精神世界の鉄人

UFOやチャネリング、霊、輪廻、超古代文明などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

ターニングポイント

現在、たくさんの方が、人生の転機を迎えているようです。
私の周囲にも、結婚や離婚、再婚などをする方が、増えています。
また、就職、退職、転職、入学、卒業、入院、退院、起業など、大きく人生が変わった人も、たくさんいます。

そして、私自身も、人生の転機が訪れていますが、まあ、詳しいことは、そのうち書きますね。
とにかく、今の時期は、地球全体でも、今までの古い価値観が、新しく生まれ変わる胎動を、始めたような気がするのです。


誰でも、ある程度生きてきたら、1度や2度は、
「もうダメだ…」
と思ったことがあったと思います。
病気だったり、事故、事件などに遭遇したこともあると思います。
想像もできなかった、酷い人間関係に巻き込まれて、傷ついたリしたこともあると思います。
そういうことを乗り越えて、今、生きているのです。
人間というのは、生きているだけで、凄いのだと思います。

 


どんな人でも、人生の節目において、「ターニングポイント」、つまり、転換点や分岐点、マラソンでいえば、「折り返し地点」に立つことがあります。

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昔、ドイツの思想家、ルドルフ・シュタイナーという人物は、人間の人生の流れを、「7年サイクル」で考えたそうです。

ご存知のように、「7」という数字は、「聖なる数字」ですが、人間の人生にも、そのリズムが影響を与えているようです。

 

その当時は、平均寿命が70年くらいだったので、

「人生は7年のサイクルが、だいたい10回繰り返えされるもの」

だと考えたそうです。

そして、興味深いのは、そのサイクルも、最初の5サイクルを前半戦。
次の5サイクルを後半戦というかたちで、さらに大きく二つに分けて考えたそうです。

 

「7年ごとに、ステージが上がる」

と表現しても、いいと思います。

0歳。7歳。14歳。21歳。28歳。35歳。42歳。49歳。56歳。63歳。70歳。

という感じですかね。

0歳~35歳が、前半戦。

36歳~70歳が、後半戦ということですね。

 

さらに細かく、「シュタイナーの人生設計」を紹介すると、こういうかんじで捉えていたようです。


<シュタイナーの人生設計>


誕生から7歳まで・・・自分を世界に開き、周囲の世界を反映する時期

7歳から14歳まで・・・世界のいろんなことに、興味を抱く時期

14歳から21歳まで・・・自立に向かい、判断力を形成する時期

21歳から28歳まで・・・希望に満ちて溌剌としているが、自意識過剰にもなる時期

28歳から35歳まで・・・理知的に自己を吟味する時期

35歳から42歳まで・・・現実的に自分の本当の価値を探求していく時期

42歳から49歳まで・・・人生の本当のテーマを考える時期

49歳から56歳まで・・・そのテーマを実現する方法を考える時期

56歳から63歳まで・・・そのテーマを実行する時期

それ以降・・・・・・・すべての課題から開放されて、自由に生きる時期

 

シュターナーは、誕生から35歳までの人生の前半戦は、「カルマの清算」だと、考えていたようです。

つまり、

「過去生において、犯した罪の償いをする時期」

なのだそうです。

「過去生でやったことを、引きずる時期」

と、言ってもいいかもしれません。

したがって、この時期は、運命に翻弄されながら、なかなか自分の思ったとおりのことが、できないのだそうです。

ちょうど、刑務所の囚人が出所しばかりで、まだ保護観察がついているようなものです。

ですから、この時期は、自分にピッタリの仕事、つまり、「天職(ライフワーク)」などは、なかなか見つからないということです。

また、この時期は、親や先生、先輩、親戚、友人など、世の中の人々から、いろいろとお世話になり、「恩を受ける時期」なのだそうです。

つまり、「依存する時期」だということです。
「甘えてもいい時期」という表現もできます。

したがって、独立も、なかなかできないということです。
「下積みの時期」といっても、いいかもしれません。
辛くて我慢が必要な時期です。

 

そして、36歳。

この時期が、大きなターニングポイント(転換点)、マラソンでいえば、折り返し地点に、なるそうです。

ここから、人生の流れが、180度変わるそうです。

36歳からの後半戦は、「ダルマをつくる時期」なのだそうです。

「ダルマ」という単語を、ちょっと説明すると、

「カルマが、悪いことをした結果、返ってくることに対して、良いことをして、出てくる結果のこと」

をダルマというそうです。

その「ダルマを、つくる時期」というのは、もっと具体的に言うと、

「来世への準備をする時期」

なのだそうです。

「来世への徳を積む時期」

といっても、いいですね。


この時期になって、ようやく、本当の自分の人生が始まるのだそうです。

カルマの清算や罪の償いも終わり、この頃から、人生のハンドルを自分で握って、自分の思うままに生きることが、できるようになるそうです。

ちょうど、脱サラして、独立開業する人も、この年齢が、多いかもしれません。
「天職(ライフワーク)」も見つかり、人生が充実してくる頃です。

そして、この時期から、いままでにお世話になった人へ、恩返しをしたほうがいい時期でも、あるようです。
今までの下積み時代に培った能力で、世の中をよくしていこうと、具体的な行動に入る時期ですね。


