます。

さらに、いつのまにか、日本の大企業のオーナーが欧米人になり、命令に絶対服従させられ、雨の日にも、営業回りをやらされて、苦しんでいるサラリーマンも大勢います。

日本人の皆さん、今こそ、こういう本当の歴史を学び、欧米人たちの狡猾な罠を見破れる眼力を、身につけてください!

そうしないと、日本は大変なことになります。

 

 

日本とキリスト教の関係を、もう少し書いておきます。

 

先進国の中で、日本は極端に、キリスト教徒(クリスチャン)が、少ないです。

いろいろな統計がありますが、ある統計によると、いわゆる本当のキリスト教徒は、国民の1%だという統計もあるようです。

ほとんどの人は、

「日本人は、宗教に寛容だから」

とか、大昔の自然崇拝などの思想で説明しますが、本当の理由は、もっと別のところにあるようです。

 

1549年以降、ヨーロッパから、フランシスコ・ザビエルなど、たくさんの宣教師が日本に来ましたが、実は一番最初に、日本の大名たちと宣教師たちは、通訳を交えて、とことんディスカッションしたことがあったそうです。

 

この記録は、広く知られていないようですが、そのときの議事録のようなものが残っているそうです。
内容は、だいたい、こんな感じだったそうです。


大名たち:「キリスト教とは、いななる宗教であるのか?」

宣教師たち:「キリストを信じてください。信じなければ、神から悪人とみなされ、地獄に落ちます。信じれば、神から善人とみなされ、天国に行けます」

大名たち:「キリストを信じなければ、悪人で地獄行き? 信じれば、善人で天国行き? 何を寝ぼけたことを言っているんだ。私たちの日本という国には、あなたたちが来る前から、立派な先祖たちが、たくさんいたぞ。彼らは、キリスト教などまったく知らない。では聞くが、彼らは皆、悪人だったのか? 皆、地獄に落ちたのか? ちゃんと答えてみよ!」

宣教師たち:「う~ん」

これでディスカッションが、終わってしまったそうです。


その後、1612年に、徳川幕府が、「キリスト教の禁止令」を発令したようですが、1706年に、再び、イエズス会士のシドッチという宣教師が、鎖国下の日本に布教するために、マニラから屋久島を経由してやってきたようです。

長崎で捕まり、江戸に連れてこられたことがあったようですが、新井白石という儒学者に、取調べを受けた記録が残っているそうです。


ここでも、似たような展開になったようです。


白石:「キリスト教の神について、説明してみよ」

シドッチ:「私たちが信仰している、キリスト教の神は、全知全能の神です」

白石:「全知全能の凄い神ならば、なぜ何千年も前に、日本に来ていないのか? 今頃、のこのころ来ること自体が、全知全能ではないのではないか?」

シドッチ:「う~ん」


ここでもこれだけで、ディスカッションが終わったようです。


後に、新井白石は、「西洋紀聞」という書物の中で、

「宣教師のシドッチという人物は、天文や地理や化学など、どんなことを聞いても、なんでも知っている凄い人物であったが、宗教の知識は、ほとんど馬鹿みたいに単純であった。キリスト教という宗教は幼稚な宗教である」

という感想を書いているそうです。

 

欧米の宣教師たちは、他の国々は、恐怖心を煽って、洗脳することに成功したのですが、日本だけは洗脳できず、逆にディスカッションで、ことごとく簡単に負けてしまったという歴史が、残っているようです。

 

ちなみに、私自身は、「キリスト教」の教え自体は、大好きです。
素晴らしい教えも、たくさんあることも知っています。

ただ、世界史の中では、いろいろと悪いことに道具として、利用されてきたという事実も、頭の隅っこに置いておくと、いいと思います。

 

日本人は昔から、とても頭のいい民族のようです。
それは、その当時の宣教師たちが、本国に送った手紙などにも、史実として残っているそうです。

 

その当時のヨーロッパの宣教師たちは、いろいろ日本の庶民の生活を、見て歩いたのだそうですが、その中で一番驚いたのが、「将棋」だったそうです。

 

日本の庶民が、「将棋」を指しているのをみて、ルールを聞いたところ、すぐに、ヨーロッパにある、「チェス」と同じようなものだと理解したそうです。
しかし、その後にすぐ恐怖を覚えたそうです。

「自分たちの国では、チェスは、王様や貴族しかやらない。それを東の果てにあるこんな僻地の国では、一般大衆が暇つぶしにやっている。こんな平均知能の高い民族は初めて見た。自分たちの国はいつか、この日本という国に負けるかもしれない…」

こう思ったそうです。


私たちは、「日本」という国に、もっと自信と誇りを持つ時期に、そろそろ来ているような気がします。

マスコミなどを使った、間違った情報操作に惑わされずに、「真実」を見つめる目を、持ち続けたいですね。

 

 

 

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