このように、人生において、前半戦と後半戦は、まったく違う生き方に、なります。

正反対なのですね。

「魂的には、前半戦までが、子供の時期。後半戦からが、大人の時期」

だと言い換えてもいいと思います。


現代の日本は、平均寿命が、80~90歳になってきているので、このターニングポイントも、少しずれているかもしれません。

つまり、魂が成熟して大人になる、「ターニングポイント」の時機が、平均して、40~45歳くらいになっている可能性があるということです。


これは、個人差が大きいのです。

人によっては、10代の頃に後半戦に入る人もいます。

例えば、野球のイチロー選手、フィギュアスケートの真央ちゃんなどは、早い時期に後半戦に入った人だと思います。

幼少の頃から、

「自分の人生は、この道を歩むべきだ!」

と確信している人たちですね。

 

極端な例をあげると、モーツアルトなどは、3歳くらいから、音楽の才能を発揮して、5歳で作曲したそうですね。

また反対に、遅咲きで、60歳や70歳で、ようやく後半戦に入る人もいます。

有名なのは、「KFC」のカーネル・サンダース氏は、65歳から世界的に大成功をしています。
それまでは、苦労の連続で下積みだったようです。
64歳までは前半戦で、65歳から90歳までが後半戦だったみたいですね。


さらに極端な例では、ちょっと前に、日本の「きんさんぎんさん」という双子の姉妹がいました。
彼女たちは、なんと、100歳デビューです!
100歳になって、「金と銀」をイメージさせる縁起のよさそうな名前と、双子ということ、さらに、ユニークなキャラで、ブレイクしましたね。

もしかしたら、彼女たちは、99歳までが前半生で、下積みだったかもしれません。
100歳から107歳くらいまで、日本中に笑顔とハッピーを広げ続けました。
まさか、自分たちの才能が、「長生き」だったとは、若いころには想像もできなかったでしょう。

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世間は、若くして才能が開花した人を、大げさに称賛するので、ある程度どの年齢で、まだ自分の才能がわからない人たちが、これまた必要以上に焦ったり、コンプレックスを持ったりするのですが、このように、遅咲きの人も、けっこういるのです。


大切なことは、こういう大きな二つの流れが、人生にはあって、それぞれの流れが、まったく違う性質をもっているということを、認識することです。

そして、

「自分は、今、どこの流れに、いるのだろうか? 前半戦の最中だろうか? それとも、ちょうど、ターニングポイント(転換点)だろうか? 後半戦に入っているのだろうか?」

と意識することだと思います。

 

これを見極めないと、まだ前半戦なのに、自分の天職をすぐに見つけようとして焦ったり、まだ準備ができていないのに、いきなり親元を離れて独立しようとしたりして、バランスを崩しやすくなると思います。

反対に、もう後半戦に入っているのに、いつまでも、自分に向かない嫌な仕事を、ダラダラと続けたり、親や世の中に甘えていても、バランスを崩しやすくなるということです。

 


7年ごとに訪れるステージですが、いくつか特徴があるようです。

一番の特徴は、「友人関係の総入れ替え」が起こるということです。

いままでに仲よく遊んだり、話をしていた友人たちと、ある日を境に急に話が合わなくなる。
喧嘩してしまう。

なぜか心や気持ちがすれ違う。

お互いに急に波長が変わるので、今までの関係が維持できなくなのです。

 

特に前半戦から後半戦に変わる、「ターニングポイント(転換点)」では、急激に人間関係が変わり、あまりの変化に戸惑ったり、ショックを受けたり、ボロボロに傷つく人も多いようです。

それぞれの人が、それぞれ、自分の次の段階の学びに行くのです。

「ネクストステージ」への移行ですね。


コンピューターゲームなどを、やったことがある人は、わかると思いますが、冒険型、シューティング型のゲームの場合、いろいろな「モンスター」を倒しながら、ステージが、「ステージ 1」から、「ステージ 2」、そして、「ステージ 3」というように、それぞれステージが上がっていきます。

 

そしてかならず、それぞれのステージが終わる頃に、今までの小物のモンスターではなく、でっかい、大物のモンスターが、でてきます。
大物の敵が必ず出てくるのです。
この大物のモンスターは、かなり手ごわく、なかなか倒れてくれません。

 

でも、なんとか頑張って倒すと、派手な轟音をたてて消えていくのですが、その後、たくさんのボーナスポイントがもらえて、次のステージに進めます。

人生も、もしかしたら、そういう筋書きを自分で描いて、生まれてきているのかもしれません。


自分の経験からも、だいたい7年ことに、大きな病気や事故、友人とのトラブルなどが起こります。

そして、それから、人間関係や仕事が大きく変わって、自分のステージが、変わったことに気づかされます。

そして、ステージが変わると、以前よりも格段に楽しく面白くもなっています。

宇宙から、ボーナスポイントをもらっているみたいです。

 

ここ数年は、たくさんの人が、ターニングポイントを迎えているようですが、この時期は、特に一番巨大なスーパーモンスターが現れます。

大災害、大病、大事故、大失敗、大失恋、大トラブル、大借金なのです。

いろいろ大変なことが起こる人が、多いようです。

これは、大きく変わるチャンスでもあります。

一番高く飛べるときでもあるのです。

 


ターニングポイントを迎えた時に、よく起こることですが、たとえば、それまでの会社勤めを辞めたくなったとします。

「独立したい!」

と思う時期ですね。

でも、大半の人は、なかなか踏ん切りが、つかないでしょう。

 

それで、毎日、悶々と悩むのですが、そういう時、神様がその悩んでいる人に使者を派遣します。

その使者は、この世界で、「エンジェル(天使)」と、呼ばれることもある存在です。


ただ、私が、これから話すのは、精神世界が好きな人たちが、イメージするような、「背中に羽が生えたエンジェル」とは、ちょっと違います。

直接、そういう存在が現れて、メッセージを伝えることもありますが、ここでは、違う話をします。


例えば、小学校では、勉強を一生懸命やっても、逆に、怠けていても、6年たったら、誰でも卒業できます。
卒業式で、校長先生から、全員が卒業証書をもらえるのです。
中学校でも、生徒会長も不良も、3年たったら、誰でも卒業証書をもらえます。

 

でも、社会にでて就職すると状況は変わります。

会社などの組織というところは、自分で、
「卒業(退職)しよう!」
と決意しない限り、定年退職まで、ダラダラとすごしてしまうところなのです。

自分の勤めている会社や他の組織が、自分にピッタリで、素晴らしい場所であれば、それでもいいのですが、そうじゃない場合は、かなり苦しい人生になります。


そういうとき、ある時期、だいたい7年ごとの節目の時が多いのですが、エンジェル(天使)が、自分の目の前に現れるのです。

尊敬できるリッパな人間として現れることも、たまには、あるのですが、ほとんどの場合は、

「この野郎!!」

と叫んで、思いっきりブン殴りたくなるくらい嫌な奴として、目の前に現れます。

特に、人生の後半戦に入る前の「ターニングポイント」のときには、とびっきり嫌な奴が、現れます。

もう殺したくなるくらい、ムカつく奴に出会う人が多いと思います。


自分の場合も、サラリーマン時代、最悪のムカつく上司に出会いました。

いまでも、よく我慢して殴らなかったなと、不思議に思うくらいです。

それくらい嫌な人でした。

でも、その人のおかげで、その会社勤めをやめることができたのです。

今では、もうあの頃のようなサラリーマンのライフスタイルをやろうとは思いません。
強烈なトラウマとなって、最悪の記憶として心に残っています。


だから、現在のような独立開業ができたし、自分の本当に好きな仕事で、メシを食っていけるという、最高に素敵な毎日を送っていくことができるのです。

本当に、あの上司は、私にとって、最高に素敵なエンジェルだったのだと、今は思います。

ひたすら、あの人に感謝です。
その当時の嫌な仕事、苦しい恋愛、最悪の経済状況、最低の人間関係にも感謝です。

これらの「モンスター」も、実は素敵な「エンジェル」だったのですね。

 


人生は、素敵なゲームみたいなものですね。

モチベーションを維持するために、人生に飽きてきた頃に、次の面白いステージが、自然に目の前に現れるようになっています。

 

また、見せ場や感動をつくるために、いろいろな「モンスター」まで、用意されています。
勝って倒せば、いろいろなボーナス得点も、もらえるようです。

さらに、神様の粋な計らいで、

「そのモンスターたちが、実は、本当はエンジェルたちでもあった」

という素敵なオチまでついています。
憎い演出というやつです。


現在、人生の「ターニングポイント」にいる、たくさんの人に、エールを送ります。

あと、もうちょっとで、楽になりますよー!

もうすぐ流れが変わりますよー!!

 



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